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石膏像を鉛筆で描くコツ。要点。大事なところなど。
教えて下さると幸いです。
自分が描いても難癖のある石膏像になってしまいます。
簡単な方の石膏像(胸像)
ミロのヴィーナス。
青年マルス。
ラボルト。
あたりの解説などありましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

No1のllamaです。

お返事拝見しました。
少し補足をさせて下さい。

はじめに大きく形を捉える練習として石膏像に
布や半透明のビニールをかぶせて描いてみる練習方法や
すりガラスなどの半透明のものから覗くという方法が
あります。どうしても細かい形が目に付いて
大きく形が捕らえるのが難しい場合試してみてください。

そしてもう一つ、
強く描くところと弱く描くところのメリハリ
を考えたデッサンについて書いておきます。
画面全体を細かく同じ調子で描いたとしても画面が
うるさい作品になるかもしれません。
絵を見た人が注目する場所(視点の中心描きたいもの)
を強く描き、そうでない箇所は若干省略して弱く描くと
いうのは高等なテクニックですが技術が向上してきたら
ぜひ試してみてください。写真などでも対象の中心
はピントが合い、外にいくにしたがってピント
を甘くすることによって見せたい対象をはっきりさせる
写真がありますね。イメージできたでしょうか?
デッサンでは線や陰影の対比を弱めることで同じ効果を
生じさせることができます。
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この回答へのお礼

石膏像にビニール…。
やったことなかったです。是非一度やってみます。
>強く描くところと弱く描くところのメリハリを考えたデッサン
>絵を見た人が注目する場所を強く描く
なるほど。。。
全体を見て目立たせたいところ。を強調してそのほかはそれのために
メリハリをつける。ってこと…。
かなり参考になります。
どうもありがとうございます!

お礼日時:2007/10/17 17:53

細部の陰影は後回し。

まずは大きな塊として捉える。
部分ではなく全体のバランスに注意。時々絵から距離をとりバランス確認。
反射光などで立体感が乏しくなるなら、反射光は無視して(見た目どおりではなく)頭の中で光を整理して描く。
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この回答へのお礼

>細部の陰影は後回し。まずは大きな塊として捉える。
一番初めの部分で一番つらく大事な仕事ですよね。
私はそれができなかったりします。
>部分ではなく全体のバランスに注意。時々絵から距離をとりバランス確認。
そうなんですよね。全体のバランスを考えようとはするんですけど…。
>反射光などで立体感が乏しくなるなら、反射光は無視して(見た目どおりではなく)頭の中で光を整理して描く。
みたままではなく自分でよりよい作品に仕上げられますね。w
そのあたりは賛否両論ですが参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/15 17:41

石膏像のデッサンでの注意する点は


1 正しい比例と動きで描かれているか
2 影の階調が整理されているか
3 描く紙の上での構図が適切か
4 正しい形の変わり目を捉えているか
 5 背景とモチーフとの輪郭線の対比に
  違和感がなく描かれているか
6 陰影のかたちが美しくまとまっているか

簡単にまとめるとこの点でしょうか。
一つずつ解説、対処をまとめると

1、の場合はデッサンスケールを覗くときは必ず同じ
 場所から同じ高さで覗くことを心がけてください。
 視点がずれると比例や動きが狂うときがあります。
 また描く用紙に同じ升目をいれてデッサンをすると
 割と比例や動きが狂いにくいです。時間があれば何枚か
 試してみてください。はかり棒は腕が曲がってないか
 気にしながらはかりましょう。はかり方一つで作品
 のできが左右されますのでここをおろそかにしない
 ようにすること。あわててはからないこと。
 (※動きとはムーブマンや傾き重心や中心線と思って
  ください)

2、人間が認識できる陰影の階調は限られています。大体
  12階調ぐらいまでです。それも油絵での話し。
  デッサンなら5~6階調ぐらいの階調にまとめないと
  目が陰影と認識せず染みや汚れと認識してきれいな
  陰影と感じません。細かく陰影を見ると同時に大きく
  階調をまとめる癖をつけましょう。
  陰影をまとめる癖付けとして薄いサングラスを用意して
  たまにモチーフを見ることでイメージし易いです。
  一度試してください。またスポットライトを当てたり
  して陰影を強くだして細かい陰影を飛ばして感じを掴む
  方法もあります。可能なら一度試してみてください。

3、構図に関してはクロッキーを何枚もして感覚を養うか
  過去の巨匠や先生の手本または先輩や仲間の作品を
  みて養うしかありませんが、入試のデッサンなら
  過去の合格デッサンなども研究比較して探しましょう。
  モチーフに向かうときはできるだけ自分の得意そうな
  方向からはじめて慣れてからいろんな方向や陰影の
  デッサンにトライしましょう。

4、モチーフを描くに関してアウトラインと「なかの形」
  が合って初めて形が合ったといえますので、なかの形
  を修正した後はアウトラインも同時に確認しましょう。
  形の変わり目の陰影は対比を強めに描くと立体感を強調
  することができます。なかの形の変わり目は注意深く
  観察してときには手で触ったりいろんな方向から見たり
  しながら描きましょう。スポットライトがあれば形の
  変わり目にどのような陰影が付くか分かり易いです。
  可能なら試して見てください。
  (※なかの形というのは例えると頬のかたちや鼻のかたち
   などのアウトラインではなくモチーフの細かい
   表情や立体を表すかたちのことです。)

5、背景と輪郭線アウトラインの対比がうまくいって
 いないとうまく立体感がでません。かといって弱いと力の
 弱い絵になってしまうので処理の加減が難しいポイント
 です。灰色の紙に白と黒のパステルや色鉛筆を使って
 輪郭線の強弱を探したり、ときに黒い紙に白色鉛筆で
 デッサンやクロッキーをして輪郭線の強弱を探して
 みるのもいいでしょう。また消しゴムでできる線も 
 ひとつの線だという意識も持ちましょう。

6、全体のかたちや動きやリズムや重心が存在するように
 陰影のかたちにもリズムや形を認識するための要素が
 含まれています。陰影のかたちをおろそかにしてしまうと
 立体感の強調やかたちの正確さに支障が出てきます。
 大きな縦の陰のかたち、床や背景におちた影の形は重要な
 要素である意識を忘れないように。どのように陰影が
 付くかということを考えつつ陰影を見ましょう。
 ここでもスポットライトを当ててみるとみるといい
 参考なります。

用具に関しては色々な用具を(鉛筆を)試すこと。これに
つきます。なんか納得いかない(鉛筆の)濃さだと思ったら
即座に変えましょう。一番しっくり来る用具を見つける
こともデッサンには重要なことです。
また紙についても同様です。
鉛筆デッサンは特に筆致が影響するときがあります。描く
方向線の太さを十分考えて鉛筆の線が太くなって
きたら早めに新しい鉛筆の芯のものに変えましょう。
また紙やすりなどや芯削りなどがあると便利です。

手を止めて休むときはかならず紙を逆さにしたり遠くに
離れてデッサンの狂いを確認することを忘れずに。
直すべき箇所がわかりやすく現れるはずです。

ざっと書いてみますたがこんな感じです。あと
○○の像だからコツは・・・と言いたいところですが
石膏像の台座の部分などを利用して比例を計るなど等
ありますがそれは教室の先生や技法書に詳しく載って
います。間違えて教えてしまう危険性があるので
ここでは割愛させてください。



 
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この回答へのお礼

なるほど。なるほどー。
まぁ言われてみるとそうだったりもしてる基本が大事ですよね。
・比率
・明暗
・形の変わり目
他色々。
>(2)デッサンなら5~6階調ぐらいの階調にまとめないと
この部分参考になりますね。
初めて聞いた事だったりもします。
私はそれ以前に”かたち”に問題があったりするのでそのあたり…。ですね。
ありがとうございました!!

お礼日時:2007/10/15 17:38

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