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米デンプンを耐熱酵素により熱をかけながら分解し、その分解率をDE(還元糖/乾物重量)を指標に調べています。
還元糖を求めるのにDNS法を使用しているのですが、
DNSにより求めた還元糖量の値と、糖HPLCでの値にだいぶずれがあります。
米デンプンの還元糖量はDNSでは求められないのでしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちは



何度も測定して明らかに有意の差がある結果を得られていて、
DNS法で求める還元糖のほうが若干多くなっていると推測します。

DNS法で求めるのは糖の量というよりは還元末端の量と考えるほうがいいかもしれません。
トレハロースなどは例外ですが、単糖類でも2糖類でもオリゴ糖でも還元末端はひとつです。
グルコースもマルトースも1還元末端として測定されます。
対してHPLCはだいたい分子量によって分けていくと思いますので、グルコースとマルトースは別々なピークになっているはずです。
使用するカラムや試験条件によって違うかもしれないので、なんとも断定はできません。
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 糖に限らず、異なる定量方法の間に差が出ることは良くあります。

しかし、ほとんどの場合、実験の目的は真値を追求することではなく、処理区間の差を調べることなので、あなたのようなまともな疑問に苦労して答えようとする人はいないのです。誤差なんていくらあっても区間差さえ正しく出てくれればいいと考える人が多いです。

 答えにはなりませんが、参考になれば幸いです。
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