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コマツナの栽培を行っているのですが、植物体中の硝酸塩を調べたいです…どんな分析方法がありますでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 施設栽培での施肥の良否判定に関連しているものと想像します。


 実用的なのは、試験紙の変色による半定量法です。光学的な比色やイオンクロマトによる定量が公定法として採用されておりますが、費用と現場での使いやすさから、精度にやや課題はありますが、試験紙の利用をお勧めします。
 小松菜の全体を化学分析用すり鉢(小型の陶器製 2000円程度か)ですり潰し、その液を直ちに試験紙に浸し、正確に1分後、硝酸濃度を添付されている標準比色表で判定します。
 小松菜の茎と葉ではその集積程度に差があり、測定時刻、日照によっても硝酸濃度は大きく変動します。定まった部位を環境条件(日照)を同じになるようできるだけ合わせて測定、比較してください。この、測定条件をできるだけ揃えることが、客観的に硝酸濃度を比較するためのコツです。
 農協、普及センターに依頼することも悪くはないのですが、経時的な変化、測定箇所ごとの濃度比較を行うには、量的な対応能力が少々不足しているように思います。
 試験紙は理化学用品を高校や大学に納入している業者か、大きな薬局で入手できると思います。慣れれば、かなり信頼性のある測定が可能になります。また、試験紙は、湿気を嫌いますので、保管に注意してください。

参考URL:http://www.isis-ltd.co.jp/product/008/ph04.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。試験紙でしたら、現地での判定も容易ですね。早速取り入れたいと思います。

お礼日時:2008/12/03 03:41

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