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採血部位に前腕を多く用いるのはなぜですか。

採血の時、親指(母指)を中にして握るのはなぜでしょうか。

採血の時、血管がはっきりわからないと、軽くたたいたり、暖めたり、末梢からこすったりするのはなぜでしょうか。

以上の3点ですが、なるべく詳しく教えてください。是非よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

前腕のどこ?が問題。

肘窩に限られているんです。
理由は、単純に痛みが少ないこと(神経組織の分布によります。外側は増えますのでいたい)。
個人差が無く太い静脈(肘正中静脈)があることが最大の理由でしょう。
採れればどこでも構わないけれど(笑)

暖めるのは血管拡張のため。
叩いたり擦ったりについては、
神経反射で拡張させるためとも痛み刺激を与えて刺すときの痛みをごまかすとも言いますね。
私は前者の理論を信奉しています。
握るのも拡張させるためなんだけれど、なぜ親指を握るか…自分でやってみればわかります。
親指を深く握ると余分な力が入りにくいんです。
臨床は実地、一番身近なのは自分の体(爆)

採血は目で見るのではなく「指で見る」と言います。
叩いて探る人がいるのか、と思いましたが多くはスーっとなぞるようにして探すんじゃないかな。
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TICSさんのお答えになったとおりだと思います。

ちょっと補足すると・・・

なぜ前腕か。
静脈から採血する場合、前腕と手の甲以外は非常にしにくいです。手の甲の方が痛点の密度が高いので痛いだろう、ということで、前腕で採れるときには敢えてほかの部位で採ろうとは考えません。

なぜたたくか。
ペシペシとたたくことは、私はやりません。特にそれで採血しやすくなる印象がないからです。でも、指先で軽くトントンとたたくのは、指先で血管を感じるためです。管を押しつぶす感覚でそこに確かに血管があると確認するわけです。血管が見えなくても、指先で感じられれば採血できます。

なぜ末梢からこするのか。
駆血帯で静脈の出口をさえぎっていますから、末梢からこするとその静脈は怒張して、採血しやすくなります。
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そんなに何度も採血していないので正確じゃないかもしれませんが、



前腕を使うのは、血管が動きにくい(逃げない)、抜かれる側があまり痛くない、静脈が浅いので刺しやすい、神経等刺すと危険なものが遠いので誤って刺さない、着衣状態でも抜きやすいなどじゃないでしょうか。



握るのは、静脈還流量(静脈に乗って帰っていく血液量)が増えるので、静脈が拡張するためじゃないでしょうか。

3つ目は、暖めると血管が拡張するためかな?これは自信がありません。
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