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生分解と化学反応は違うとは思うのですが、生分解速度は披験物質の濃度に何らかの影響を受けるのですか?
つまり披験物質が濃くなれば反応速度が速くなったり、逆に薄くなれば遅くなったりと。
稚拙な質問だとは思いますが、疑問に思いましたので。
どなたか教えて頂けませんでしょうか。

A 回答 (2件)

生分解といえど酵素、つまり触媒反応ですので、触媒(酵素)が多ければ分解生成物の増加速度は上昇します。


つまり、無機物質の反応速度と同様、基質の濃度は関係なく、触媒量と温度によって変化すると考えられます。
なお、酵素反応の場合は最適な温度、pHが存在し、高温度や高pHでは酵素が失活(不可逆)するのが特徴です。

それと、生きた細胞を用いる場合は、その細胞の生育環境にも留意しなくてはいけません。
たとえば、グルコースを酵母に分解させてアルコールを生成する場合、
酵母がたくさんいれば早く分解されますし、温度条件では28~30度くらいですと最も早く分解されます。
温度条件が10度だったり37℃だったりすると、酵母の生育が阻害されるだけでなく、
酵素の触媒活性が低下しますので、28~30度の時と比べて分解速度はかなり遅くなります。
また、グルコースを早く分解しようとして培地中に大量に入れたりしても、酵母の生育は阻害されますので分解速度は遅くなってしまいます。
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こんにちは



一般的に生分解と言えば生物による分解のことを言いますので、非常に複雑な系を指すことになると思います。
それでも化学反応の集合であることには変わりがないので、単純に2つの物質が出会って反応することを考えればいいのではないでしょうか。
微生物と倒木、酵素と基質、硝酸銀と食塩など。

森林の中の倒木の量(濃度)が少なければ、または微生物の量が少なければ、微生物が倒木に出会う確率が低くなります。
倒木だけを考えれば、分解は遅くなると言えます。
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