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先日久しぶりに図書館に行きました。
そこで初老の女性が、図書館の人に「この前リクエストした本が図書館に出てくるのが遅い」と苦情を言っており、
図書館の人が色々と説明をしておりました。
その女性曰く「(納入業者?の)店頭に在庫があるのに、持ってくるのが遅い。早くするように言ってほしい」と怒って話していました。
図書館に人は「お店と営業の部門と違うので、在庫は持ってこられない」と説明をしていました。
それでも延々と納得せずに話していました。

そこで疑問に思ったのですが、
1・新刊もしくはリクエストして図書館に並ぶ?まではだいたいどれくらいなんでしょうか?
またどれくらいまで待てますか?
2・お店と営業と在庫が違うので、持ってこられないと言うのはどうなんでしょうか?
3・無料の市町村の図書館に、いくら税金を払っているからと言って自分の要望通り早く並ばないのと怒るのはどうかと思うのですが、どう思われますか?
個人的には、そこまで早く欲しい(店頭で在庫を見ているのならなおさら)と思うのなら、買えばいいのにと思うのですが・・・

私も商売をしておりますが、こういうケースはないのですが、お店に来てくれるお客様を第一に考えるので、お店に在庫がなくなる(もしくは少なくなる)のは、出来るだけ避けたいと言う思いもあります。
反面、売れるかどうかわからない物を置いておくよりも、部門が違うとはいえ、同じ会社なので持って行った方が良いのかもとも考えます。

皆さんのご意見お聞かせ下さい。

A 回答 (4件)

元公立図書館嘱託職員・現大学図書館スタッフです。


長くなりますがよければおつきあいください<(_ _)>

1・公立図書館在職当時実際にあったことですが、図書館が発売前から予約注文をしていても、最初の版は納入がありませんでした。
ベストセラーで、全国の書店でも予約が殺到し、そちらの配本に回されたのだろうと推測されていました。
図書館に納入すればたくさん読まれますが、利益は読まれた回数ではないですからね。書店が売れる方を取るのは当たり前ですし。
さて、前にも誰かの質問で少し答えたことあるような気もしますし、この質問の他の回答者さんもおっしゃっていますが、本がくればすぐにだせるわけではありません。
検品し、金額確認し、支払データを整え、蔵書印やバーコードラベルなどなどを装備し、検索できるよう本のデータを整えてから晴れて表に出られます。
データにしろ装備にしろ、外注が進められていますが、じゃあきたらすぐ出せるかと言うとそうでもありません。
図書館に到着してからでないとできない作業もありますので。
各館の配送の設定(週一回とか随時とか)もありますし、一概には言えませんが、最低1ヶ月はみたほうがよいような気がします。
一般の人から見れば、本を買ってちょっとカバーかけて出してるだけのように見えますが、町の本屋さんで本を買う行為とは違いますので、納入が遅くなる原因がいろいろあります。

2・同じ会社でも部門が違うと言うことは、書店側に商品管理上ひとつ余分な手続きがいるということです。
「在庫がないなら現場から持って来い」と要求するのは、絶対無理というわけでもありませんが、毎度毎度することではないはずです。
公共だと毎度毎度になりかねません。
公共は出来うる限り平等のサービスが原則です。あの時は出来たけど今回はできません、なんてサービスはサービスじゃないのです。
一度できると、利用者もいつもできると思って要求してしまう。
公共が思い切ったことができない理由だと思っています。
私の立場は前職にしろ現職にしろ正規ではありませんので肌で感じるだけですが、公共の場合は書店に「売ってもらっている」、私立大学の場合は書店から「買ってあげてる」ように見受けられます。

3・個人的には質問者さんに同意します。
前職時代に出会ったならばそれは口には出せませんので、理由を説明して「そのような苦情が出ているのは十分申し伝えますので、恐れ入りますがもうしばらくお待ちください」で通すでしょうね。
おそらく納得されないでしょうから役職者にバトンタッチでしょうが。
現職の場合はちょっと想定しにくいですね。
予約・取り寄せがものすごく少ないし、やり方の説明で「時間がかかる」ことは折込済みなので。ものによっては公共の方がよい。

最後にちらりと出た購入図書の選書について。
これもいろいろ考えられる事例ではありますね。
1.不勉強
選書リストの説明では3部作とわからず結果的にそうなってしまった。
3冊あるのでこれで3部作だと勘違いした、などありそうです。
2.これだけ利用者から購入希望が出た。
3.他区と予算を持ち回りしている。
たまーにあるかも。利用そこまであるわけでなし、相互貸借で済ましてもっと回転数のある本に予算使いたいので、近いところや貸出傾向の似ている館同士で「次の巻買う?うちちょっと他に買いたいやつあるんだけど読みそうな人はいるんだよね、え、そっちも?」というやりくりをしている。
4.これだけ寄贈されたのを、完結済みと勘違いしたりないよりあったら誰か読むだろうと受け入れてしまった。

入れる、と言うことに関してはこんなところでしょうか?
後は買ったんだけど盗難・紛失状態になり除籍したため結果的に第2部しかない、というのもありえますが……。

長々と失礼いたしました。
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以前図書館で働いていました。


と言ってもアルバイトだったので、詳しいことはわかりませんが少しでも参考になれば。

1・新刊もしくはリクエストして図書館に並ぶ?まではだいたいどれくらいなんでしょうか?
予約がたくさん入っている本(発売三ヶ月前から予約することができる)は新刊が出て大体1ヶ月くらいです。あまり予約がかかってない新刊はまちまちでした。
私の働いていた図書館は確か月に1回、指定の書店でまとめて購入して、カバーかけやバーコード貼りを企業に依頼して、事務所(一番大きな図書館)でデータ処理をした後に個々の図書館にダンボールで何箱か郵送されていました。予約の多い本は図書館は先に送ってもらっていたような?

2・お店と営業と在庫が違うので、持ってこられないと言うのはどうなんでしょうか?
うーんこれはよくわかりませんが、働いていた図書館は大手書店で購入してましたがダンボールを見ると送り先が「○○書店○○所(詳しい名前は忘れてしまいました)」といった、図書館専用?の部署があるみたいです。

3・無料の市町村の図書館に、いくら税金を払っているからと言って自分の要望通り早く並ばないのと怒るのはどうかと思うのですが、どう思われますか?
予算が限られているので利用者さんが欲しい!と何度もリクエストしても購入できないことが多いです。実際働いていた図書館は購入リクエストの7割近くはお断りしてました…。それでやっぱ怒る人は多いですね。現代小説とかならじゃあ自分で買います。ってなりますが、何かの専門書だと高額で自分では買えないし、かといって国立国会図書館に行くわけにもいかず…。渋い顔で帰っていく人が多くて申し訳ない気持ちになります。
なので市内の図書館にない場合は県内の図書館で調べてあったら相互協力で借りる、という形をとっています。
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最近の状況は分からないのですが、図書館の本は仮に在庫があったとしても多くの図書館で、管理するためのバーコード他のシールを貼ったり透明のカバーを貼りつけて、登録後すぐに貸し出せる状態で納入されると思います。


その期間も結構かかるようです。

これ以外に本の在庫がなければ、各地の店舗に配布?された本が売れずに?回収されてから図書館の流通経路に回るので2カ月程度かかるのだという話も聞いたことがあります。

私は図書館の関係者ではありませんので正確な話かどうか分かりませんが、、、
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 こんにちは。


 こちらは東京の南東の端の区に在住の者です。実は一昨日新刊の購入希望を出したばかりです。少々前置きが長くなりますがどうぞ。

 私は小説では主にSFを読んでいます。数も多いため、これまで相当長期に亘り、区内または他区もしくは都立館からの借り出しで対応してくれれば良いと明言していました。また10年ほど前から図書館側でも予算の都合により、新規購入をなるべくしないような状況になっています。ですが今回少々事情が異なる本が出たのではっきりと「購入希望」を明記してリクエストを出しました。
 具体的には1980年にサンリオから出た『ハローサマー、グッドバイ』(絶版)の他社からの再刊です。当区では初刊時にも購入された気配が無かったようです。ただし本書の所蔵目録をきちんと確認したのは15年ほど前から以後のことなので、或いはこの間に除籍されていた可能性はあります。このような経緯もあり、再刊後4ヵ月を経過しても区内の16館のどこも購入していないため、「購入希望」としたわけです。

 さて、直接の回答はここから。
1.その際に購入希望の結果判定にはどの程度の期間を要するかも訊ねました。およそひと月で、これを過ぎても貸し出し利用可の連絡が無ければ、購入は見送られたとお考え下さい、ということです。流通在庫があるものならば、これは大体どこの館でもほぼ同じなのではないかと思います。
2.大型書店では(公立)図書館への本を扱っている専門部署、または該当自治体向け納入専門書店が存在していると思われます。↓はその一例。
http://www.bookchain.jp/goaisatsu.html
このようなところでは品物を揃えるには多少の時間を要するということでしょう。或いはそのような部門や団体のやる気にも関わっている問題かとも思いますが。ともあれ、店頭にある本をさっと抜いて、納入用に回してしまうというほど簡単には進みそうにありません。
3.確かにそのとおりですね。それにリクエストがすべて通るわけではありません。
 ですから私は自分の好みのみを反映するSFに関しては購入しなくて構わないと言い続けていたわけです。ただしあとから思うと、一部の本ではこれは明らかな誤りであったと感じています。サンリオの多くの本と同じように絶版後二度と再刊されないだろうものが、このジャンルでは非常に多いのです。上記の『ハローサマー、グッドバイ』では、5000円を出すと言っても売り物が無かった期間が長く続いていました。
 それに自治体の財政は苦しくなる一方です。10年位前だったかに図書館の年間予算について訊ねたことがあります。その時には数年前の60%くらいまで削減されていると聞いたように思いました。その煽りで相当多数の定期刊行物が購入廃止、SFを含むマイナーな小説では16館あっても1冊も購入されないことも珍しくない、こんなことになってしまいました。
 とは言え、人口60万もある大自治体で、僅か数ヵ月前に刊行された新刊文庫本を隣接の区から借り出してくる(実際にありました)。この現状には情けない思いがします。
 それと購入図書の選定がかなりいい加減な点は否定できません。どうして文庫版各3巻×3部構成の小説の第2部だけを入れるんだか。これでは怒りたくなります。こんな例はほかにもあるはずです。
 これの場合第1部は3冊すべてを某チェーン古書店の100円棚で見つけていましたが、現時点では2部読了で止まっています。困ったことに既に絶版なので新規購入の要望も出せません。仕方が無いので貸し出し期間が長くなる年末年始の期間を利用して他区からの借り出しで読もうと思っています。

 最後に、ここには本屋さんも図書館スタッフもいる(現役ではなく「元」だったような気もします)ので、近いうちにこの質問に来てくれるかもしれません。
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