高校生です。よろしくお願いします。
・In California are the famous big trees, or "forest kings" as they are called.
「カリフォルニアには有名な大木、つまり、いわゆる"森の王者"がある。」
(700選478番より。)
という文章で疑問です。
確か、伊藤先生の「ビジュアル英文解釈」で「前置詞のついた名詞は主語になれない」というルールが一番最初にかかれていたんですが、まさにこれは前置詞付きの名詞が主語になっているように見えます。
この主語はなんなのか、この文はどういう構成なのか、
教えてください。よろしくお願いします。
それと、またついでに質問なんですが(汗)、ここで使われている「or」は「言い換えのor」とか「同格のor」と考えていいですか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
1.この文を下記のように分解します。
In California:「カリフォルニアに」場所を表す副詞句で、動詞are「ある」にかかります。
Are:「ある」「存在する」という意味の完全自動詞。
the famous big trees, or "forest kings" as they are called:このorはthe famous big treesの言い換えで、「つまり」という意味の同格を表す前置詞。この文全体で主語Sになっています。つまり、この文型はSVの第一文型になるのです。
2.この文は副詞句を前に出したため、副詞+V+Sと倒置が起こっているのです。
3.何故倒置が起こったか:
本来は副詞句などを強調するために、副詞句を前に出して倒置が起こる場合があります。
例:In no case is it possible.
「如何なる場合も、不可能だ」
しかし、ここでは「カリフォルニアに」を強調してとは思えません。ここは動詞がareと短く主語が長すぎるために、頭でっかちの文になることを避け、便宜上副詞を先に持ってきて、倒置させたと思われます。
普通は、このような文ではThere are構文を使って主述のバランスの調整をはかりますが、このような主述倒置の文もたまに見られます。
以上ご参考までに。
倒置だったんですか・・・。
実は700選の「倒置・同格・挿入」の単元は重要度も低いので飛ばしていました。
だから「倒置」という単語はまるで頭に浮かびませんでした。
倒置の文法を学んでからの問題でした。
でも理由がわかって清々しました。
続けて回答ありがとうございあmす。
No.7
- 回答日時:
アメリカに38年半住んでいる者です。
私なりに書かせてくださいね。学校文法がどういう名称を付けるかは私には興味がないことはこのカテで6年間言ってきました。 要は、どう言うフィーリングで言っているか、なのです。
in Californiaとは場所を示すわけですね。 そして、いったん場所についての知識があれば次からはthereと言ってしまいますね。 ちょっと頭の隅の置いておいてください。
この文章を中学のとき習った文章に変えると、
There are the famous big trees in California,になりますね。 そして、in Californiaと言う部分を強調したいのであれば、先に持ってくることで聞いた相手はわかってくれるので、In California there are the famouse big treesとなりますね。 これはお分かりですね。
はい、では、頭の隅からthereについてのことを引っ張り出してください。
In Californiaと言う言い方をして、カリフォルニア(州)には、と言っていますね。 そしてその後にthereが着ています。 何か重複していると感じませんか? カリフォルニアには、そこには(there) あります(is)とも考えられますね。 よって、せっかくIn Californiaを前にもってきてその理由を出したいのにthereが入ってきては壁になってしまうわけです。
社会文法として、二つのやり方でこの壁を取り除くことができます。
ひとつは、よく見られる、In California, とカンマをいれて半分一息を入れるやり方なのです。 つまり、In Californiaとthereを分けているわけですね。 これをすることで、場所を占める表現が二つ並ばないことになります。 つまり、違和感を感じない、と言うことなのです。
もうひとつは、必要のないものはとっちゃえ!の観念です。 この「取っちゃえ!」と言う表現だと何か砕けた表現にするためにするというようなイメージがあるかもしれませんが、結構お堅い人たちもするのですね。 それが今回のやり方なのです。 In California are the famous big trees となるわけです。
そして、これを学校文法では「倒置」と言う表現をしているわけです。 学校文法では「見慣れていない普通とは違うさかさまになった表現」だから倒置なのですね。 見慣れた人にとっては倒置などとは感じないのです。 わざわざそんな名前をつける必要はない、とするわけです。
There is xxxも形の上では結局は倒置ですよね。 でも、誰も倒置なんて呼ばないのです。 なぜなら「見慣れている」からであって違和感を感じないわけです。 私が書いた上の説明で倒置への説明になっていますか? なっていないですね ただ、語順を変えただけなのです。 だから当地といおう専門用語を使っての説明は必要ないのです。 何を先に言いたいのかというフィーリングを元に作者は語順を変えただけなのですね。
>ここで使われている「or」は「言い換えのor」とか「同格のor」と考えていいですか?
In California are the famous big trees, or "forest kings" as they are called.をIn California are the famous big trees, and they are called "forest kings".(とかIn California are the famous big trees, which are called "forest kings".)とどう違うのか、ひとつはorでありひとつはandですね。
andの方は単なる話の続きなのです。 しかし、カンマ+orと言う表現を使うことによって、「知っている人もいるかもしれませんが、いわゆる」と言うフィーリングが出るのですね。 なぜそのフィーリングが出るのかというと、そのフィーリングを出したいときにこの表現を使うと言う社会文法があるからなのです。
ここにもカンマが使われていますね。 ここでも半分一息して前と後ろを分けていると言うことを記号で表しているわけです。
ですから、In California are the famous big trees or "forest kings" as they are called.ではないわけです。 カンマの持つフィーリング、半分一息入れるジェスチャーの力を感じてもらえましたでしょうか。
これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
親切な回答ありがとうございあmした。
「倒置」と呼ばれているものに対して、自然な流れでイメージが掴めたような気がします。
まだまだ慣れも足りないです。
orとandの違いも非常によくわかりました。
皆さんたくさんの御回答ホントにありがとうございました。<(_ _)>
No.6
- 回答日時:
主語は、『the famous big trees』ではないでしょうか。
この文で、【イ】『as they are called』の部分は副詞節ですので、
文から取り除いて考えてみます。
すると、
【ロ】『In California are the famous big trees, or "forest kings"』
となります。
これは、『In California』の部分を後ろに置いて、
【ハ】『There are the famous big trees, or "forest kings" in California』
とすれば、よく見慣れた自然な文になります。
が、ここで、【ハ】の文に【イ】の副詞節を付け足そうとすると、
【ニ】『There are the famous big trees, or "forest kings"
in California as they are called』
【ホ】『There are the famous big trees, or "forest kings"
as they are called in California』
のいずれかの文になります。
読んでみれば判るとおり、
【イ】の副詞節と『in California』の副詞句が連なり、
面妖な印象を受ける文です。
そのため、【イ】の副詞節に追い出されて
『In California』の副詞句が前に出ると、
【ヘ】『In California,
there are the famous big trees, or "forest kings"
as they are called.』
となります。
ここで『there』は直前の『In California』を指していますから、
敢えて『there』を補う必然性は低くなります。
そこで、【ヘ】の文の『there』を省略してしまえば、
設問の文と同じ形になります。
以上の通りであれば、この文の文型は、
【ト】『There is an apple on the table.』
と同じ文型です。
【ト】の文の主語は『an apple』ですから、
設問の文の主語は、それと対応する
『the famous big trees』
の部分でしょう。
また、ここでの『or』ですが、文意から考えて、
syo-ryuさんのお考えの通り、
言い換えの意味で使っていると見て間違いないと思います。
[1] 倒置 - Wikipedia <http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%80 …
参考URL:http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%80 …
No.5
- 回答日時:
orの働きについてですが、直前にカンマがつく場合、つまり"A, or B" となる時、
BにはAと同じ意味を持つものやAの説明が入ります。
the famous big trees, or "forest kings" as they are calledを例にとると、
"forest kings" as they are calledがthe famous big treesの説明をしているので
「有名な巨木、つまりはいわゆる「森の王者」」とすることができます。
カンマ+orで特徴的な働きをするものは他に命令文の後について「さもないと~」
となる用法がありますので参考までに。
ついでの質問に詳しくお答えいただいてありがとうございます。
カンマが意味を読み取る際のポイントになるんですか。
辞書で調べてみます。ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
失礼。
calledが抜けてました。主語は、
the famous big trees, or "forest kings" as they are called
です。
No.3
- 回答日時:
これは典型的な第1文型の文で、本当は、
The famous big trees, or "forest kings" as they
are are called in California.
というのが英文として正しい文です。
しかし、これでは主語が長すぎる上にareが連続して
いかにも読みづらい。なので、そのように倒置形にし
ます。単純な理由です。もちろん主語は、
The famous big trees, or "forest kings" as they are
です。
この回答への補足
>>The famous big trees, or "forest kings" as they
are are called in California. というのが英文として正しい文です。
すみません、追加質問します。
「as they are called」で一つのイディオムだと思って(覚えて)たんですが、なぜ「as they are called are in California」でなくてご指摘の「as they are are called in California.」となるのでしょうか?
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