プロが教えるわが家の防犯対策術!

この歌詞が難しくて何を伝えたがっているのかわからないんです。
これを理解しなければ彼の心境?とかに近づけない気がして。
カテゴリーが一見違うようですが、恋愛的に解明して頂けませんか?
歌詞の内容を載せられませんが、ご存知でこれはこういう歌なんだよと
主人公の言いたい事など教えてください。

A 回答 (1件)

長渕マニア、という程でもありませんが、僕は長淵剛さんの作品は普通に好きです。

高校の時に友達が「とんぼ」を歌ったのを聞いて感銘を受けました。(それまでに「乾杯」とか「長渕映画」とか知ってたんですけどね。でも、「長渕」を意識し始めたのはその時が始めです)
そんな程度で申し訳ありません&「空」はこの質問文を見て気になって調べてみた感じなのですが、僕なりに解釈してみたので参考になれば嬉しいです。



まず、一番の歌詞は非常にありふれた街の一角を描写しているようです。
「ビタミン臭ぇ真っ黄っ黄のしょんべん垂れりゃ」から受ける印象は「中の下」に属する人間の営みといった印象です。焼酎の栄養ドリンク割りでも飲んだのでしょう。きっとやりきれない事に日々打ちのめされているのかもしれない。
そしてそれを見ている男が一人。「どこかの馬鹿っ面の男」というのはつまり、「俺の事を(事情も含めて)何にも知らない奴」という印象。そして「やりきれない程悲しい目」というのは非難がましい目という事でしょうか。やはりしている事はいけない事ですからね。(もしかしたら、そこはその男の家なのかもしれない)そして遠巻きに見ているという印象も受けます。

次に続く歌詞は、多分主人公とその馬鹿っ面の男の両方に向けたメッセージではないでしょうか。
相手の事に対する思い遣り(相手の立場に立って考えるという事)が足りてないんじゃないのか?自分の今してる事を振り返ってみた事はあるのかい?と、主人公と馬鹿っ面の男の両方に対して言っているのだと思います。(主人公は誰かが困るかも知れないのに立ち小便をしている。男は主人公の醜態を主人公の事情も計る事無くただ見ている。)
そして、それならほっといてくれ、騒ぎ立てるぐらいなら帰ってくれというメッセージなのだと思います。


2番は1番で言いたい事をもっとストレートに表現しているように感じました。
”泣いている奴がいる。悩んで苦しんでいる奴がいる。でも周りの奴らはそいつを助けるでもなく「そんな事で悩むな」「俺もそういう事で悩んでた事あった。でも、みんな乗り越えてきたんだ」とか「周りを見てみろ。立ち止まるな」としか言わない。違うだろ。見ろ。今そいつは泣いているんだ。苦しんでいるんだ。御託並べるより助けてやれよ。そいつの味方になってやれよ。お前らだって自分一人で乗り越えられたわけじゃねぇだろ?誰かに助けてもらったから今そこにいるんじゃねぇのかよ?”
とこういうメッセージなのだと思います。
「朝の光が・・・」は、「暗い路地裏」つまり吐き出せる場所や逃げ場(ネガティブな意味で)もいつかは消えてしまう。いつか涙を隠す事も出来なくなる、という意味なのかなぁって気がしました。ある意味、僕らはそういう無関心さに救われている部分もあるから。ただ、それさえも出来ない状態は辛くないですか?みんなに涙をさらすのって辛くないですか?そうなる前に、それを見たならまずは涙をふいてやりなよって事なのかなぁ?って解釈しました(これについてはあまり確信はないです。なんとなくそう思うだけで)。
そして、御託並べるしか出来ないならむしろ蹴っ飛ばしてくれ、そういうしがらみのなかったいつかの空に放り出してくれ、それで良いんだ、もうわびるな、というメッセージなのだと思います。


サビは、多分「ぶらさがり生きるものたち」(つまりこの社会に生きる我々、多分長渕自身も含む)に向けたメッセージ。その文からの続きなのだと思います。
このサビの歌詞は、ぶらさがり生きる事を否定しているのではないと思います。むしろ、それを認めつつ(一人では生きていけないという事)でもそれでも”流されるな”という事を言いたいのかなぁ?と思います。




この解釈は僕自身の生き方を振り返っての解釈です。多分、この歌を聴く人各々によって違った解釈があると思う。なので、質問者さん自身にも何とか解釈して欲しいです。その情景を思い浮かべれば何かそれについて貴方自身感じる事があるのだと思います。(何も感じないとしてもそれはそれで一つの感じ方。別に良いと思う。)
多分、長渕さん自身の心情とはこの解釈は違うんだと思います。
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この回答へのお礼

Tori_30さん、こんな妙な?質問にこんなにご丁寧に繊細に解かり易く
本当にありがとうございました。
歌詞がすぐ解かる様にURLを貼り付けようとしたのですが、うたマップの歌詞がWebにどうしても出なくて
載せられませんでしたのに、わざわざ探して下さったりされたのですね。お手数ありがとうございます。

普段から私はカラオケなどで歌詞の意味が解からないと歌えないといった傾向にあります。好みは歌詞重視でメロディはその次ですかね。
「空」は・・こんな・・素直な気持ちの暖かな詩だったのですね・・(ToT)
私は・・勘違いしてました。
「俺はこんなんだ!ほっといてくれ!かまうな!」という攻撃じみた詩なのかと・・・。
ある種、彼がウザがってる様な時にこれを(私へ?)歌うのかと・・。
時折私自身への自信の無さに情けなく思いながら聞いてるとそのように聴こえていたのかも知れない。

>>2番は1番で言いたい事をもっとストレートに表現しているように感じました。
ここからのご回答、凄く感銘を受けました。詩の意味がこんなイメージだったのか、そしたらこれは彼の声なんじゃないか?
私の事も含めまたは関係無しに自分で自分に言い聞かせてるような感じがしました。
はたしてメロディ重視だと言う彼がここまで詩を解釈してるとは思えませんが、
何か本能で歌ってるような、気持ちがなんとなく見え隠れしています。

感銘を受けたのはTori_30さんにもで、ここまで歌詞を解釈されてるのかと感動しました^^。
確かに解釈は人それぞれでひとつの詩を全く違う解釈で歌ってみたりという事も私はあります。
しかし、ご丁寧なご回答でひとつのイメージは掴めました。
本当にありがとうございます。長渕さんの曲では他にも解釈、イメージしたい曲がありますので、また質問しましたら
(運よくここでお目に留まりましたら^^;)またよろしくご回答下さればありがたいです^^。
ほんっとにありがとうございました!(*^_^*)

お礼日時:2006/11/26 10:52

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