A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
参考情報です。
各元素の残り資源量を論じるときは、米国の地質研究所(USGS)のデータベースの数字が良く参照されます。
http://minerals.usgs.gov/minerals/pubs/commodity/
英語ですが、主な採掘源、資源量、年間使用量や主な用途、代替手段などが書かれています。
No.1
- 回答日時:
基本的には数字は調べればあるはずなので、「あと何年の意味」を述べます。
2の石油が典型例ですが、資源の寿命は可採埋蔵量÷年間使用量で算出されます。石油についてはここ40年程はその数字が40年±αで推移しています。年間使用量は増加の一途でから、可採埋蔵量も増加している訳です。勿論新しい油田の発見も埋蔵量増加に寄与していますが、可採埋蔵量とは「その時点の売買価格で採算の取れる部分の埋蔵量」を言います。この「可採」と言う意味が最も明確なのは石炭ですが、石炭は地下深くまで掘れば膨大な究極埋蔵量がありながら、何キロも堀進んで運び出すとコストが掛かり過ぎるので、可採埋蔵量はその十分の一に過ぎません。原油についても価格が高騰したので、取り出し難いオイルサンドまで可採埋蔵量に算入されて、相変わらず寿命が短くならずに来ました。
1と5については「可採」部分は殆ど動きませんので、使用量によって寿命が動きます。
電気に使うウランの場合には、現状は100年弱程度という数字だったと記憶しますが、例えば石油を使わなくなれば一気に使用量が増えるので、寿命も縮む事になります。
金属についてはその一部が、例えば燃料電池の様な新技術関連に使用されれば、一気に寿命が縮まる事になりますが、金・銀の様に価値物として残留していくものは、寿命と言う観念にはそぐわない気がします。
3のガスについては、これは本当に無くなれば無くなり放しの埋蔵量という性質を持ちますが、寿命は100年を越えていた筈です。但しこれも石油が無くなって、全部がガスに転換すれば一気に縮まりますので、安心と言う訳ではありません。
最後に4の紙類は、原料が植物と言う再生可能資源ですので、他と同様な寿命と言うものはありません。
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