天使と悪魔選手権

日本の政治家って話してることが曖昧だし、そもそも聞いている人から共感を得られるような話し方をする人が少ないように思えます。

国会や記者会見などで、そこそこしゃべれていた人は主観ですが、自民党では小泉元総理大臣・舛添厚生労働大臣・石場防衛大臣あたりです。民主党はけっこう話せる人はいるみたいですが・・・・

それでも海外に比べると、どうも見劣りしてしまいます。
アメリカの大統領演説やメディアへのコメント、各国首脳の話し方など見ていると、なんか格好いいんですよね。

海外ドラマ:24 -TWENTY FOUR-なんかでは大統領補佐や秘書が、大統領が演説などメディアの前で話す前に必ず、下書きを作っていました。それと話し方まで相談したりして、用意周到という感じでした。
これはドラマの話ですが、実際も似たようなことを各国やっているのでは?と思います。

そして日本ですが、ぜんぜん格好良くありません。。。完全にパフォーマンス不足だと思います。小泉元総理大臣がパフォーマンスだけだと批判されていましたが、あれでも足りないほうでは?と感じます。
というかそのへんの一般企業の方のほうが、話だけなら全然マシなんですが^^;

もちろん政策や公約を果たすのは当たり前のことですが、結局あの人たちは、「国民の理解を得る=共感を得る」ということも仕事のうちなのですから、話が下手では困るのですが・・・・

・日本の政治家はなぜパフォーマンスが不足しているのでしょうか?

A 回答 (3件)

日本人の気質によるのではないでしょうか。


・目立つものは叩かれる。
・阿吽の呼吸
・建前が大切

このような社会では強力なリーダーシップを発揮して行くのは大変困難です。
一般企業でもサラリーマン社長では困難で、強力なリーダーシップが発揮できるのはやはり創業者ないしは同族企業ではないでしょうか。

トップに要求される資質として、人を引きつける魅力があります。
日本の場合、見た目で判断するのは良くないという建前が強いため、見た目の美醜は重要ではありません。
逆にアメリカの場合、人を引きつける魅力であれば、見た目も当然良い方が望ましいと考えています。
大統領は不細工ではなれないのです。
日本でこのような事を公に言ったら叩かれそうですよね。

パフォーマンスも同じです。
日本では不言実行ではないですが、大きいことを言う前にやれと言う文化があります。
また目立つことを行えば必ず叩く社会ですよね。
一時的に成功している間は褒めたとして、風向きが変わると嬉々として叩くことが大好きな国民性によるものです。
このような社会であれば、パフォーマンスをするより根回しをして、トップにあがった方が仕事を行う上でも楽になります。

阿吽の呼吸は、物事の考え方の共有の仕方の違いが出ています。
流行語になっているKYと言う言葉も、日本の社会ならではの言葉です。
大多数が同一民族であり、考え方もそれほど大きくことならない集団においては、議論を行い一時的な対立を産むよりも、場の空気からお互いに落とし所を探り仲良くやった方が上手く物事が進んできたからです。
異なる民族が入り交ざって生活している環境においては、このように空気を読むことは大変難しくなります。
考え方の基本は、自分の考えは相手は知らない、知らないのだから自分の考えを言葉にして表現し相手に伝えなければならない、となるのです。
つまり日常社会自体において、自己の意思を上手く言葉で表現する技術を磨かされるようになるのです。

ドラマの中での原稿の準備や、話し方は実際に行われています。
日本では広告代理店などに分類されるような会社、選挙活動・政治運動を支援するための専門の広告代理店のようなものが存在します。
原稿から話し方を含め、どのようにしたら共感を得られるかを考え、その演出を行っています。

米国からしたら小泉氏の政治のやり方は劇場型でもなんでもなく、やっと米国から見ても理解出来る日本のTOPだと思われたはずです。

例として米国をあげましたが、他の国においても同じことが言えます。
日本と違い、昔から陸続きで他の国が存在し、異なる民族が存在している環境では言葉による表現が大切になり、曖昧さは好まれません。
日本は海に囲まれていることもあり、このような文化が形成されたのではないでしょうか。

これが日本の政治家のパフォーマンス下手、あえて言えばパフォーマンスができないほうが良い理由だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
素晴らしい意見だと思いました!

お礼日時:2008/04/23 04:18

ポピュリズムこそ改めるべきだと私は思います。


政治は演劇がうまい人が牛耳るようでは困ります。
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この回答へのお礼

>政治は演劇がうまい人が牛耳るようでは困ります。
=どっち寄りなのかを判断するのは国民ですけどね。
仕事もこなし、演劇も上手ければ、尚良いという話です。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/24 03:55

>日本の政治家はなぜパフォーマンスが不足しているのでしょうか?




鍛えられていないからでしょう。
書かれた通り本当に下手です。
福田総理、小沢党首討論は飽きてしまいます。
また、森元総理は冗談がうまく聴衆を笑わせる術に長けていますが、演説の中味が不足しています。
小泉総理は絶叫型で、心情に訴える演説です。

「選挙区民の情に訴える方が票になる」と、考え、長年それできたので直せないのだと思います。
そして、選挙ではたすきをかけ、頭を何度も下げます。
選挙カーは名前の連呼のみです。

政策をきちんと訴えるオバマ、クリントンの演説とは比較になりません。
やはり大統領制のように国民から直接選ばれる選挙があることで、
練習を重ね鍛えられるのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>「選挙区民の情に訴える方が票になる」と、考え、長年それできたので直せないのだと思います。
=長年やってきたことですか。たしかに選挙運動とかほんとワンパターンですよね。冷静に遠くから見てると萎えますよ・・・威厳もなにもないし、ある意味「頭さえ下げてりゃ問題ないだろう」とバカにされた気分にもなります。

>やはり大統領制のように国民から直接選ばれる選挙があることで、
練習を重ね鍛えられるのでしょう。
=日本だと総理大臣は国民が選べませんからねえ。
福田さんなんかは未だに「仕方なく総理大臣やってる」イメージがありますw もちろんあれでは練習する気なんてゼロでしょうね。

お礼日時:2008/04/23 02:13

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