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中年の男性の四柱推命独学ビギナーです。
干合について本を読みつつ自分の四柱を例にして勉強を始めたのですが、干合のなかの「威制の合」と「土化中正」の示す意味がイマイチわからなくています。頭の固くなった私にはイマイチというよりは「さっぱり判らん」の状態になりつつあります。
どなたか平たく、おじさんにも理解できるように教えてもらえませんか?
ちなみに
癸  甲  辛  丙
印綬    正官 食神
酉  午  丑  申
庚  己  己  庚
偏官 正財 正財 偏官
の四柱で、辛-丙 の威制の合で水化、甲-己の土化中正の合となるようなのですが、威制の合で水化とはなんとなく判るのですが、
土化中正とはどういう意味なのでしょうか?

お詳しい方どうかお願いします。

A 回答 (2件)

十二支に特に結びつきの強い支合があるように十干にも結びつきの強い組合せがあります。

甲(木の兄・きのえ)己(土の妹・つちのと)、丙(火の兄・ひのえ)辛(金の妹・かのと)、戊(土の兄・つちのえ)癸(水の妹・みずのと)、庚(金の兄・かのえ)乙(木の妹・きのと)、壬(水の兄・みずのえ)丁(火の妹・ひのと)の五つのペアです。
更に木・火・土・金・水には強弱関係があり、これを相剋関係といいますが木剋土(木は土から養分を奪う)火剋金(火は金属を溶かす)土剋水(土は水をせき止める)金剋木(金属でできた刃で木草を切り倒す)水剋火(水は火を消してしまう)の5種類です。
これを先の五種類の干合に照らし合わせてみると全て兄側(陽干)の五行が剋す十干、妹側(陰干)の五行が剋される十干であることに注目して下さい。人間の姿に当てはめれば力強い兄とか弱い妹になります。本来なら相克関係は「いじめ」の関係に近いのですが相手が異性で弱い立場となるとどうでしょう?イジメのしがいがなくなり、サポートすらしたくなります。兄弟喧嘩でも兄弟、姉弟、姉妹なら浮かびますが兄妹となるとあまり浮かびませんね。それどころか兄妹の禁断の愛があるくらいで、十干の干合もそれに似たようなもので本来の相剋関係を忘れ、ひたすら夫婦のように睦みあってしまうのです。それに伴って十干の性質も己渡庚を除き、変わってしまいます。甲己は土性、丙辛は水性、戊癸は火性、庚乙は金性、壬丁は木性です。
甲己は仁徳の備わった大樹を意味する甲と豊穣な大地と信頼を意味する己で二つの誠実な性質が混合して、仁徳の備わった人格者になるという意味です。以下は私のイメージも含めて説明しますが、丙辛の威制の合は太陽を意味する丙が宝石を意味する辛を輝かし、そのキラキラ感は水を連想(水化)し周囲を圧倒(威制)し注目の的となります。
戊癸は無情の合といい、戊は山や岩、癸は雨や川を意味し雨降りの山、川中の岩を想像して見て下さい。山から下向する雨水や川流にぶつかる岩の衝撃は凄まじくその勢いは炎(火化)の様であり無情な感じです。
庚乙は仁義の合といい、庚は大斧で義や頑丈さを、乙は草花で柔和を意味し斧で刈り取られた草花はドライフラワーでみられるように硬化(金化)するものの剛柔兼備した大人になる意味がこめられています。
最後に壬丁は淫疾の合といい壬は海、丁は灯りで夜の海と灯台を想像して下さい。見惚れる光景から色気を感じ、色気はまた桃花(木化)を連想します。もてますが色欲に深まり易いので注意がこめられています。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
品が無いですが、一読して思わず「深!」と口走ってしたくらいです。

自分の日柱-月柱の甲己の干合のご説明では思わず赤面するくらいですし、月柱-年柱の威制の合のご解説では「え!それでは親のおかげで私は一機は輝く人?」と勝手に思い、これまた恐縮ものです。

深い四柱推命ですが、tokio-poroさんのように造詣を深くしようとすれば、やはり独学では無理なのでしょうか?
マズは手をつけた一冊を履修ですね。

お礼日時:2008/02/11 10:19

それぞれの干合につけられている名前の意味について詳しく書かれているものをまだ見つけることができずにおります。


ですので自分なりに解釈していることをおばちゃんがお話ししますので
参考にしてみてくださいね(笑)

甲己が合して中正の合と言いますが、中正を辞書で調べますと
まっとうで正しいこと、というような意味です。
干合というのは陰と陽の正しい交わりですから、剛木甲の亭主が柔土己の女房に
苦せずに根をおろすのはまっとうなことである、というような意味だろうなぁと解釈しています。

質問者さまの命式は日主甲に対して座下の干合ですのでこの場合は土化はしません。
座下干合は夫婦縁の強さを意味します。
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この回答へのお礼

早速のご教示ありがとうございます。

そうか!この解説だと、私にも意味するところがなんとなく判ります。

でも同じ柱の天干と蔵干は「座下の干合」となって土化しないで、夫婦間の縁の強さを現すのですか、、、。
勉強になりました。

実は妻と空亡が辰巳で同じなんです。
私が独学の手本にしている本に「同一空亡は仲の良さ、縁のつよい間柄」と書かれており、そんなもんかなと思っていましたが、今回のご教示で改めて思い知りました。
妻の親から反対され、12年間反対されたまま、最後には自分達だけで結婚した夫婦で、美男美女でも駆け落ちするほどの熱烈恋愛でもありませんでした。
ずっと山や谷はありましたが、分かれることも、分かれさせられる事もないのが自分でも不思議でしたし、回りも不思議がっていました。
今回のお教えも含めて考えると、妙に納得してしまいます。

ありがとうございました。
面白いですね。
また四柱推命の不思議な世界にのめり込みそうです。

お礼日時:2008/02/09 08:55

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