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先日、夕方のニュース番組で、近畿各地に地下水の異常現象があり、これは大地震の前兆現象の可能性があるという特集がありました。もし、これが本当に前兆現象だとしたら、もうすぐ近畿地方に大地震があるということでしょうか??

A 回答 (4件)

前兆の可能性はありますが、前兆でない単なる地下水の変化という可能性も高いです。



現在地震学では、観測可能な前兆現象として前駆スリップが挙げられています。これはGPS、傾斜計、歪計などで観測されます。(ただし大地震の前に必ず観測されるとは限りません)
地下水とかラドン濃度はこうした前駆スリップから生じる二次的な現象であり、かつ観測精度やノイズの大きさなどもあり、これらから前兆現象と断じるのはかなり難しいと言われています。

プレート型大地震の前には道後温泉などの温泉や井戸の水位が急激に下がる現象は広く知られています。ただしここでも注意すべきは、
大地震が起こった→その前に水位変化がある(ほぼ必ず当てはまる)
水位変化があった→大地震が起こる(必ずしもそうとは限らない)
と言うことです。
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こんにちは。



前兆現象を探ろうと多くの科学者が研究をしていますが、今のところ信憑性が高い前兆現象は皆無です。
確かに東海地方などひずみ計など多額の費用をかけて予測しようとしていますが、当初地震予知としていたものが現在は何年以内に何%かという確率論的なものにトーンダウンしています。
たくさんの仮説がありますがその多くがこじつけ的な風評が主であり真に受ける必要があるかどうか疑問です。しかも大概地震の起こった後に雨後の竹の子のように後付けで出されます。

では近畿地方に大地震は起きないかと言えば、いずれは起こるというのが正解かと思います。ただし今日かもしれないし100年後かもしれないというだけのことです。そういう心構えでTV番組を見るなら危機意識の向上につながっていいのですが、いたずらに大地震をあおるような内容ならあまり感心しない番組ですね。
防災士として助言するなら日本中地震の心配のない土地は一坪たりとも無いので日頃から大地震に備えて準備を万全にしましょうといったところです。
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地震は防ぐことも軽減させることもできない。


でも、地震の被害は防ぐことも軽減することもできる。

ということで、常日頃からやっている地震対策や
常備品の見直しをやる機会ができたということで。
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それは誰にもわかりません!!。



しかし、そのことで「防災意識」が高まるのは結構なことだと思うので、避難場所の確認や打ち合わせ、非常時持ち出し品の確認、家具の倒壊予防などはやっておくと良いでしょう。
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