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簿記2級を学習している者です。
下記の前受金の部分がわかりません。
荷為替は自己受為替手形を振り出すのだがら、借方・受取手形としたいのですが、これはどう相殺されたのでしょうか?

横浜商店は、沖縄物産へ委託販売のため商品(仕入原価4,000円、売価10,000円)を船便で発送し、発送運賃などの諸掛80円を現金で支払った。その後、取引銀行で額面3,000円の荷為替を取り組み、割引手数料500円を差し引かれ、手取り金を当座預金とした。

<解答>
(積  送  品) 4,080 (仕   入) 4,000
             (現   金) 80
(当 座 預 金) 2,950 (前 受 金) 3,000
(手 形 売 却 損)  50

A 回答 (3件)

前受金はまだ相手に荷物を送っていないのに、為替手形を使って決済したから。


(受取手形)3,000 (前受金)3,000
(当座預金)2,950 (受取手形)3,000
(手形売却損)50
正式に書くとこうなります。
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 委託販売は、他人に自己所有の商品販売を依頼し、売上が計上された時点で精算書などと併せ販売代金を受け取る特殊販売形態です。

「荷為替」は、この様な第三者を介した信用取引の場面で、商品持ち逃げ、販売代金未渡しなどの悪意を防ぐ証拠金としての意味を持つ紙切れで、通常の資産とは異なる性質を持っています。
 自己受為替手形を「受取手形」の増減として扱えるのなら、意のままに架空の取引を増やし、経営成績の意図的な操作だって出来てしまいますよね。
 簿記仕訳上の取引として成立するのは、自己所有の資産・負債・純資産の増減に関わる発生要因のみです。荷為替は、取引が正常に行なわれるための保険的な役割を持つに過ぎず、手形としての資産という実体を現わす物ではないのです。とはいえ、「荷為替の取組み」として銀行で手形を割引いた時点で、その分だけ自己資産が減少するため、営業外費用としての手形売却損を計上しなくてはなりません。ここでの「損」は、商品売買とは関係ありません。通常の割引手形と同様、銀行に対しての利息支払と考えて下さい。
 次に、負債である「前受金」の説明ですが、この時点では、まだ売上収益が発生したと認められないに関わらず、販売を依頼した相手から前もってお金を頂いている事実を示します。委託先に対し借りを作っているので「負債の発生」なのです。この「前受金」は一時的な仮勘定で、売上金が確定し、委託先への販売手数料の精算など済ませ、この販売取引を終了させた時点で、収益科目と相殺消去されますので、あまり神経質に捉える必要はありません。
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委託販売での荷為替の取り組み時ではまだ実際には


受託者側で商品の販売が行われていなので前受金勘定を使用します。
委託販売勘定を使用することもあります。
委託販売の収益の認識の原則は受託者販売日基準です。

実際に受託者が商品を販売した時の委託者の仕訳は下記です。

(前受金)3,000 (積送品売上)×××
(売掛金)×××
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