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イソブタンの液体の比重(密度)が知りたいです。
なるべく低い温度、-75℃~15℃での比重を知りませんか?
できれば、参考にした文献があればうれしいです。

A 回答 (3件)

-75 ℃ 付近の物性値は知りませんが、一応わかる範囲で記します。



標準大気圧(P = 101.325 kPa = 760 mmHg)下における イソブタン(i-C4H10)の液体密度ρ(kg/m3)

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温度T(K)     220   240   260   280(*)  300(*)
--------------------------------------------------------------
密度ρ(kg/m3)  638.4  617.4  595.6  573.0   548.7
--------------------------------------------------------------

注(*) : イソブタンの標準沸点Tb(= 261.5 K)以上の温度では、飽和蒸気圧力下での飽和液体の密度を示してある。

参考: 伝熱工学資料(改訂第4版) : 日本機械学会 発行


     
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ずばり知りたかったことが分かり、実験に役立てたいと思います。

お礼日時:2007/06/12 13:04

国立医薬品食品衛生研究所のHPにありました。



国際化学物質安全性カード
イソブタン ICSC番号:0901

重要データ

物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の圧縮液化ガス
物理的危険性:
この気体は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。流動、撹拌などにより、静電気が発生することがある。

化学的危険性:
強酸化剤、アセチレン、ハロゲン、窒素酸化物と反応し、火災や爆発の危険をもたらす。

許容濃度:
TLV は設定されていない。

暴露の経路:
体内への吸収経路:吸入

吸入の危険性:
容器を開放すると、空気中でこの気体はきわめて急速に有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
この液体が急速に気化すると、凍傷を起こすことがある。心血管系に影響を与え、機能障害や呼吸不全を生じることがある。高濃度の場合、死に至ることがある。

 物理的性質 ・沸点:-12℃
・融点:-160℃
・比重(水=1):0.6 (液体)
・水への溶解性:溶けない
・蒸気圧:304 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2
・引火点:引火性ガス
・発火温度:460℃
・爆発限界:1.8~8.4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.8


環境に関する
データ


注)・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする。
  ・「予防」の項で述べた対策は、この気体の製造、圧力容器への充填、貯蔵にも適用できる。

参考URL:http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0901c.html
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イソブタンは、沸点がマイナス11.7℃のため、ボンベでの輸送がベースとなっています。

化学物質はすべて、MSDSがメーカから発行されていますので、参照されてはいかがです。高千穂化学工業でのデータでは、
物理的及び化学的性質
外 観 : 無色の気体。ほとんど無臭。
沸 点 : -11.7℃
融 点 : -159.6℃
密 度 : 2.01
比 重 : 0.5572
溶 解 度 : 水に不溶。水との混合性:0.56(3.1bar)
発 火 点 : 462℃
引 火 点 : -83℃
爆 発 限 界 : 1.8~8.5vol%
となっています。
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