10秒目をつむったら…

質問ですが、100vと200vの両方に対応してる電気製品は200vで動かすと100vで動かす
場合の半分のアンペア数ですみますよね。

ということは、両方の電圧に対応してる電気製品を使う場合は
壁コンセントは200vにした方が100vの壁コンセントよりも多くの電気製品を使うことが出来るのでしょうか?

電気の事がよく分かってない素人ですので、間違ってる部分があったら
教えてください。

A 回答 (5件)

>質問ですが、


>100vと200vの両方に対応してる電気製品は200vで動かすと
>100vで動かす場合の半分のアンペア数ですみますよね。

電気の基本理論に,
『オームの法則』と言うのがあります.
説明は,総合辞典: Wikipediaを参照:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC% …


電気には電流・抵抗・電圧の用語があります.
この用語を理解する方法に,
学生時代には,川の流れを対応して理解するように教えられました.

『水流』=『電流』
川には水が流れていますが,
これが電気の場合に『電流』です.

『水圧』=『電圧』
水が流れるには圧力が必要です.
高い山などに降った雨が,
低い位置に流れる性質:位置エネルギーによる
『水圧』があるから流れているのです.
この水圧に対応するのが,電気では『電圧』です.

『水流抵抗』=『電気抵抗』
川底や川岸の岩などの凹凸は,水のスムーズな流れを邪魔しますが,
電気の場合も同じように電線などに,電流を流さない性質があります.
それを『抵抗』(電気抵抗)といいます.

この『電流』『電圧』『電気抵抗』の関係を上手く説明したのが,
『オームの法則』です.

この法則によると,
例えば,
1000W(ワット)の電気器具を,
100V(ボルト)の電圧で使うと,
電流は10A(アンペア)流れる事になります.

しかし!
1000Wの機器を,
200Vの電圧で使用すると,
電流は半分の5A流れる.と!

電気理論上では説明され,現実に確認されている事実なのです.

しかし!!
国内で実際の一般家庭の生活で使用する電気機器は,
100Vに対応した電気製品が流通しています.
その100V対応機器を,200Vで使用すると,
『絶縁』不足で最悪の場合には発火します!

川の流れで説明すると,
川の水が流れていくとき,川の水があふれないように堤防があります.
これが電気の場合『(電気)絶縁』です.
電気が電路から洩れないように,
最初から使用電圧に合わせて,
電気機器の電路には,100V・200V対応の絶縁皮膜が設計されています.
つまり!
「水圧が高すぎると,水の流れは勢いが激しくなり,川から水が溢れる」事になります.
この場合が『漏電』です.
電線(電路)から,設計電圧より高い電圧がかかると,
電気が100Vでは洩れないような設計でも,
200Vでは通常絶縁する事はできません.

電気が電路から洩れ始め,ある場所で『短絡』すると,
いわゆる『ショート』してしまい,『発火』するわけです.

つまり!電気製品は,適切な電圧など仕様に合わせて利用する必要があります.

電気理論からご質問を理解するには少し難しいでしょうが,
先述した『オームの法則』を学ばれると,
理解できるはずです.
ちなみに同じ質問が,電気学校で出されたことがあります.

変圧器がある.
一次側は6600Vの耐圧.
二次側は110Vである.

二次側に6600Vを入れると
一次側には,如何ほどの電圧がかかるか?

と言うものでした.
答えは簡単なものなのです.
全員が計算すると返事をしていました.

質問をだした先生は,
「お前たちはプロだろう?そんなことをすると,
トランスの二次側の絶縁が持たないから,
『トランスは絶縁不良で使用不可になります』が正解です!」と,
言われたのを思い出しました.

理論に走った学生時代を懐かしく思い出す質問でした.

参考になれば幸いです.

なお参考までに!
日本に50Hzと60Hzの周波数の地理的違いがあるのは,
発電機が設置された当初,輸入され国の規格によります.
静岡以北=フランス製発電機:50Hz,
静岡以南=アメリカ製発電機:60Hzだったことが原因です.
そのままの周波数を継続し,発電所を増やした結果が
現在の日本が周波数を二分された事になっています.

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC% …
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質問の意味が良く理解できませんが、200V対応の機器ならば100Vにつないでも即壊れることは有りませんがまともな出力が出ませし、その状態で長らくつないでおくと、モーター部分などの物によっては故障します。


逆に100V用の機器を200Vにつなげれば即こわれます。と言うか場合によっては発火し、大変危険です。
最近は国内でも200V用の機器も出始めていますが、コンセントの形状を変えて間違わないようにしてあります。

ただし、国外でも使えるように切り替え式に成っている物も有ります。(国によっては家庭用に200Vを使っています)
この場合などは、うっかり切り替えを間違うと即壊れますので注意が必要です。
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質問の意図がよく分かりませんが、電流で制限がかかっているケースであれば、使用電圧は高いほうがより多くの機器を使用できるでしょう。


(たとえば、計量装置が30Aだとか、電流で上限が決まっているケース)

電力で制限がかかっているケースでは、使用電圧は問題ではなく、使用電力が問題なので、変わりません。(契約が30kWとか決まっている場合。)

そもそも日本で、壁コンセントを200Vにする、なんてことは簡単には行きませんので、基本的にはこの質問の内容は実現しようが無い、と言えます。
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儲かるのは電力会社(送電のロスが少なくなるから)だけ。


個人では家の中では電圧降下もしれているし、
1%ほど電力料金が安くなる分、感電事故死(多湿地帯です)とか
漏電火災(日本人は紙とわらでできた家に住んでいます)の危険が
単純に4倍になります。
「V^2/R」ですから(Rが人体ないしは家の抵抗ですね)。
日本の北側も南側も100Vがいいと提案されたんでしょうね。
しかし、なんで周波数が60Hzでない地方ができたのか不思議ですね。
(1時間は60分、1分は60秒なのに)
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一言で言えば変わりません



厳密には、配線をどのようにするか、受電契約をどのようにするかで異なります

なお、日本国内では、コンセントを200Vにしても、接続できる装置は、極特殊なものだけです
一般の家電製品を使用すれば 即故障します
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