街中で見かけて「グッときた人」の思い出

名前が世間に知れている議員さんの多くは
衆議院だと感じておりますが
なぜそのような現象が起こっているんですか?

参議院ってあまり必要とされてないのでしょうか?

A 回答 (6件)

戦前(正確には1947年まで)、日本の議会は、人々から選挙で選ばれた議員によって運営される衆議院と、華族など名家から選ばれた終身議員によって運営される貴族院の二院制でした。


両者は、同格の存在として運営されており、そのため、庶民の意思が国政に伝わらない、ということがありました。

戦後、国会組織を改める際、貴族院は廃止となり、人々の選挙によって選ばれる参議院が設立され、現在の衆参両院という二院制の議会になりました。しかし、改まった当初は、戦前の議員がそのまま…というようなこともあり、一気に改革とはなりませんでした。

民主主義において、人々の意見を反映する、ということが原則となっています。そのため、人々の意見を反映しやすい衆議院により強い権力を与えることになりました(その部分については、No.1さんや、No.3さんの仰っているようなことです)


参議院の必要性については、確かに不要論も出ています。
しかし、衆議院は最大4年ごとに選挙が行われます。一方、参議院は3年ごとに選挙が行われます(6年間の任期ですが、3年ごとに半分が選挙になります) これを組み合わせると、より多くの時期の国民の意思が国会へと反映される、ということになります。
現在の国会には、04年の参議院選挙、05年の衆議院選挙、07年の参議院選挙の3回の選挙で選ばれた議員がいることになります。国民の意思、求めるもの、というのは、刻一刻と変化するものですので、国政に声を伝えられる機会は多くあった方が良いことは確かです。それだけでも、参議院は必要な存在であると思います。
また、No.3さんが仰っているように、仮に参院で否決されても、再議決で法律は出来ます。しかし、一度否決される、ということは、会期の決まっている国会運営にとっては非常に大きな痛手です。その意味でもやはり意味はあるといえるでしょう。
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憲法上は、衆議院議員も参議院議員も同じ。


※ 衆議院と参議院とでは決議の優越がありますが。

衆議院と参議院の大きな違いのひとつに「解散」があります。
衆議院にのみ解散があるので、参議院よりも「民意が反映している」とみなされています。総理大臣は、民意をなるべく反映した人がいいだろうという認識の上で、戦後においては、基本的に衆議院議員から総理大臣が選ばれています。衆議院議員しかなれないと言うことではありません。
※ 日本共産党においては、宮本議長が党首であり、参議院議員であったので、首班指名選挙では「宮本議長」に投票しております。それが憲法違反とか言われたことは寡聞にして聞きません。

国政に参加する以上、いつかは総理大臣になりたいというのは、政治家の本能らしいです。とすると、「デタガリ」の人は、参議院よりも衆議院を選ぶことになります。
その結果として、「名前が世間にしれている議員」には衆議院議員が多くなります。
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建前的には衆議院議員は国民の代表として政治に参加することを許された代議士で


参議院議員は代議士ではないからです。
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貴方か感じているものは正しいですよ。

衆議院は参議院よりも多くの権力を持っています。

1.総理大臣は衆議院議員から選出されます。
2.予算案は衆議院で可決すれば事実上、それで決まりです。
3.参議院で秘訣した議案でも衆議院の2/3の賛成で成立します。

だから常に参議院不要論が起きるのです。お隣の韓国や中国は1院制ですね。
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戦後から一時を除き、衆参で自民党が与党の立場にあったので、


参議院の存在が希薄だったのです。
閣僚は参議院から2人しか出さない事を自民党は決めています。

また、以前はよく参議院不要論がありましたが、
最近は参議院で民主党が第1党となった事で、道路特定財源など
政権の腐敗が明らかになり、参議院の必要性が認識されてきました。
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衆議院は参議院より優越していて参議院よりも


強い権限を持っています これは任期4年(参議院6年)で
より民意を顕しているという判断からきています
衆参両院で別の議決がされた場合も衆議院の議決が優先されます
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