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最近、馬場俊英のスタートラインという歌が気になり購入しました。
はじめは歌詞が気に入り購入したのですが、2.3回聴いているうちに
飽きたというか「なんだか聴いたことのあるフレーズだし、歌の内容だし・・・」という
何ともいえない飽和した気分になりました。
よくよく考えてみると歌というのは励まし系、恋愛系が大半で、しかも曲もコード進行というか
そういうのもパターンが出尽くした感があるのではないかなあと思うのです。
私は三十代です。だからもう音楽を聴いて感動する年頃は過ぎたのかもしれませんが
どうしても歌謡曲のネタが尽きたというか、もう限界なんじゃないかなーと思ってしまったのです。

音楽に詳しい人にお聞きします。とても新鮮な歌謡曲ってなぜ作れないのでしょうか。

A 回答 (8件)

質問で問うておられる「限界」とは、私から見ますと歌謡曲(というより広い意味での「音楽」)の限界というよりは、貴方ご自身の限界ではないかと感じてしまいます。



ここで言われている「歌謡曲」とは、即ちオリコンのチャートに出てくる曲だと思いますが、それを前提に考えますと、昔も今も基本は殆ど変わってないと思うのです。
要するに、(良し悪しは別として)日本の音楽業界は若年層をターゲットの中心にしてきましたし、その傾向が90年代以降強まったようにも感じてます。
ヒットチャートを意識している業界(日本の音楽業界全て、という意味ではありません)が若年層しか相手にしてませんから、それ以上の世代が聴いても新鮮味がなくなるのは必然的でしょう。
聴く本人の視聴経験も影響しますので、尚更です。

新鮮味を感じるには、聴く側の意識も非常に重要ではないかと私は考えてます。
言葉が理解出来ないと駄目で、しかもヒットチャートに上がってくる曲しか聴く気が無いというような人ですと、歳を取れば取るほど聴ける曲が無くなってくるでしょう。

私自身は、気が付けば何十年と飽きもせず音楽を聴いてますが、「歌謡曲」を含めた日本の音楽全体に新鮮味が全く無くなったとは感じてません。
ただ、自分が新鮮味を感じる日本の音楽は、ヒットチャートに上がってこないケースが多いだけなのです。

貴方にとって、ヒットチャートに上がってこない曲は「音楽」とは言えないという意識が強いのでしたら、それは単に貴方が歳を取ったので業界が求める購買層から外れたという事になるのだと思います。

業界が求めている購買層に対しては、一定の売り上げが出ており、チャートにも上がってくるわけですから、そのような層に対する訴求力は失っておらず、聴く側にとって新鮮味が感じられるという結論になるでしょう。
そういった意味においては、「限界が無い」のだと思います。

私も、上記のような状況に対しては概ね新鮮味を感じておらず、「私自身の限界」を意識する面があります。
ですが、ヒットチャート以外に意識を向けて聴いていくと新鮮味を感じる音楽が多数ありますので、そのような意味合いでは「限界」を感じた事がありません。

最後に、「とても新鮮な歌謡曲ってなぜ作れないのでしょうか。」についてですが、単純に「売れない」という結論に尽きるでしょう。
視聴経験が豊富な人に対して訴求力がある曲を作ろうと思ったら、既存のやり方は通用しないでしょう。
かといって、上記の人はヒットチャートに影響する購買層より少数派ですから、少数派に対して売れる曲を作ったところで大した儲けは期待できません。
大手メーカーであれば、大きな儲けがある曲を出す事が重要になりますから、必然的に視聴経験が少ない若年層に対して、既存のやり方の延長で曲作りがなされるという事になると思います。

多少未整理の状態で書きましたので、分かり難い点がありましたらご容赦ください。
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この回答へのお礼

売れないっていうのに尽きるかもしれませんね。
色々なジャンルを開拓していきたいとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/29 14:11

私も、No.4の方と同意見です。



音楽を聴いて感動する年頃は過ぎたのかも?
という感想には、とても悲しいものがあります。

私は46歳ですが、いまだに感動します。
それは、自分で好きな音楽をいつも探しているからです。
確かに、ヒットチャートを聴いているとハッキリ言って、つまらないです。
しかし、歌謡曲といえども、年間にはものすごい数の曲が発売されます。
あなたがまだ気付いていないだけで、あなたが感動する曲は必ずあります。
もし探し続けてもなければ、歌謡曲なんて聴かなければいいのです。
音楽は他にもたくさんありますよ。

それに、聴き方の問題もあります。
例えば、馬場俊英のスタートラインという曲の中に、
どんな楽器が入っているかご存知ですか?
ギターは何本の種類の音が入っていますか?
それは右チャンネル?左チャンネル?どちらから聴こえてきますか?

音楽制作をするときには、たくさんの楽器や種類の音を重ねて収録します。
かすかに聴こえる鈴の音や、バイオリン、オルガン、フルート・・・
メインには出てこない隠れたような存在でありながら、
その曲の深い味わいを出していたりもします。
一曲の中には、たくさんんの人が参加して出来上がっているんですよ。

それに、音を立体的に創り出したりするエンジニアの力も加わって、
とても考えられて創られています。

馬場さんの息遣いは一定ですか?
細やかなブレス、大きなブレス、いろいろあります。
そんな楽しみ方もあるんですよ。

何度聴いても飽きない楽しみ方・・・それは自分次第ですね。
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この回答へのお礼

そういった聞き方はしませんでした。
楽しみ方の再発見ですか、いい勉強になりました。

お礼日時:2008/01/29 14:48

ここ10年ほどには顕著な現象ですが、音楽業界が冒険を嫌い、ワンパターンな音楽を作ったり、昔の曲のカバーばかりをしているのが問題なのだと思います。



会社側の意向など無視して、自分のやりたい放題を貫いている、多少、マイナーな歌手の方が面白いです。

具体的には、Cocco、椎名林檎、谷山浩子とか。谷山は特にすごいと思います。デビュー35年にして、いまだに創作意欲が衰えないのですから。
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この回答へのお礼

椎名林檎はデビューしたての頃は凄いなあと思いました。
谷山浩子ですか。聴いて見ます。

お礼日時:2008/01/29 14:46

歌謡曲って演歌は入ってないのでしょうか?


日本の音楽市場で一番売れるのは、歌謡曲。
それで、売る為には、ロックも歌謡曲よりにやりた
がるという傾向はあると言いますね、業界が。
日本のポピュラー音楽市場(演歌は除く)って
ティーン・エイジャー向けというのが極端と
いっていいです。日本人って20歳過ぎたら音楽
を聴かなくなる人が多い…とは昔からいいますね。
(あるいは演歌寄りになる。ロック少年・少女が
結婚したり子供さんが出来たら、もうどうでもよく
なってカラオケやってたりするんだよ…って
超有名人の古いインタビューで読んだ事がありました)

新鮮というのは、今迄になかったものという意味と
なる事が多いと思うけど、あんまり斬新にしたら
売れない…というのが、キビシイ業界の掟にもある
のではないでしょうか?歌謡曲って売れてウン万
枚っていう単位が一番大きいでしょうから。
(フュージョンとか、1万で大ヒットですよ…)
御自分の感覚も、世代が上がるにつれて当然変化は
あると思いますよ。
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この回答へのお礼

若くないと新鮮味がなくなりますね。

お礼日時:2008/01/29 14:44

新鮮すぎたり斬新だったりするものを歌謡曲とは呼ばないから、です。



歌謡曲はできるだけ多くのひとに好かれるために作られます。
マジョリティの想定範囲内のメロディ、歌詞、リズム、サウンドでなければそれは歌謡曲としての条件を満たしません。
ちょっと変わった印象を与える程度の逸脱でなければ大衆には好まれません。

定番のコード進行やサウンドというのはありふれた印象と同時に安心感が持てるからこそ、定番化しているわけでそこに意味があるのです。

もしも音楽によって新しい感動を得たいのならば聴くジャンルを広げればそれで解決です。
「歌謡曲」と認識できる範囲内の音楽ばかり聴いていて新鮮味が無いと言うのは無いものねだりというものです。年齢は関係ありません。

ためしに、過去の売れなかった歌謡曲なんかを聴いてみるのも面白いかもしれません。歌謡曲として生み出されたはずなのに失敗したもののなかには、新鮮かどうかはわかりませんが、奇妙なものや制作の意図がわからないものなど色々ありますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
色々と聴いてみたいです。

お礼日時:2008/01/29 14:42

もう、何年も前から言われ続けてる気がしますが・・


音楽の学問的に分析すれば、同じコード進行、メロディの展開、言葉の使い方などなど・・ネタ切れと言っても過言ではないかもしれません。
全く同じ曲なら訴えられますが多少似ているくらいなら問題ありませんし、昔に比べれば曲のコード進行も難しいのが多くなっています。
曲はそうでも、歌は人間が歌いますから、全く同じ曲を歌ってもみんな違う感じになります(歌唱力の高い人の話、普通レベルでは同じ曲は同じような歌い方になると思います)
例えて悪いですが、サザンなどは言葉遊びのような歌詞に同じようなメロディの曲が多いですが「サザン節」と言われてすでに1ジャンルを築いています、初めて見たときは衝撃的でした。
永ちゃんのバラードなどは演奏とテンポが微妙にずれていたりして歌い方はとても簡単にマネできません。
馬場さんの歌も1曲だけで判断するのもかわいそうです。

昔流行った歌でも知らない若い世代には新鮮に聞こえるとかもありますし、歳を取ると感動が薄れるのも事実です。

その曲+歌う人で、音楽的要素ではなく、全体の雰囲気のようなものを感じて聞く、学問的には同じようでも、その人の音楽、世界みたいな感じで楽しむのが今の歌謡曲かもしれません。
演奏と一体化して表現していたりする曲もあったり、私的には最近でもけっこう新鮮さを感じることもありますが・・
歌謡曲で言えば、一般的に聞いて「いいな~」とか感じる曲は時代によって変わりますがだいたい決まっています、難解で覚えにくい音楽は流行りません。
今は、流行ってナンボ、カラオケで歌いやすい・・などが重要視されているようですので、どうしても似たような曲想になってくるのかとも思います。
私もたまたま聞いて「この曲のこの部分とあの曲のあの部分って同じだな~」なんて思うこともありますが・・自分でも趣味で曲を作りますので・・耳の痛い話です。
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この回答へのお礼

確かに馬場俊英の歌一曲で判断したのはまずかったですね。
私は歌などつくったことはありませんがやっぱり作るとなると
「あっ、これ聴いたことある」と思われる歌になるでしょう。
難しいですね。

お礼日時:2008/01/25 00:02

こんにちは



個人的に、歌であるとか小説であるとか、人間の創作というものは文化が発生して以来、ありとあらゆるパターンが作り出されてきたと思います。
文化の偏向、好まれるパターンはあるにしても、ほとんどは考えられるパターンが出てしまったのではないかと。
とても新鮮な何か、というのはそのパターン分布が低いものです。
だからこそ出てきにくい。
歌謡曲に限って考えても、質問者さんが想定したところから逸脱しないと新鮮ではない、ということになります。
質問の答えとしては、出尽くしている、ということになるでしょうが、歌謡曲の範疇に収まらないものが考え出されれば出ることはまだあるでしょう。
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この回答へのお礼

出尽くしてしまったのかなあ、というのはなんとなくわかります。
新しいものを開拓した方がいいかもしれませんね。

お礼日時:2008/01/24 23:57

bizilakeさんこんにちわ


それはアーティストのレベルが低いのと
魂のこもった歌ではなく
口先だけの薄っぺらい歌だからです
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この回答へのお礼

魂というのはあるかもしれませんね。
そう感じることも多々あります。

お礼日時:2008/01/24 23:55

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