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古株のウルトラファンです。
現在、ファミリー劇場で『ウルトラマンレオ』と『ウルトラマンマックス』を放送しています。
『レオ』は本放送当時、最初の少しを観ただけで観なくなってしまい、その後、再放送時にそれなりに観たものの、いわゆる「イベント回」を観た記憶がありません。
『ウルトラマンマックス』は最終回近くしか観ていません。

我が家はケーブルテレビで、セットトップボックスに録画機能があるので、観ては消しで観進めているのですが、できればイベント回、名作回だけは、HDD/DVDレコーダーで録画したいと思っています。
イベント回は、Wikipediaや資料などから大体はわかるものの、資料だけに頼っては根本的な見落としをしそうです。(たとえば、あるイベント回の重要な伏線が別の回にあるとか)

そこで、これらに該当する回を、実際に観た方の視点からお勧めしていただきたいのです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

36話「飛べ!レオ兄弟・宇宙基地を救え!」は、レオの世界観としては本当に異色でした。

努力も根性も特訓もない、SF恋愛ドラマでした。

Mac長官のお嬢さんの婚約者に化けて恋愛感情をストレートに武器にして汚い手段をつかうアトランタ星人(スペクトルマン・蒲生譲二役の成川哲夫氏)に苦悩するゲン。アトランタ星人の陰謀を暴露するとお嬢さんの恋を壊す。それを恐れるゲン。

乙女心を知りたいと、百子に相談すると「好きな人が宇宙人でも構わない。」これは暗に、「おおとりさんが宇宙人だって私はあなたが好きです。」という百子さんにとっては深い意味があったのですが、さらに追い打ちをかけることに。

それをさりげなく救ったのがモロボシダン。なんと心憎い助け船。そして、「さあ、俺は知らんぞ。」
アストラは終盤助太刀に来ますが、アストラがいなくても充分見応えのある話でした。

レオでいつもイライラしていたのは、レオに応用力が無かったこと。特訓して覚えた技が一度限りでまた似たような技の特訓をすること。特訓しても成果が出ず、途中で放棄してダンにしごき倒されること。ダンの叱り方もその場限りのご都合主義で、前に言ったことと違う、という事が多かったこと。
ダンがゲンの特訓を他の隊員に機転を利かせた説明をしないので「お前ばかり隊長に特別扱いされやがって。」と特に明石隊員から恨まれていた事。
努力、根性、特訓の方向性が間違っている、と本放送当時から強く感じていました。見るのがこんなに苦痛なウルトラマンは始めてでした。

だから36話は「ウルトラマンレオがまともになった!」と、とても嬉しくなった話なのですが、ぬか喜びでした。

その後、おお、これは!と思えたのは、48話「大怪鳥円盤・日本列島を襲う!」です。円盤怪鳥サタンモア登場。ゲストが「スーパーロボットレッドバロン」紅健役の石太郎氏(岡田洋介氏)でした。ゲンがレクセンターに居た時の親友の裏切りの話で、ゲンに親友がいた事自体が衝撃でした。しかし、内容はどこかで見たような、と思ったら、ミラーマンの48話・「赤い怪鳥は三度来た!」(対ボアザウルス)の焼き直しでした。

残念なのは2話のナレーションで、「レオとマグマ星人の戦いは今始まったばかりなのだ」と言っていたのに、脚本家が複数で一本筋を通すことが出来なかったらしい事と、変にテコ入れしたのがたたって設定を忘れ去られ、30話で怪獣をお嫁さんにしたい、とストーカーと化しての再登場しか無かった事でしょうか。

前作「ウルトラマンタロウ」でタロウが東光太郎という地球人として生きることを選んでバッジをウルトラの母に返したので38話・39話でウルトラ兄弟との対決時、タロウがいない事は、おお、前の話を忘れてなかったな、と関心したり、34話で帰ってきたウルトラマンがダンのウルトラアイを修理の為持って帰ったのに一向に返却に来ない、その時に貰った怪獣ボール・セブンカーも一回しか出てこなかった、この話は本当はとても重要な話ではなかったのか、等々、頭を悩ましまくった「ウルトラマンレオ」ですが、それでもまた見てしまうのでした。

マックスはハードディスク内に保存してあり、編集しながらしっかり見るつもりです。一度全部ざっとみているのですが、語れる程覚えていないので、こちらはパスです。

この回答への補足

1ヵ所訂正です。
今週観た『マックス』は、11話の「バラージの預言」でした。

補足日時:2008/06/23 17:22
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この回答へのお礼

まさに、資料を眺めるだけではわからない情報の数々、大感謝です。レオには知らない面が多々あるのだなあと驚きです。

》レオでいつもイライラしていたのは

このあたりのご意見、まったく同感です。再放送を観た高校生の頃だけは、「特訓シーンはギャグ」とひねた目で見ていたので気にしませんでしたが、あらためて今観ると、たとえば梶原一騎作品にある「特訓の合理性」などが全くなく、こんな筋の通らないものを子どもに胸を張って見せられるのかと、スタッフの感覚に疑問を覚えます。
『レオ』って、設定の新しさ自体は注目すべきところがたくさんあったのに、それを生かせなかった残念な作品という気があります。
こだわり世代がマンガやノベルで、「やり直し」してくれませんかね。

『マックス』、今週の7話を観まして……いくら低年齢向けでも『ウルトラマン』はもっと脚本にひねりがあったぞ、とか思ってしまいました。特撮部分はやたらと力入ってるんですがね。

おすすめの回はかならずチェックします。ありがとうございました!

お礼日時:2008/06/23 15:38

「帰ってきたウルトラマン」から続く第二期ウルトラマンシリーズはそれぞれ特色を出そうとして色々なパターンに手を出しているわけですが、レオはまず主人公のレオがウルトラ兄弟じゃないという初めての試みで、更に帰マンでも取り入れた特訓して技を習得するというスポ根ものをメインにしている点が新機軸ではありますね。

帰マンはウルトラマンが郷秀樹に乗り移っているので郷が特訓しても意味無いんじゃないかなー?と言う疑問が子供心にもあったワケですが、レオはオオトリゲンとレオは同一人物なのでまあ許容できる感じはします。しかしストーリーはまあかなり厳しいです(^^;;;
折角モロボシダンがMACの隊長として出てるオイシイ設定もあまり生かされてないし・・・なによりウケ狙いの為か、人がガンガン死ぬのが凄過ぎる。ゲンの知り合いの少年なぞ、両親が怪獣の攻撃で死んで、妹とふたりきりで春川ますみ扮するおばさんだかのところに引き取られるのですが、結局円盤生物シリーズでそのおばさんも妹も死んでしまい、ひとりぼっちになっちゃうんですよね・・・MACも全滅するしダンは生死不明だし、なんってヒサンでクライ内容なのだろうと・・・驚きを隠せません。いや、帰マンでも岸田森と榊原るみが死にますが、それを遥かに凌駕する人死にです。
こんなにウルトラマンで人が死んでいいのか?(汗・・・で、ツッコミ所満載のレオの中でも一番は♯1の方も挙げてた48話「大怪鳥円盤・日本列島を襲う!」です。円盤怪鳥サタンモア登場ですねえ・・・私のツッコミ所はそのゲンをかつて裏切った親友と再会した時サタンモアが襲ってくるのですが、両親を襲われて殺された少女がいて、なんとゲンはその友達に立ち直るキッカケとして、その少女をサタンモア(小型サイズの大群がわらわら)から守れと言い残して自分は戦いに行ってしまうのですよ・・・ええ?!と思いませんか?そりゃゲンはレオなので平気でしょうが、友達の男は只の人間なんですよ?案の定彼は少女を守り切ってサタンモアに殺されてしまいます。しかもグサグサクチバシで突き刺されて・・・
いや、見方によっては美しい話でしょうが・・・ムリでしょー?
初めて観た時も後に再放送で観た時もぜーったいムリだろそれは?とツッコミましたが、何度見てもシャレにならないシーンです。
そうそう蟹江敬三のブニョも必見ですね。

「ウルトラマンマックス」はつい先日もレンタルで借りて観直したばかりです。長いウルトラシリーズでも初のセブンタイプのウルトラマンというので既にそれだけで感動してしまうのですが(「ウルトラセブン21」は無視します(笑)、私的には初めてスタッフが過去のウルトラシリーズをリスペクトして作ったシリーズと言う印象を強く受けました。このマックスとメビウスはその点で今までの過去の遺産を利用するだけのこれまでのシリーズとは一線を画しているという気がします(アクマで個人的な見解ですけどね)

いままで、何度も何度もウルトラマンの新作が出来る度に嘗ての隊長が、隊員が参謀とか隊長とかで出てくれると嬉しいのに・・と思った事ありませんか? ムラマツ参謀とかキリヤマ参謀とか・・・ウルトラセブンの単発ものでフルハシが隊長になってて感動しましたが、そういうのが見たいんですよねー・・だから、マックスでは役名こそ違いますが、ハヤタやフジ、イデがレギュラーで出てくれたのには本当に嬉しかった。メビウスに到ってはそれまでの警備隊・防衛軍の歴史がそのまま生かされていたのが一番感動でした。
「マックス」はそういうわけで最近のウルトラマンシリーズでは最も好きな作品なので、どれもお薦めなのですが、「わたしはだぁれ?」は確かに必見です。で、違う作品を挙げるとすると「胡蝶の夢」「狙われない街」あたりでしょうか。「胡蝶の夢」はウルトラの脚本を書いている男(石橋蓮司!)の夢とカイトの現実が複雑に交錯して面白いし、「狙われない街」は『あれ』からずっと日本の下町に住んで人類を観察してたメトロン星人の話で(気が長い)相変わらずちゃぶ台でカイトと話をするところが微笑ましいです。
もうひとつ、タイトルは忘れてしまいましたが「ウルトラQ」をリスペクトした作品が好きです。佐原健二と西条康彦がほぼ同じ役柄のイメージで出演してくれてて、ファンには涙ちょちょびれモノです!

あと、女性隊員が役柄にはまってて良いシリーズは大体出来が良いというイメージがありますね・・・フジ隊員。アンヌの流れを汲んで、良かったのは「ウルトラマンティガ」の吉本多香美と、この「マックス」のミズキ隊員くらいですね・・・「メビウス」のマリナ(かな?)は美形ですが、あまり好きじゃなくて・・・ミズキ隊員はかなり良かったと思います。勿論トウマカイト役の青山草太もティガの長野君と同じ位はまってましたね。
隊員全体としても「マックス」は配役的に良かったと思いますね。
アンドロイドや外国人(しかもイデの流れを汲んで発明好き)ソガタイプの銃の名手・・・頼りない感じの隊長がアレですが(苦笑・・・それもまた一興。
黒部の長官に桜井の科学顧問というのも良かったし、なにより、今までのように「ウルトラマン」シリーズだからというので、無理に力を入れ過ぎてちょっと鬱陶しい感が無く自然な展開が多かったのも好感が持てるシリーズと言えると思います。実は「ティガ」から始まる四部作はどうもウルトラマンぽくない気がしてならないんですよ・・・
それと、「マックス」は長いウルトラシリーズで段々おかしくなって行った『ウルトラマン絶対で弱くて役に立たない防衛軍』という流れをようやく変えてくれた感じがします。懐に余裕があれば、「マックス」は久々に全巻DVDで揃えたいシリーズですね。
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この回答へのお礼

とても熱いご意見、アドバイス、ありがとうございます!
『レオ』の人死にはすごいですよね。MAC隊員(ゲスト)でさえ、路上でいきなり宇宙人に「胴体まっぷたつ」にされてました。影にはなってましたけど切断面見せるような角度で、今なら放送不可能だろと感心するやら驚くやら。
昭和49年というと、『太陽にほえろ!』が、マカロニ、ジーパンの殉職で人気沸騰中、『助け人走る』でも必殺シリーズ初の殉職者が出るなど、「テレビ的にそういう時代」だった感がありますね。

セブンタイプ…タロウを忘れないであげてください(^^;)。
私はまだミズキ隊員の魅力はわかりませんが、これからよくなっていくのでしょうね。隊員ではショーンが好きです。日本支部の戦闘クルーで欧米人って珍しいですよね。XIGにも外国人はいましたが、印象薄いし。お茶目なところが「さすがイデ路線」という感じ(^^)。
なにやら『マックス』は、バラエティに富んでいるのが特長とのこと。みなさんの回答、とても参考になります。

お礼日時:2008/06/24 22:44

名作といえるがどうかですが、


ウルトラマンレオは、第40話「MAC全滅。円盤は生物だった」

この回は、数あるウルトラマンシリーズの中で唯一、地球防衛隊が全滅した話です。
放映当時、小学生だったこともあり、この回のショッキング~な内容が一番記憶に焼き付けられたのです。

ウルトラマンマックスは、何話か忘れましたが「ゼットンの娘、前後編」です。
レオ同様の理由で、初代ウルトラマンがゼットンに負けた回は子供心にショックでした。
そのゼットンが登場する。それも新マンに出たぶっさいくデザインでなくて、初代のデザインに近い。
しかも、ハヤタ隊員が長官していて、「胸糞悪い奴」と言っている、結構笑える話です。

ちょっと質問の主旨からは外れたかもしれません。
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この回答へのお礼

いえいえとんでもない。ありがとうございます。
実際に観た方の生の声が聞きたいがための質問なので、主観入り大いに歓迎です。
円盤生物編突入回、これもなぜか観てないんですよ。ダンまでいっしょにレギュラーから消えてしまうという、考えてみればすごすぎる展開なのに。なんかやってることのすごさと描写の稚拙さが、レオの不思議なポジションに貢献してます。

『マックス』は、資料を観る限り、すごいスタッフが懐かしい怪獣を出したりして、どれもすごそうなんですが、実際のところはわかりません。ですので、まさに生の感想がありがたいです。
ゼットン、『ウルトラギャラクシー』でもよくできた造形でした。まさか、同じもの? そのあたりも観てみます。

お礼日時:2008/06/24 01:21

ウルトラマンマックスについてですが、個人的に推したいのは、


第15話「第3番惑星の軌跡」と、第16話「わたしはだぁれ?」です。
両極端な話ではありますが。

「第3番惑星の軌跡」は、あらゆる外的刺激を学習して自分の能力に
してしまう完全生命体イフが宇宙から落下し、ダッシュやマックスの攻撃
を受けてどんどんと強力且つ醜悪な大怪獣になっていくのですが、最後に
為す術なく降着した状態で、盲目の少女アッコが「怪獣さんさんは音楽が
嫌い?私はね、大好きなの」とピッコロを奏でたことで、イフが巨大な
楽器状のオブジェに変化し、マックスに宇宙へと運ばれていく、という
力だけでは問題を解決できないというテーマの名作です。

一方「わたしはだぁれ?」は、人の記憶を無くしてしまう能力を持つ
宇宙化け猫のタマ、ミケ、クロによって人々がなにもできなくなって
いくというギャグ回。ダッシュの面々もダッシュバードの操縦方法が
わからなくなったり、マックスまでが技のポーズがわからなくなり、攻撃
が出来なくなるというお話。
マックスが俯いたとたんに頭のマクシウムソードがずるりと落ち、それを
拾ったマックスが、これなんだろう?と首を傾げたりするのが爆笑モノ
です。

是非、ご覧下さい。
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この回答へのお礼

おおーっ、すっごく面白そうな話ですね。
「第三番惑星~」、「ウルトラ」の持つ寓話性を前面に出したストーリーに感じます。
「わたしはだあれ?」、『帰マン』のヤメタランスを連想しました。
これは要チェックです。ありがとうございました!

お礼日時:2008/06/23 23:57

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