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卵殻膜の半透性を確かめる実験を家でやっています。
実験の概要は、(1)生卵を酢に浸して殻をとかす (2)殻の無くなったブヨブヨノ卵を様々な濃度のスクロース溶液につけて卵の体積変化を測る
というものです。
卵殻膜は半透性があるので、純水に浸せば卵は吸水して体積が大きくなり、浸すスクロース溶液の濃度が濃いと卵の体積は小さくなることが期待されます。

先日この実験を行ったのですが、スクロース溶液に卵を浸しても体積変化は見られませんでした。もう一度実験して卵が小さくなるのを確認したいのですが、実験に改善点・アドバイスがあれば教えてください。お願いします。

私は卵を3日間酢につけてからを溶かし(卵は吸水し始めよりかなり大きくなっていました)、その後20%スクロース溶液に卵を浸してみました。その後2日たっても体積が変わらなかったので、濃度が薄すぎるのだと思い40%スクロース溶液に浸してみましたが何も変化は見られませんでした。

使った卵が古すぎたのかな(しかも殻を溶かすのに3日もかかった)、と思ったので次は買ったばかりの新しい卵を使い、殻を早く溶かすために少し卵の表面をやすりで削ってから実験しようと思っています。

他に改善点、または実験がうまくいかなかった理由などが分かる方はぜひ教えてください。

A 回答 (1件)

体積をどうやって測っていますか?


卵の中にはたぶん酢酸も相当入ってると思います.半透膜といっても,砂糖や酢酸はかなり自由に出入りできるでしょう.これは卵殻溶解後の卵を「水」に漬けて,外側の水に酢の臭いや味が出てくるかどうかで確認できそうです.
最初に酢に漬けるときは,卵白側は卵殻膜を通ることの絶対にできないタンパク質水溶液ですから,これで浸透圧差が発生して水と,たぶん酢酸も入るでしょう.でも,そのあとでスクロース溶液につけても,スクロース分子も膜を (水分子ほどではないにしても) 通れそうですからあまり浸透圧には効かないと思いますよ.
そういうことを踏まえると,もっと大きな分子の方がよさそうですが,でも,束一性からすると大きな分子はその分質量でたくさん溶かさなくてはならず,なかなか都合のよいものはなさそうでもあります.
根本的に,水が出てくる方向の実験は,難しいような気がしますけどねえ.
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