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今、私が見ている論文の中で、4-CP(4-クロロフェノール)の紫外吸光度を調べているのですが、なぜ、波長は278nmでなければならないのですか?
何か理由があるのでしょうか?
分かる方がいたら教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

吸光度で、その濃度を求める、という前提で。



 どの波長で測定しようが、研究者の自由です。が、教科書的には、極大吸収波長で測定します。
1) 感度が良い 
2) 波長を調整するときに(歯車を使っていると、必ずズレル)、ズレテも影響が少ない。
 極大波長で測定しない場合、「何故」という質問の答えを用意していないと、『何も知らん』と判断されてしまいます。

 通常でないのは、
1) 極大吸収波長が無い
2) 極大吸収波長では感度が不十分 → 220nmあたりで測定(HPLC)
3) 妨害物質が多い。278nmだと、タンパクの波長と重なる。
 これらの場合は、目的にあわせて、適切な波長を選びます。
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この回答へのお礼

詳しく説明していただき、ありがとうございます。
理解することができました。
自分は工学部の者でして、こういうことに疎くてダメなんです。

お礼日時:2007/12/01 13:57

下記で、PCP のUV吸収を見ることが出来ます。



278で、ほぼ極大吸収ですね。

http://webbook.nist.gov/cgi/cbook.cgi?ID=C106489 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。こんなページがあるんですね。お気に入りに登録しておこうと思います。

お礼日時:2007/12/01 14:00

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