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CR微分回路とRC積分回路に、それぞれ矩形波の電圧をかけると、微分回路は尖がったような出力で、積分回路はジグザグな出力になりますよね。

この二つの回路の出力は時定数を変えることによって変換される具合が変わり、入力された電圧が、より変換されて出力される回路がいい回路なわけですが、そもそもそれぞれ二つの回路っていったい何がしたくてあんな変換をさせているんでしょうか?

あの尖がった波形と、ジグザグな波形をどのような用途に使い、究極はそれぞれどんな波形がほしいのでしょうか?

A 回答 (2件)

一番身近で使用されているのは、テレビの回路です・・・



質問者さんは、テレビがどの様にして映っているのか?
基本的な知識はあるでしょうか?
あると、説明が簡単なのですが・・

画面の、水平走査線、垂直走査線の同期を取る時に、フリーランをさせるためには、積分波形を、同期を取るためには微分波形を使用します。

究極はどの様な波形が欲しいか、微分波形ならできるだけ「急峻」なですし、積分波形ならできるだけ「なだらかな」・・です。
が、現実にはほどほどで良いのです。

何か疑問や説明不足と思う事があれば、補足でお願いします。
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矩形波(四角い波形の波形)を微分すると立ち上がりでプラス方向の


細いパルスが出て、立ち下がりでマイナス方向の細いパルスが出ます。
これらのパルスは正と負なのでどちらか片方だけを取り出しやすいのです。

これを利用すると、入力波形の立ち上がりだけで動作する回路とか
立ち下がりだけで動作する回路などが作れます。解りやすい例では
ボタンを押したときだけ動作する回路、または、ボタンを放したときに
動作する回路が作れます。

積分の方は波形が丸くなるので入力の変化時点より出力が遅くなります。
何らかの遅れを作り出してタイミングを合わせたりするときに使えます。
また、スパっと立ち上がった波形が丸くなるわけですから、信号に
含まれる細いノイズなどは出力に出てこれなくなるので、ノイズでの
誤動作を減らしたいときに使うこともあります。

どちらも、一例です。実際に実用化されている回路ではもっと良い方法
が使われていたりしますが、微分、積分回路の典型的な使われ方の
例です。
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