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測定される放射線の強度が、距離が2倍になると4分の1になる。

いわゆる、逆二乗則について、その仕組みを教えてください。

お願いします!

A 回答 (3件)

たとえば、ある一点から強度1Ci(=37GBq)の放射線が一秒間出ていたとしましょう。



その点を中心にして半径rの球を思い描いて下さい。面積4πr^2の球殻に370億個の量子が通過するわけです。即ち、ある単位面積あたりの放射能強度は一秒あたり(これをフラックスφと言います)
φ[r]=370億/4πr^2
ですよね。では距離が2rになったとしたらどうでしょう。同様にしてその位置でのφは
φ[2r]=370億/4π(2r)^2=370億/4πr^2×(1/4)=φ[r]/4
となって、強度は4分の1になりました。これが逆自乗則です。
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この回答へのお礼

ご回答いただいた皆さん、大変ありがとうございました。

この場を借りて、お礼をさせていただきます。

大変勉強になりました。

お礼日時:2002/12/17 00:59

こんばんは。


No1の方と違う説明の仕方をするとすれば・・・

放射点から一定の距離にある1cm×1cmの放射点の方向を向いた面が、その2倍、3倍・・の距離になるとどの様に拡大されるか図形を書いて考えてみてください。
面に均一に放射線が当たってるとすると、その密度(つまり放射線の強度)がその面積分の1になりますよね。
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四方八方に同じ確率で飛んでいくから,というので説明になりますか.



静電気力や重力と理屈は同じですが,放射線は全て確率に関係することなので,あまりにも弱いものについては,等方性も怪しくなってくるのでしょう.
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