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講義で、太陽の光を分光器に当てると波長の長さにより虹の色の帯(スペクトル)に分かれ、そのスペクトルを良く見るといろんなところに黒い線(吸収線)があり、それを調べる事によって太陽のいろんなこと(表面の物質等)を知ることができると習ったのですが、吸収線(黒い線)のできる原因と、なぜ吸収線を調べる事で太陽の成分(物質)が分かるのかが良く理解できませんでした。

どなたか上記の内容にお詳しい方おられましたら、分かり易くご教授頂ければ幸いです。

「質問要約」
・なぜスペクトルに黒い線(吸収線)が表れるのか?
・吸収線でなぜ太陽の成分(物質)がわかるのか?
●[追加]恒星が近づきつつあるのか、離れつつあるのかも分かると習ったのですが、なぜそんなことが分かるのか?

あと、原子の光の吸収と放出、遷移確率、などの説明もあったのですが、そちらの方も良く分かりませんでしたので、付随してご教授の程どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

・なぜスペクトルに黒い線(吸収線)が表れるのか?


・吸収線でなぜ太陽の成分(物質)がわかるのか?

 原子や分子は特定の波長の光を吸収するから。
 だから太陽からの光を分析すると、太陽中心部で発生
 した光が太陽大気を通るときにある波長の光が吸収され、
 地球で観測するとその部分に黒い線が現れる。

 逆にいうと黒い線=その元素が太陽に存在する、
 といえるから。

●[追加]恒星が近づきつつあるのか、離れつつあるのかも分かると
 習ったのですが、なぜそんなことが分かるのか?

 波長が全体的に赤(長いほう)に移動していたら→遠ざかっている
 波長が全体的に青(短いほう)に移動していたら→近づいている
 
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>原子の光の吸収と放出



まず.原子の構造を思い出してください。
中心部に原子核が有り.原子核の周りを適当に電子が回っています。
さて.電子が外側の軌道から内側の軌道に移動したときに.光を発します。
逆に.内側の軌道から外側の軌道に移動したときに.光を吸収します。

この移動する割合が
>遷移確率、
でしょう(最近の言葉がわからない)。

>講義で、
という事なので.大学生でしょう。図書館で.次の本を見つけてください。
日本化学会.化学便覧.丸善
原子の遷移エネルギー
の数値表がどこか(多分原子きゅうこう分析のあたり)に乗っています。このエネルギーに相当する光の波長を計算で求めてください。すると.吸収線・発光線で元素が特定できる事が見当つくでしょう。
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