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よく明治の漫画を見ると、軍人や警察官がサーベルの格好をした日本刀を持ってますが、
そういうサーベルには日本刀用の剣術が使いやすいように工夫がされてたそうですが、
その工夫が具体的にどんなものだったのか調べても分かりません。
サーベルは片手で使うものなので柄の部分が日本刀より短いはずですが、
そこを日本刀に合わせて両手で握れるほどの長さにしていたんじゃないかとか、
または、サーベルは柄がD字状になって手が外れないようにしてありますが、
両手で構えるにはかえって邪魔になったので外せるようにしてたのではとか。
いろいろ考えるのですが、結局分からないまま。う~ん、気になります。
日本刀ってかなり重いはずですが、片手で扱えるものなんでしょうか?
どなたか軍刀に詳しい方、お教えくださいませ。

A 回答 (2件)

サーベルは基本的に片手で扱う物ですので、kizeさんの質問にある


工夫というのは判りません。
日本軍で、サーベルを使用したのは、主に騎兵であり、手綱を操作
するため、片手持ちになります。
又、軍には,指揮刀という物もありまして、これは将校が前線で
指揮、方位指示する時に使います。 そのため片手持ちで、
刀身にはクロームメッキをかけ、視認性と威圧感を高め、自損事故防止に
刃は付いていません。(これ本当)
D型の金具は、ナックルガードで、自分の拳を守ると同時に、
相手を殴る際に使用します。
ちなみに、騎乗で戦闘の際、騎手は、よく、自分のつま先を
切っちゃう事があるそうです。
それと、観閲式などで、抜刀し、捧げた場合、右耳を切っちゃう
恐れが有る為、刃の無い指揮刀を使用したそうです。
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この回答へのお礼

>刃は付いていません。(これ本当)
えぇぇ~っ!!指揮刀って切れないんですか?がーん。玩具みたい‥‥。
でも、将校は自分で戦う事があまりないので、切れたらかえって、事故の原因になったんでしょうね。
>D型の金具は、相手を殴る際に使用します。
ほほう、そんな使い方もできるんですか。
あの金具の部分って、図鑑で見ると綺麗な細工が施されてあるのが多いですが、結構頑丈にできてるんですね。
>自分のつま先や耳を切っちゃう
ひえぇ~、それは怖い。

そうか、サーベルは日本刀でこさえても片手で使うものなんですね。
小説の中で明治時代の桐野利秋と言う将校が綾小路定利という名刀を金銀ののサーベルごしらえにしたものをいつも身につけていたというのを見たのですが、あれも基本的には飾り物だったのかな。
警察のサーベルとかも、攻撃や殺傷のためではなくて、十手や六尺棒のような護身用、捕獲用だったんでしょうね。
どうもありがとうございまさした!

お礼日時:2007/03/04 22:10

サーベル式の軍刀「三十二年式軍刀」は下士官等に支給されていましたが、下士官クラスが実際に抜刀して構える事は殆ど無かったので不都合は無かったのではないでしょうか。

(三十二年式とは明治32年に出来たから)

しかし、やはり使いにくいと不評で昭和になり、日本刀型の柄に変更した「三十二式改」になりました。
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この回答へのお礼

>下士官クラスが実際に抜刀して構える事は殆ど無かった
そうなんですか、やっぱり近代の戦争でサーベルというものは
軍隊の指揮に使われるもので武器というよりも采配の道具だったんですね。
>やはり使いにくいと不評で昭和になり
そうですか、ちょっと残念です。かっこいいですけど、
どうやら日本刀をサーベルの形に納めるということ自体に
無理があるみたいですね。でも、昭和まで使われていたんだ。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2007/03/04 21:30

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