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電子が多い状態のことを「マイナス」、
電子が少ない状態のことを「プラス」と言うのでしょうか?

A 回答 (7件)

#3のeoruさんも言っているのですが、物質(原子)の構造についてお話ししたいと思います。



物質というものは、原子というものが集まってできています。
そしてその原子は、電子、原子核、中性子の3つからできています。(もっと厳密に言うともっと分かれるのですが、ココでは省きます。)

電子は、マイナスの電気を持っています。
原子核は、プラスの電気を持っています。
中性子は、プラス・マイナスの電気を持っていません。

この3つが原子を形作っています。

化学変化が起きていない状態で、原子の中にある電子・原子核の数は等しい状態にあります。
ナトリウムで言えば、11個の電子と11個の原子核を持っているので、電気的には、(-11)と(+11)となり、「プラスマイナスゼロ」となります。

このナトリウムは陽イオン(プラスイオン)になる性質を持っています。
これは、電子がひとつ飛び出してしまうために起こります。
つまり、電気的に(-10)と(+11)となるため、全体として(+1)となるのです。

陰イオン(マイナスイオン)の例として、酸素を説明しましょう。
酸素は、8個の電子と8個の原子核を持っているので、電気的には、(-8)と(+8)となり、「プラスマイナスゼロ」となります。
酸素がイオンになる場合は、外から電子を2個もらって酸素イオンとなるので、
電気的には、(-8-2)と(+8)となるため、全体として、(-2)となるのです。

>電子が多い状態のことを「マイナス」、
>電子が少ない状態のことを「プラス」と言うのでしょうか?
この質問に対してお答えするとすれば、
原子核の数よりも電子の数が多い状態を電気的に「マイナス」といいます。
原子核の数よりも電子の数が少ない状態を電気的に「プラス」といいます。

難しい説明になってしまったかもしれませんが、参考にしてみてくださいね。
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ひょっとして


電子が「多いのがプラス」では逆なんじゃないか?という疑問でしょうか?

これは、電流のしくみがまだ詳しく解明されていない時代に(「電子」の存在も明らかでない、フランクリンが雷の中で凧上げをしたり、ボルタが電池を作った時代から)、+-が決められたので、
じっさいには「電子」は「-から+」に流れているのですが、「電流」は「+から-」に流れることになっています。
そのへんの意味合いで、電子を基準にすると逆の言葉になりますね。
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えーと、


実は、銅線などに「電気が流れる」ことを発見した後に、「電子」の存在が発見されています。
「電気が流れる」方向を+から-に流れるとしよう。と決められた後で、電気が流れるという現象は、マイナスの電荷を持った電子の移動であることがわかったので、そのまま、逆になっています。

なお、原子、分子が電気を帯びている状態、つまり通常の状態に対して電子の数が異なっている(イオン化している)状態については、他の回答者が答えられているとおりです。
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>電子が多い状態のことを「マイナス」、
>電子が少ない状態のことを「プラス」と言うのでしょうか?

その通りです。+と-についてですから、電池などのことだと思います。

正孔だとか原子核だとか言っていると話が複雑になりますが、重要なことは、「電子はマイナス(-)の電気を持っている」ということです。だから、電子が多ければ多いほど、マイナスの電気が多く、マイナスになります。

電子が少ない場合は、それでも電子がありますから、マイナスなのですが、電気の「マイナス」と「プラス」は、どのぐらいマイナスかという「比較」の話にもなります。

電子が非常に多い場所や物体を考え、電子がそれより少ない場所や物体を比較すると、どちらかをプラス、マイナスと呼ぶとすると、電子の多い場所がマイナスで、電子の少ない場所がプラスになります。

この二つの物体を銅線などでつないでみると、マイナス側の方が電子が多いので、プラス側へと電子が移動し,流れて行きます。電気はこういう風に流れます(普通、電子の流れる方向と反対の方向に電気は流れているとします)。

宇宙には、電子のように、マイナスの電気を持ったもの以外に、プラスの電気を持ったものもあります。例えば、陽子がそうで、物体や物質では、色々なものがプラスの電気を持っています。プラスの電気を持ったものがある時は、プラスの電気の大きさとマイナスの電気の大きさを比べて、プラスの方が多いと、プラスになり、少ないとマイナスになります。

しかし、電子だけでの話だと、仰られるように、電子の多いのがマイナスで、それとの「比較」で、電子の少ないのがプラスです。

比較ですから、もっと電子の少ないものに比べると、電子の少ないものも、マイナスになって、もっと電子の少ないものがプラスになります。「プラス」とか「マイナス」というのは、比較の問題だと、とりあえず考えて構いません。
 
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ひとまず、前回の質問の続きなら、補足のところに書いたほうがいいですよ。



静電気に関しては、その通りです。
(あっ、原子の構造とかご存知ですか?じつは中学の範囲じゃないんですよね。
原子核の周りを電子が回っていて、基本的には電気的に中性……
ご存じなかったら、サイトを紹介できるかもしれないので、仰ってください。)

もしかしたら、電気分解とかしてますか?イオンの単元でしょうか。
電池の場合、電子を放出する(しようとする)極をマイナス
         吸収する(しようとする)極をプラス
といいます。
結果電極は陰極は電子が多くなり
     陽極は電子が少なくなります。


http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=345094に関しても
+と-が引き合い、+同士、-同士が反発するのは、磁石でのS極とN極に似ていますね。
原理は難しいです。
中学生のうちは、丸暗記でよいと思いますよ。
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ところで、どのような学科のどのような内容で、


その電子とかマイナスとかプラスが出てきたのでしょうか?

何も無いときにはプラスでもマイナスでもなく、
0(ゼロ)ですよね?

+の電荷をもつのは陽子(ようし)や、
正孔(ホール)というものです。

陽子というのは本当に陽のつまりプラスの電気をもったもので、電子の反対のものです。
これが多ければそれはプラスだといってよいと思います。

また正孔というのは電子が負の個数あるようなものです。
-1が-1個あると-1×-1=1というのといっしょです。

陽子は化学のイオン関連や原子・分子の構造に関連して、
習うと思います。

また正孔は物理の電気や、半導体についてなどの、
勉強の時に出ますが、
たぶん高校か大学の範囲だと思います。
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そうです。



正孔(ホール)に対して、電子の数が多い場合、負の性質を示すのでマイナス、
電子の数が正孔よりも少ない時、正の性質を示すので、プラスといいます。

どの分野の話かを詳しく説明していただけると、より正確な答えが得られますよ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました(^^)

お礼日時:2002/08/28 00:01

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