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メガーテスターは高電圧をかけて絶縁抵抗を測定する機器ということまで理解しているのですが、そうすると、プローブの+と-をショートさせたとき、高電圧がプローブに掛かり、大電流が流れて一気にケーブルが断線してしまうのでは・・・と、想像してしまいます。

実際そうはならないことは知っているのですが、なぜなのでしょうか?
火花すら発生しないのはなぜでしょうか?
本当に感電すると危険なのでしょうか?

また、メガーテスターのプローブを水につけると、水の電気分解など起こさせたり出来るのでしょうか?

A 回答 (2件)

>電流制限をする高抵抗が入ってるというのは、短絡させた時のみ働くような回路になっているのでしょうか?



いいえ、電流制限抵抗は、常に入っています。

あまりはっきりした画でなくて申し訳ないのですが、一番下のメーターの画面を見てください。
(もしはっきり見えなかったら、別の画像を探してきます。(^_^;))
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e61 …

メーターの中央(1/2)が[20MΩ]と読み取れるでしょう?

一般に、このような目盛りになっている抵抗計は、「中央値が内部抵抗(電流制限抵抗)」と考えられます。
これは、抵抗計の原理(電源(+)→メーター→電流制限抵抗[Ri]→被測定抵抗[Ro]→電源(-)」で構成される回路においては、Ro=Riのときに、指針は中央に来ることがおわかりでしょう。
(簡単な回路ですから、回路図を書いて考えてみてください)

そうすると、R0=0Ω のときの電流値は、
 500V/20MΩ=25μA
と計算されます。

実際には、このメーター目盛りから見て、電流等分割のメーターではないようで、これはメーターの特性を機械的な要素で補正しているのだと思いますが、本質的には大差ないでしょう。

>ある程度抵抗のある人体にそれほど電流が流れるのか?と思ったりもします。

人体の抵抗は、状態、体質にもよりますが、1MΩ(乾いた状態)~10kΩ(汗をかいている状態)くらいの範囲です。
メガーで測れば、ほとんど振り切れるでしょう。

参考URL:http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e61 …
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1.>実際そうはならないことは知っているのですが、なぜなのでしょうか?



メガーの内部には、電流制限をする高抵抗が入っています。
1000Vかけても、流れる電流は微々たるものです。

2.>火花すら発生しないのはなぜでしょうか?

火花が出るには、ある程度のエネルギーと条件が要ります。
(何mJという程度の単位)
また、回路にインダクタンス成分があるときなど、火花がとびやすくなります。(エネルギーの蓄積と放電)

メガーの操作でこの条件(エネルギーとタイミング)を満たすようなことが起きるかどうか断言は出来ませんが、わたしの経験では、火花が出たことは一度もなかったように思います。

3.>本当に感電すると危険なのでしょうか?

感電は怖いです。
かなりの電撃を受けます
人体は10μAくらいから感じます。感じ方の度合いは電圧ではなく電流量と体質で決まります。
(何mA流れるかはオームの法則)

4.>また、メガーテスターのプローブを水につけると、水の電気分解など起こさせたり出来るのでしょうか?

直流ですから、原理的には起こります。
しかし、前述のようにエネルギーが小さいですから、発生する水素・酸素の量は微々たるものでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。回答ありがとうございました。
電流制限をする高抵抗が入ってるというのは、短絡させた時のみ働くような回路になっているのでしょうか?でないと、通常測定時その抵抗で電圧降下が起こっていては意味がないですよね・・。

そう言う意味で、高い抵抗が入っていて電流がほとんど流れないのに、ある程度抵抗のある人体にそれほど電流が流れるのか?と思ったりもします。
量的な問題なのでしょうか・・・

お礼日時:2007/02/07 21:23

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