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1995年に起こった兵庫県南部地震に調べていたら疑問に思ったのですが・・・
兵庫県南部地震で、地震波が北海道に届くまでかかった時間はどれ位なのでしょうか?

また、話が変わるのですが、活断層の走向とずれの向きからどのようにして応力の向きが変わるのでしょうか?

どなたか教えて下さい。

A 回答 (1件)

まず,前半の質問から。



地震発生時刻は,1月17日の5時46分51.86秒です。
北海道といっても広いですが,ざっと見たところ,一番早く到着しているのは,奥尻島(震源から914.2km,P波が48分56.0秒,S波が50分45.9秒)です。
以下,主な地点の震源距離と到達時刻を書きますと,

檜山(900.6km)P波48分51.8秒,S波50分44.2秒
登別(1018.1km)P波49分07.4秒,S波51分03.6秒
札幌(1086.2km)P波49分17秒
富良野(1154.2km)P波49分23.2秒 S波51分27.0秒
稚内(1327.5km)P波49分50秒 S波52分22.0秒
根室(1342.8km)P波49分41.9秒
以上,データはCD-ROM版「地震年報」1995年版によりました。
到達までにかかった時間は計算してみてください。

後半の質問ですが,「1本の活断層の走向とずれの向き」だけからは応力の向きは定まらないと思います(…たぶん)。
「共役な2本の活断層の走向とズレの向き」からなら,ある程度分かるかも知れません。
では,日常的に行われている地震の応力場の解析はどうやっているかというと,全国(全世界)各地で観測された地震動の揺れ方を用いて分析しています。
これは言葉だけで説明するのは困難なので,どこか分かりやすいサイトはないかなと探してみましたが,こちらなどいかがでしょうか。
「2004年10月23日、新潟県中越地震の背景」
http://mtlwebmusesub.web.fc2.com/t041030chuetsuq …
ほぼ中程の「@4)北西-南東圧縮による逆断層運動」の,最初の図の下から先をずっとお読み下さい。
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この回答へのお礼

非常に詳しい説明ありがとうございます!
心から感謝します!!
夜遅くに本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/02/03 02:27

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