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こんばんは。高校生です。
以前、「昭和恐慌」について質問をさせてもらったものです。

相変わらず日本史の勉強をしているのですが、ふと疑問に思った事があり質問させていただきます。

よく(?)、「歴史はつまり、殺人の歴史だ」なんていうと思うのですが、確かに、自国内だったり他国間での戦争が連なって今日に至っている、という解釈はできます。
捕らえ方次第なのでしょうが、一見、戦争とは関係のない国内の政治上の出来事が最終的には戦争に行き着く、と考えることも可能です。
戦争など、大きなものでなくても、社会主義者の弾圧であったり、大老の暗殺であったりと、細かな殺人が連なり関与して歴史ができあがっているようにも捉えられます。

前置きが長くなったのですが、細かな殺人などに関して、今の時代から考えれば、「悪いことをしたから殺す」などという考えは成り立たないのですが、当時の、その殺人を犯した人にはその人なりの正義があり、たとえそれで捕らえられようと、死刑になろうと、自分の正義を貫く!といったものが多いように思います。
例えば、桜田門外の変では、大老の井伊直弼を水戸の浪士が暗殺しました。大老といったら当時は重役ですよね? 今で言ったら総理大臣(? 感覚がずれてたらすみません)。総理が間違ったことをしたからって、暗殺を企てる人はいません。
また、明治期に起こった大津事件。いち巡査である津田三蔵がロシアの、一国の皇太子を襲撃するんですから。。。 今同じことが起こったら大変な問題になりますよね。(当時もそうだったのでしょうが…)

ごめんなさい。前置きが長くなったといいつつ、また長くなってしまいました。。。
本題です。
今現在の犯罪事件。中には、上にあげたような「自分の正義をつらぬくため」の殺人もあるのかもしれません(それが許されるかどうかは今回は置いておきます)。が、報道される多くは、金銭であったり怨恨であったり。親に腹をたてて子供が親を殺したり、フラレタから女子が男子を殺したり。といったものが多いと思います。
そこで質問なのですが、いわゆる現在のような殺人は、歴史上で起こっていたのでしょうか? 現在と同じように起こっていたが、小さな事件・殺人(この言い方にはすごく語弊があると思いますが…)のため、学ばない、ということなのでしょうか?
怨恨という意味では、奈良時代の政争なども怨恨だと思うのですが、それは結果として歴史を変えているじゃないですか?
そういったものではなく、家庭内の殺人であったり、隣近所の殺人、それは起こっていたのでしょうか?
結局、今も昔も、人は人を殺すのかな、なんて考えてしまい、気になってしまったので質問させていただきました。
このカテゴリーでいいのか不安ですが、どなたか詳しいかたいたら、教えてください。
お願いします。

A 回答 (6件)

いわゆる教科書的な「歴史」と言う観点ではなく、文化人類学や民俗学の本を


読んでみたら、民間の殺人について書かれています。

例えば 小松和彦 著「異人論」だと村の外部からやって来た旅の六部(僧侶)
の持っている財産や知識を奪って殺し、それで村が豊になってめでたしめでたし…
とか色々書かれています。(江戸時代ぐらいの話)

文献からの歴史ではなく、口伝による歴史も調べてみてください。
昔話や伝説を読み解けば、そう言う記号が隠されている場合もあります。

興味があるようでしたら、文化人類学や民俗学もあたってみてはどうでしょうか。
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すみません・・・長いです。



家庭内の殺人や近隣の殺人は、神代の昔から数え切れないくらい起こっていると思います。

しかし、悲しいかな、それが、世間一般に影響を及ぼすような重大事件で無い限り歴史としては、残らないのが現状です。

被害者や遺族にとっては忘れられない事ですが、無関係の人にとっては、記憶として残らないでしょう。

いわゆる「風化」というヤツです。

ですから、今でも、未解決の事件などでは、遺族の方が「この事件を風化させないために・・・」と、時々、マスコミ関係に訴えたり、街頭でビラ配りしたりなど、様々な活動をしていかない限り、記憶に残らない・・・記憶に残らないという事は、当然、歴史としても残りません。

この記憶や歴史に残る残らないは、事件が未解決で犯人が逃走・行方不明なのか、解決して、ちゃんと処罰を受けているのかには関係なく、たとえ、家族間の殺人であっても、それが、国や政治に関わる事なら、歴史として残る事になり、そうでなければ風化してしまうという事でしょう。

古くは、あのヤマトタケルノミコトが双子の兄を、朝食をともにしないという理由で惨殺していますし、鎌倉時代に源氏の直系が三代で絶えてしまうのも、親兄弟との抗争の果ての事です。

兄弟同士で殺人があっても、それが将軍家や天皇家なら歴史の授業で習いますが、一般家庭の出来事までは学びません。

武将同士の、争いが繰り返され、ある意味、全国的に無法地帯だった戦国時代でも、正当な理由なく殺人を犯した場合は、逮捕され処罰されています。

そのような時代は、一般庶民はグループを組み自治という形で、自衛しています。
日本史の勉強をなさっているのなら、ご存知でしょうが、国一揆で有名な山城国の惣村では、隣人による殺人事件が起こった時、村の法律に基づいた話し合いの末、自分たちで処刑したという記録もあります。

あなたは、昨年の家庭内の殺人や近隣の殺人のような事件をいくつ覚えておられますか?
それは、10年後も20年後も、そして50年後も覚えているでしょうか?
さらに、それを次世代の人に、話して聞かせるでしょうか?

昔は無かったから歴史に残らないのではなく、たくさんあったけれど歴史に残る物と残らない物があるという事ではないでしょうか。
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こんにちは。



日本の昔は親殺しが多かったという見解があるようです。
何だったかな、ちらっと見ただけなので詳しくは知りませんが・・・・
ちなみに自殺も、今だけ多いんでなくてかつても多い時代があったんだとか。

家庭内の殺人であったり、隣近所の殺人は当然あったでしょう。
人間の細かい部分は、いつの時代でも同じです。
もちろん変化する部分はありますが、深いところはそう変わらないんじゃないでしょうか。
物語というのは時代を越えて人々に読まれるでしょう?
(ついでに言えば国も文化も越えます)

「死」が今よりずっと身近な時代でしたし、「人権」とかいう観念もありませんでしたし、ある意味では今よりワイルドだったんじゃないでしょうか。
ふられたから殺すというのは今ほど無かったんじゃないかと思いますが、男女のいざこざで刃傷沙汰みたいなのはあったんじゃないでしょうか。
心中は劇になったり絵になったりしてるかな。
八百屋お七を知ってますか?
とウィキペディアを読んでいたら思い出したのが四谷怪談。
あれも家庭内殺人の話です。出世のために妻を殺す夫。
史実とは違うのかな? でもフィクションを考え付いた人がいて、それがウケたということは、人々が心の中ではそういうシチュエーションを理解できたからでしょう。

貧乏で子沢山だと堕胎しようとしたり(日本は今でも先進国中では堕胎が多い国と言われています)、生まれた子をすぐ殺したりもしていたようです。
盗賊も昔っからいます。
他の方々の回答にあるような刑罰が存在したということは、その種の犯罪があったということです。

昔の小説なんかを読んだらいいんじゃないでしょうか。
あるいは昔の人物を描いた小説でもいいですが・・・・・時代の雰囲気が感じられると思います。
西洋文学なんかも。一般家庭の話ではありませんが、学校で教えてくれない貴族の親戚内・家庭内陰謀なんかは多いですよ。


>今の時代から考えれば、「悪いことをしたから殺す」などという考えは成り立たないのですが

法律で死刑を定めてはいますね。悪いことをしたら、死をもって贖(あがな)う。
※最近の世界のトレンドとしては死刑廃止の方向に動いています。


>総理が間違ったことをしたからって、暗殺を企てる人はいません。

日本では、ね。
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江戸時代は江戸時代なりの刑法があります。



窃盗10両以上は死刑
放火は火あぶり
尊属殺人(親殺し)は死刑
などです。但し親が殺されてその報復をしたい場合は、代官に決闘の申請をすることで公式に報復が出来ます。
ほとんどが現行犯逮捕だったようですが、刑罰は現在とは比べ物にならないほど厳しいです。
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 ハンムラビ法典(紀元前1700年代)と言うのが有るくらいですから、人間は古代から殺人(まあサルでも同族殺しをする訳ですし…。

)などの犯罪は当たり前のようにあったと思います。(子がその父を打ったときは、その手を切られる等、えらく細かいとこまで規定されてます。)

 ハンムラビ法典は、「目には目を、歯には歯を」が有名ですが(「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」という点が語られないのが残念ですが)その他にも、被害者の保護や被害の軽重に応じて賠償額を規定するなど、当時の社会環境を鑑みれば極めて先進的な司法制度が存在していた証拠ですし…。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A0% …
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>家庭内の殺人であったり、隣近所の殺人、それは起こっていたのでしょうか?


当然あった、と思うべきでしょう。
昔であれそういった殺人は裁かれるべき、という考えを持つ人もいたでしょう。ですが、昔はあまりにも手段が少なかった。
現代でこそ犯人を捜す手立て(指紋、DNA、情報伝達技術etc...)が非常に豊かになっています。が、昔は手配するにも似顔絵(しかも筆で書いた歪なもの)や背格好や口渡しの情報のみ。そういう条件があるので、昔のほうがつかまりにくかった、という違いはありますが。

>小さな事件・殺人のため、学ばない、ということなのでしょうか?
歴史に学べ、とは政治や人々の習慣のことです。自分に直接関係ない殺人事件に(長期間)興味を持つ人は数少ないです。歴史上での殺人、なんてアバウトな部分をそう深く考える方は昔も今も少ないでしょう(質問者を侮辱しているわけではないんですよ? あくまでもアバウトな部分を深く考える~ということについてです^^;)
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