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もう20年以上前のことですが、北海道の根室本線の落合から新得にかけての狩勝峠で、新狩勝トンネルを出て少し走ったあたりで、左前方にこれから通る線路が大きくカーブしているのが見えていました。
そして、その線路を、次の信号場で行き違う貨物列車がこちらに向かって走っているのが見えました。私はあまりの絶景にしばらく見入っていた記憶があります。
しかし、今回、北海道を旅する機会があり、都合3回その場所を通りました。もう一度あの絶景を見たく、左前方(上りに乗ったときは右後方)を注視していましたが、あのときの線路は見えませんでした。
あの線路はどこへ行ってしまったのでしょうか。
また、トンネルを出て右にカーブしたあたりで、左手下方に、南側を大きく回り込んで下ってきた線路の、谷を渡る小さな鉄橋も昔は見えていたはずですが、これも見えなくなっていました。
線路が付け替えられたという話はないでしょうか。
何か情報をご存知の方おられましたらぜひお願いいたします。

A 回答 (4件)

根室本線の当該区間(新狩勝トンネル東側坑口-新得山トンネル西側坑口)について、1977年と2000年に撮影された空中写真をそれぞれ比較してみましたが、線路の付け替えが行なわれた形跡は発見できませんでした。


また、googleマップの荒っぽい空中写真とも見比べてみましたが、こちらでも線形の変化は確認できませんでした。

この区間は旧線の25パーミル/最小半径180mという急勾配・急曲線を緩和し、輸送力増強と速度向上を図る為に建設されたのですが、付け替えされた頃に比べ、近年は貨物輸送量も減少し、車両は高性能化していることから更なる線形改良の必要性は薄れています。

考えられるとすれば、質問者さんが絶景に感激したのは20年以上前ということですから、20年以上経過する間に沿線の樹木が育って、以前は見えていた線路が伸びた樹木に隠れて見えなくなってしまったということではないでしょうか?。

まあ、これだけではつまらないので、あの時の感動をもう一度という訳でもないですけど、今回調査に使った空中写真のうち1977年の分のURLを載せておきます。

根室本線狩勝新線(その1)写真解説
100dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo100/77/cho-77- …
400dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/cho-77- …
左上隅のさらに左側に新狩勝トンネルがあり、トンネルを抜けた下り列車は左上に写っている新狩勝信号場下り(新得)側ポイントにかかるスノーシェッド(雪覆い屋根)を抜けてゆるく蛇行しながら南へ勾配を下る。
南に向かった列車は、写真のさらに下にある大カーブを通り、進路を180度変えてこの写真中央右の西新得信号場に至り、パンケ新得川を渡って新得山トンネルに入る。
このパンケ新得川を渡る橋、もしくはもう一つ手前の橋が、質問者さんが新狩勝トンネルを出て右にカーブしたあたりで見えた小さな鉄橋でしょう。

根室本線狩勝新線(その2)写真解説
100dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo100/77/cho-77- …
400dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/cho-77- …
狩勝トンネルを抜けて下ってくる線路と、新得からの12パーミル勾配を上ってくる線路は蛇行しながらその間隔を詰める。
再接近する部分での間隔は約500mで、標高差は40mほど。
このあたりから下の大カーブにかけてがこの区間の一番眺望の良い箇所で、新日本八景、日本三大車窓とも謳われた旧線の片鱗を感じさせてくれる箇所。

根室本線狩勝新線(その3)写真解説
100dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo100/77/cho-77- …
400dpi版
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/77/cho-77- …
狩勝新線の白眉とも言える大カーブと大築堤。
中央上から下ってきた列車は、カーブ底にある広内信号場を通った後、トンネルを抜けて大築堤と高架橋を駆け抜け西新得信号場へ。
絶景のこの区間であるが、そこを通過する列車にとっては鬼門で、山から吹き降りる風の通り道にあたるため1994年に特急おおぞらが脱線転覆を起こすなど、風による事故が多発する区間でもあった。
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この回答へのお礼

航空写真まで載せていただいてありがとうございます。
線路の付け替えがされてないとすると、沿線の樹木の成長で見通しがきかなくなっているようですね。
私が20数年前に見た、貨物列車が走っていたカーブは航空写真その3のあたりだったと思います。

お礼日時:2008/08/06 21:52

何度か「スーパーおおぞら」で通っています。


その度に何かしら風景が変わっているように思えてなりません。
すでに回答にあるように、経年による樹木の成長で視界がさえぎられる。
それと風害対策のための防風柵によって、見通しが悪くなっているのではないでしょうか。
確かに現在の狩勝峠越えは、あまり感動的って感じがしないですね。
20年も経てばありうることです。

まったく別の場所ですが、阿寒横断道路の双湖台でも、木々の成長で湖が見えにくくなっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり沿線の樹木の成長で見通しが悪くなっているのですね。
防風柵は南側の大きくカーブしたあたりだけで、トンネルを出てしばらくはなかったと思います。
何度も通っていて、そのたびに景色が変わっている・・・経験者の方の貴重な感想、感謝です。

お礼日時:2008/08/06 22:05

あのあたりの「狩勝旧線」は、試験線としてかなり後まで残っていました。


その線路が見えた可能性はあります。

また、狩勝峠前後の区間は沿線の植物の成長が早く、以前は見通しが利いた
区間なのに、今では全然見えなくなっている場所が数多く存在します。

多分上記のどちらかが理由だと思います。植生に隠れて線路が全然見えなく
なった区間としては、肥薩本線の「大畑ループ」が有名です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
20数年前に見た線路は、質問にもありますように、貨物列車が走っていましたので、旧線ではありません。
沿線の樹木が繁って見通しが悪くなっているんですね。残念です。
JR九州の肥薩線は、眺望を妨げる樹木を伐採して見通しを良くしたそうですが、同じ3大車窓の狩勝峠もそうしてほしいですね。

お礼日時:2008/08/06 21:43

こんなページがありましたが参考になりますかどうか


http://www.ogaemon.com/haisen/karikati-sen/karik …

「***は、森にかえったんだよ」って台詞、何のアニメだったか
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
URLは旧線の廃線跡のページですね。
私が20数年前に見たのは新線になった後の線路なのですが・・・

お礼日時:2008/08/06 11:31

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