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現在、みずほ銀行取り扱いのグローバル・ボンド・ポートDコース、為替ヘッジなし年2回配当、配当金再投資、という公社債投信を持っていますが、今日ネットで週次の運用レポートを見ていましたら、この投信のマザーファンドは必ず債券の発行時に額面価格で購入しているのではなく、大体債券市場で購入していることがある、むしろ殆んどもしくは全部を市場より購入しているらしい気がしてきました。

銀行の人が定期では利子が低いからと、また自分もそう思い、株式投信や投資型年金保険をすすめる中なるべくかたくと、みずほ銀行の取り扱いの中からこちらの商品を選びました(こちらのすすめでは、よく理解、納得してない場合は個人向け国債を、とのことですでに国債は購入してます、今回はもう少し冒険を、と思いました)。株式投信にくらべ、リスクは少ないだろうと思いこちらの投信にしましたが、週次レポートをよく読むと、専門用語も結構ありファンドマネージャーは色々気を使って運用しているようで株式投信より難しいものを購入してしまったのかな、って思ってます。

こちらでは、よく理解できない場合、預金や個人向け国債(昨6月に購入しました)をとのことで自分もそう思いましたが、このグローバルボンドポートは難しかったかなーって考えてしまいます。皆様はどう思いますでしょうか?

A 回答 (3件)

ちょっと厳しい言い方になりますが、私なりの意見を書きます。


>株式投信にくらべ、リスクは少ないだろうと思いこちらの投信にしましたが・・・
>・・株式投信より難しいものを購入してしまったのかな、って思ってます。
正にその通りです。
株式以上に難しくしているのは為替の影響です。
為替を読むのはプロでも難しくて、株式変動以上に手に負えないのも事実です。
その他にも、金利上昇に伴う債券価格下落の影響も考えなければなりません。
それをファンドマネージャーが行っており、ある程度理解できるようにしておいた方が良いと思います。

で、何故、株式以上に難しいかと言うと為替の予想はある日突然コロっと変わってしまう事が珍しくない他、金利が高い国にもそれなりの理由が有り、更に色んな市場参加者がいるからです。
世界人口が63億人に対して、日本の人口が1億3000万人程度です。
今、日本人が低金利に困って外債ファンド、南アフリカランド債、FXのスワップポイント狙いの取引が活発に行われている関係で実質実効為替レートが約21年ぶりの円安なのです。
でも、考えなくてはならないのが日本の外債投資家の数と世界人口を比べれば明らかに世界人口の方が圧倒的に多い。
だから、世界の投資家が動けば日本の投資家が為替の餌食になってしまう。
こんなの数の上から言って勝てる理由など無いです。
ファンドマネージャーは色々気を使って運用するのは、プロ同士が戦っている市場なのだから当然の結果なのです。
更に、違った見方をすればプロ同士が戦うって事は、短期的に見れば海外の高金利は市場参加者が誰でも知っているので、金利差を用いて簡単に儲けられないような為替水準に決まってくるとも言えます。
長期的には高金利通貨が下落している事実まであります(理由を書くと長くなるので省略します)。
例えば、金利の高い米ドルならば1$=360円の時代から見れば1/3程度ですし、もっと金利の高い南アフリカランドも15年前の1/3程度にまで下落、凄く金利の高いインドネシアルピアは1998年にはドルに対して1/6まで下落しています。
それから、この円安で美味しい思いをしている企業の株価が1980年代のバブル時の株価を超える凄い株まで登場しているのに対して米国の自動車メーカーは非常に苦しんでいます。
これはある意味危険で、何れかは円安の是正を促すように文句を言ってくる事も予想できます。
だから、金利が高いだけの理由でお金儲けを簡単には出来ないのです。

これが世界の株式だけならば、全て指数に連動させる目的であるインデックスファンドにして10年以上の長期投資をすれば為替差損以上の利益を出せる可能性が高いのですが、債券のリターンは株式ほどではないので、為替の影響が大きくなります。
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この回答へのお礼

返答遅くなり申し訳ございません。yohoushi様の回答、以前よりよく読ませていただいております、難しい話題を経験にもとづいてわかりやすく説明してくださって、本当に勉強になります、ありがとうございます。

>長期的には高金利通貨が下落している事実まであります(理由を書くと長くなるので省略します)
yohoushi様の過去の回答や、今回の回答で理解しているつもりです。
ただ、個人的に日本国内の成熟経済としての通貨として、円は大幅に高くなるような気がしない(少子高齢化も含めて)気がしてしまうのですが・・、どうでしょうか?
しかし、国内の景気が悪いにも関わらずつい10年ちょっと前には1ドル=80円までいったので私みたいな素人では及びもつかないと思いますが・・。
円高になれば、日本の個人向け国債ではなく、グローバルボンドポートのような外債投信、ドルやユーロ建ての預金にしたいです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/22 12:40

グローバルボンドポート 私も持っています。


必ずしも、運用レポートがすべて理解できる必要は無いと思います。
リスク(債券発行したところが破綻した場合下がる、円高になったら下がる…)は理解されていると思うので、引き続きお持ちになっていいかと思います。

発行後に債券市場で買って来るのは、むしろリスクが少ない方法です。支払われる期日がより近いほうが、金利変動のリスクが少なくてすむためです。
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この回答へのお礼

返答遅くなり申し訳ございません。Galax01様もグローバルボンドポートお持ちなのですね。週次の運用レポートを見てて、右下のほうにデュレーションだのクーポンだの専門用語を見て、さらに今後の運用方針などを見て、こ、これは自分にとっては未知の世界だぞ・・、と驚いてしまった次第です。
でも未だに私は発行時に購入するのと、市場で購入するのと結局どちらがいいのかわかりません。リスクは減ると思いますが、利益も減るのでは?、と。
運用結果には満足しています。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/22 12:11

私もグローバルボンドポートを買っていますが、重要なのは過程ではなく結果ではないでしょうか。

私はファンドマネジャーがどのように運用しているか気にした事はありません。利益を出してくれればいいと思っています。だからレポートもあまり見ません。残高報告書を見て儲かってたら喜んでます。結局、投信も上がったり下がったりするものなので、経過はいちいち気にしてられないというのが本音です。ただ、投信はリスクがあるだけに、自分の資産全体からみると、その割合は低く抑えています。安全安心な個人向け国債をメインにしています。投資信託も数種類購入してリスクを分散しています。
投信は買ったら後は、ファンドマネージャーにお任せするしかないものです。絶対に損をしたくないというのなら投信はやめて個人向け国債にした方がいいと思います。
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この回答へのお礼

返答遅くなり申し訳ございません。私も多少のリスクはあってもしょうがないと思っておりますが、今回もしかして株式投信よりも債券投信のほうが運用される側としては難しいものではないか?、と思い投稿させていただきました。

自分ももっと分散投資を勉強したいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/22 11:58

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