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人に知らせる(学ばせる、理解させる)という意味で古語を用いたいのですが「知らしむ」でそういう意味になりますか?
助動詞が苦手なものですみません。

A 回答 (3件)

 古語といっても、時代によって使われ方が、大いに違います。

上代と近世になってからでは、意味も違ってきます。
 ご質問の「知ら」「しむ」もいつごろの時代を想定しているかによって、その前後の文章でどの古語を使うかが違ってきます。
 つまり、一つの文、一つのパラグラフで、全く時代の違う古語が混在しているとおかしいわけです。(昔のわが国の英語教科書に、米語、英語が混在していましたが、それと似ています。)
 いったん、「知らしむ」と書いたら、これと同じ時代の古語を使わなければならない、これは実に厄介です。それを覚悟の上で使うのなら、それでいいでしょう。
 むしろ、「しむ」ではなく、この古語に近い感じの「しめる」にすれば、感じも変わってくるのではありませか。
 「知らしめる」に似た用法は「勤勉が彼の今日をあらしめた」「彼の地位は内助の功のしからしめるところだ」「心胆を寒からしめる犯行」。  むかしB級映画を作った山本晋也氏が最初に「……でございます」と気取って言いますが、だったら最後まで「ございます」で通さなければいけない。ま、そういう問題でしょうね。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました。
大変助かりました。

お礼日時:2007/02/24 21:30

>「知らしむ」でそういう意味になりますか?


なります。使役ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/24 21:31

 古語というか,文語にはなります。



口語「知らしめる」→文語「知らしむ」

 なお,現時でも文語に由来する表現は多々ありますので(「恐るべき」など),別に現代文の中で文語的な表現を用いても何ら問題はないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/24 21:31

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