混声合唱曲「心の瞳」で理解できない文脈があります。

坂本九さんの遺作となったという、荒木とよひさ作詞、三木たかし作曲「心の瞳」の歌詞で理解できない部分がありますので、ご教示ください。

一番の歌詞
1 心の瞳で　君を見つめれば
2 愛すること　それがどんな事だか　わかりかけてきた
3 言葉で言えない　胸の暖かさ
4 遠回りをしてた　人生だけど　君だけが　いまでは
5 愛のすべて　時の歩み　いつもそばで　わかち合える
6 たとえ明日が　少しずつ　見えてきても
7 それは生きてきた　足跡があるからさ
8 いつか若さを　失くしても　心だけは
9 決して変わらない絆で　結ばれている

６、７行目の文章が理解に苦しむ箇所です。
「明日が見えてくる」というポジティブな文言が、「たとえ・・・ても」というネガティブな表現で修飾されているので、あたかも「ここまで生きてきたんだから、明日が少しずつ見えてきても、そんなことは気にするな」という文脈に取れ、言わんとするところが分かりません。
「明日が少しずつ見えてくる」とはどういうことなのでしょうか？
まさか「老い先の短さが見えてくる」ではないと思いますが・・・。
「たとえ」でなく「もしも」であれば、「今までの経験がものを言って、先のことが見えてくる」と、素直に理解できるのですが・・・。

No.2 ベストアンサー 回答者： bagus3 回答日時： 2023/07/23 08:50

質問文では１番だけですが、全部の歌詞を見て考えますに

「たとえ明日が　少しずつ　見えてきても」は、
あなたが書いているように「人生の終わりが見え始めてきても」と
いうことだろうと思います

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
やはりこの場合の「明日」は、「残り少ない人生」ということになるのでしょうか。
そうなると、坂本九さんがこの歌のレコーディングを終えて間もなく、御巣鷹山での飛行機事故に遭遇して他界されたことを暗示するような内容とも受け取れ、感慨深いものがあります。

お礼日時：2023/07/23 21:10

No.1 回答者： bagus3 回答日時： 2023/07/22 22:38

歌詞はセンスです。

文章ではないので理屈では
割り切れません
分析するんじゃなく味わうんです

同じ坂本九さんの歌詞で「上を向いて歩こう　涙がこぼれないように」
なんて、涙がたくさん出れば上を向いていてもこぼれ落ちるだろう
「幸せは雲の上に　幸せは空の上に」そんな高い所に幸せは
ないだろう。
谷村新司　すばる「目を閉じて何も見えず」
見えないなら目を開けろ

この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
おっしゃることは分かります。
例に挙げられた言葉も違和感なく受け取れます。
しかし、私が提起したのは理屈を抜きにしても感覚的に分からないのです。

お礼日時：2023/07/23 08:32