
親が残した田んぼが少しあったのですが、ショッピングタウンができるために、駐車場用として貸しました。
今までは「種別」が「田」でしたが「宅地」になってしまいまして、固定資産税が3倍になってしまいました。
貸し賃が入りますけど、これは「所得税」を払っております。固定資産税というのは、不動産を持っているだけで「税金」がかかる、というのが不思議になってきました。
持ち物に税金って、たとえば「何億円もの豪華な宝石」などは持ってるだけで「税金」っていうことは、無いんでしょう。
そもそも、固定資産税というのは、どういう考え方から、発生したものなのでしょうか?
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
まず基本的にいかにして税金を出来るだけ公平に負担してもらうのかということを考えねばなりません。
一番初めに思いつくのはみんな定額で負担するというやり方です。
でもそれが公平なのかというと、お金のある人にとっては負担が少なく、お金のない人にとっては負担が大きくなるので、公平とはいえません。
そこで生まれたのが、お金のある人ほど沢山税金を払ってもらい、お金のない人には少しだけ払ってもらうというシステムです。そうすると、負担感というのは一番平等になるでしょうということですね。今の税金は基本的にそういう考え方で作られています。
問題は「お金のある人」「お金のない人」を区別するものさしをどうするかです。
日本の大きな税制でみると、そのものさしのやり方は大きく次の3つがあります。
(細かなほかの例外は除く)
A.所得に応じた課税
所得の多い人ほどお金があるとみて課税します。
B.消費税
商品を沢山購入する人ほど、それだけお金があるとして課税します。
C.財産税
実際に財産を沢山持っている人ほど沢山課税します。
固定資産税は上記のCになります。問題はその人のすべての財産を評価して課税というのは、可能であればそのほうが望ましいのですが、それがなかなか難しいので、すべての財産に対してではなく、そのうち特定の財産に対してのみ課税となっています。これは把握しやすいものしか課税できないのでということでもあります。
固定資産税の中でも土地に対する課税は、また別の側面も持っています。
土地というのはいってみると、日本の中にある限られた資源といえます。
その資源を占有するということは、日本という一つの社会の中で、その資源を沢山もっている、逆に言うと他の人はその分その資源にあずかれないということになります。
であれば、その資源を持っている人には相応の税負担をしてもらい、社会に対して貢献してもらおうという考えがあってもおかしくないわけです。
その土地のある自治体にとっては、土地という自治体の限られた資源をその人に占有されているのだから、その税金は自治体がもらうのが一番適当であるという考えがあり、大抵の国では地方税になっています。
No.2
- 回答日時:
(1)不動産を所有していることに、税金を納める担税力認められること
(2)把握し易く、公平課税できる(宝石等は把握しにくい)
(3)課税するのに費用が少なくてすむこと
No.1
- 回答日時:
固定資産税は、質問者様のように利益を得ている「宅地」はもちろんのこと、何も利益を得ていない「宅地」であっても同じように課税されます。
農地であればただのように安いですが、「雑種地」や「宅地」は高くなります。
確かに、地目が変わったとたんに、何倍も税金が高くなるのは納得できない面もありますよね。
この固定資産税は「応益税」としての性格を有し、その固定資産が行政サービスから受ける保護と便益に着目して課税されるものであり、その資産価値による租税力に対して課税されるものと考えられています。
参考までに、このサイトをご覧ください。
http://superdon.blog57.fc2.com/blog-entry-77.html
わかりやすく書いたURLをありがとうございました。読んだら、なんだか納得させられてしまったような気持ちになりましたが、私のように、「なぜ、固定資産税を・・・・?」と疑問を抱くことは、別に間違っては、いないんですよね。
私は、田んぼが宅地になって、その評価価格の違いにびっくりさせられまして、日本国民の命の元である「お米」を作る「田んぼ」が、こんなに安い評価しか受けていないのか!、これは百姓を馬鹿にしてるんじゃないか!!と、腹が立つやら、情けなくなるやら、頭に血が昇ってしまいました。
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