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こんにちは。
現在大学の試験勉強をしています。次の核酸に関する問題がわかりません。
(1)核酸(DNA-DNA,DNA-RNA,RNA-RNA)は相補性があればアニーリング(アニール)は可能なのでしょうか?加熱処理したところで相補性がなくなくってしまうような気がするのですが・・・。

(2)形質転換をしたS型菌を培養するとほとんどのR型菌に戻るのでしょうか?一回S型になってしまったものは戻らないような気がするのですが明確な理由がわかりません。

(3)DNAの塩基配列決定法であるサンガー分析法には、アガロース電気泳動法よりもポリアクリルアマドゲル電気泳動法が良く用いられるのでしょうか? 両方可能なのでしょうか?またサンガー法には質量分析計が用いられることはあるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

分かるところだけ回答します。



(1)ですが相補鎖になっていればDNA-DNA,DNA-RNA,RNA-RNAどの組み合わせでも、アニーリングは可能です。
加熱処理したところで相補性がなくなるというのが、よく分からないのですが、普通は2本鎖を巻いたものを加熱するとバラバラの1本鎖(ランダムコイル)に成りますが、冷却しておいておくと再び2本鎖を巻きなおします。
DNA・RNA鎖自体が分解してしまうことや、別の高次構造をとりうる配列とかでない限りは2本鎖に戻るはずです。

(2)ですが、S型菌を培養してもR型菌に戻ることは殆どありません。無論何らかの要因でR→Sの形質転換の際に得た遺伝子を欠損すればR型に戻る可能性はありますが、一回S型になってしまったものは戻らないという考えで大体あっていると思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

お礼日時:2008/12/30 07:02

#1さんの補足で



(1)加熱処理すると二本鎖が解離するのは、相補性がなくなるのではなく加熱により二本鎖を安定化している水素結合が切れるからです(っていう表現もほんとはまずいんですが、まあいいでしょう) よって、低温に戻せばアニーリングします。ただし、数kbのような長い二本鎖では厳しいですし、短いと二本鎖自身が安定ではないので、アニーリングは厳しくなります。

(3)アガロースでは、一塩基の違いを見るのは困難なので、ポリアクリルアミドゲル電気泳動を用いるのが一般的です。また、質量分析は用いません。

もしかしたら、サンガー法を理解していないかもしれないので
http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/methods/dnaseq/ …
どうぞ
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。リンクもありがとうございます。

お礼日時:2008/12/30 07:03

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