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タイトル通りです。今後資本主義はどこに向かうのでしょうか。資本主義、というよりもむしろ新たな市場を求め、かつ安い労働力を利用し、利益をあげることがいつまで可能なのか、と解釈して下さって構いません。

グローバル化が進んだ反面、新たな市場は狭くなり、資本主義産業の代表例であった自動車産業などの衰退が起きていると思います。また、安い労働力の確保が困難になってきたので、派遣などの問題が出てきたのだと思います。

もちろん、上記の問題が単純は問題ではなく、多くの要素を孕んでいると思いますが、資本主義、と言う観点から考えるならば 、末期症状な気がしています 。

ご意見お待ちしています 。

A 回答 (7件)

 他の方にした回答のコピーですが、参考までに。



 資本主義は、「人間の欲」という感情をベースに(人間の感情を経済理論に組み込んだのはすごい!)資本の効率が良い儲かる産業に自然と資本が移動していくことを前提に理論が出来上がっています。
(ですから、政治的には個人の自由に基盤を置いたシステムでないと、資本の自由な移動が妨げられて機能しなくなります。)
 儲かる所に資本が移動していくのですから、経済がマイナスやゼロ成長が長期間続くと、儲かるところがほとんどないので資本の効率的移動がなくなって資本主義は機能しなくなります。

 地球が巨大で人間の経済活動が地球自体にほとんど影響を及ぼさない場合、大量生産による製品の価格低下は新たな消費者を生み出し、生産者は薄利多売で儲けを増やし、消費者は安い製品を使うことができるという、いいことだらけでした。
 銀行が少額のお金を集めて、こうした大量生産システムに資金を供給することで、経済もどんどん大きくなりました。

 ところが、地球上の人口が増え(私が小学校の頃、地球人口は30億人を突破したと言っていましたが、今や65億人を超えています。)大量生産が地球環境を脅かし、人類全体が生産で得られる利益より、環境破壊による災害で失われる損失の方が段々増えてきています。

 環境破壊の損失の方が、生産拡大による利益より大きいことが明確になれば、生産拡大は中止=生産の縮小と環境負荷の軽減・個人の消費抑制となり、資本主義の基本である経済成長は行われないこととなります。

 共産主義は理論としてはいいものかもしれませんが、「人の欲」を無視しているので、経済全体に活力がなくなっていくことになりかねません。

 これからの経済は、環境主義的資本主義(地球環境保全を前提に、資本主義システムを修正する)を目指すのではないかと思います。

 消費物資全体に環境税を掛け、環境負荷を小さくした製品には、環境税を一定期間安くすることで、儲けが多くなるようにするなどの政策が取られるようになるでしょう。
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他の複数の回答者がおっしゃっている「創造と破壊を繰り返している」というのは、


経済行為だけの面を考えればそのとおりだと思うのですけど、
資源にも、環境の自浄能力にも、人間の身体能力にも限界があります。
もしも種の寿命というものがあるのなら、この数百年、とくに経済のグローバル化が格段に進んだここ数十年は、そうとう寿命を縮めたと思います。

先日のテレビで学者の方が言っていたのですが、今回の経済恐慌は、かつて人類が経験したことのない種類だそうですよ。
「こっちは大打撃をくらったけど、こっちは大丈夫」という従来型ではなく、
新興国までも巻き込んだタイプのものだからだそうです。
(最初からしっかり見たのではないので、間違って解釈してる部分があるかもしれません。)

無駄を省くと言ったって、すでに労働状態はほとんど余裕の無い状態でしょう。
サビ残をして、体調を崩してるけど首になるから休めない。
製造業などでは「トイレに行く暇もない」態勢になってるとか。
ワークシェアリングに期待したいところですが、使用者の都合の良い形態にされないよう、厳重注意が必要です。

さらなるサービスや製品を生み出すにしても、使い捨て社会を助長するようなことは環境上許されません。

今のような、食や健康、安全、家庭、教育などをおろそかにして、
グルメや流行、快適さばかりを追い求めるような生活をある程度諦める必要があります。

しかし、経済界・産業界はもちろんのこと、消費者である国民も相当嫌がると思います。
このまま「何とかならないか」と言いながら今の生活を続けていくと、
過重労働による健康被害と、その結果による生産能力の低下、
環境汚染による健康被害と、医療費の拡大、
社会不安による犯罪の増加、
最悪の場合は戦争の勃発、
などが考えられます。
悲観論ではなく、実際にそうなると思います。

もう一度言います。
今のような、食や健康、安全、家庭、教育などをおろそかにして、
グルメや流行、快適さばかりを追い求めるような生活をある程度諦める必要があります。
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資本主義はどこにも向かってはいませんよ。


成長と行き詰まりを繰り返しているだけです。
そして行き詰まりを打開できるのは戦争しかありません。
戦争を資本主義の必須プロセスとみるか終わりとみるかですね。

>新たな市場を求め、かつ安い労働力を利用し、利益をあげることがいつまで可能なのか

新たな市場が無いから戦争で壊して新たな市場を創る、それが資本主義です。
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資本主義の行方。



サブプライムローン関連商品の破綻で発生した一連の
金融危機と、グローバル経済で実現した実体経済の
サプライチェーンを区別して考える必要があるのでは
ないかと思います。

金融危機がグローバル・サプライチェーンに影響を
与えているのが現状であるが、「よい金融、悪い
金融」「よい資本主義、悪い資本主義」と混在して
いたのが、淘汰されようとしている。

ダーウインの進化論にもあるように適者生存の理論は
常に生き続けます。いまの金融危機は単にバブルが
はじけただけ。経済はバブル経済に通じる。資本主義は
破壊と創造を繰り返します。

現在、皆はパニックに陥っている。だから昔に流行った
悲観論が流行っていますが、歴史を振り返れば、こんな
ことは歴史のサイクルの中で度々発生したことです。

今の世界経済は恐慌という形でバブル経済の崩壊後の
調整期にあるだけです。資本主義が崩壊することはない。

景気の回復は2010年にずれ込むかもしれないが、
バブル経済の崩壊後の調整がまだ始まったばかりです。
まだまだ色々な問題が発生するでしょうが、経済は
必ず復活します。

マスコミの報道に惑わされない方が良いですよ。
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この回答へのお礼

区別、確かにそうかもしれません。

淘汰、これは微妙ですね。まあ現実であるのだとおもいますが、実体経済にかかわる人たちにとって金融なんて迷惑だなあと僕は思っています。口先だけで利益を得ている感が否めません。なにが世の中を治め、人民を救うことを意味する経世済民なのか。福沢さんも想定の範囲外でしょう。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/10 16:52

資本主義のいいところは共産主義のように行く先が決定されていないところにある。

共産主義体制下での計画経済はかたちや目的などがすべて決定されているため、国民の試行錯誤や自助努力が成立しないため非常に窮屈で豊かさの得られない社会になってしまうというのが人類の経験ですね。

米国の金融資本主義あるいは自由放任主義としての資本主義体制の欠陥が大きく露呈したとはいえ、共産主義体制の計画経済などはまずあり得ませんね。
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資本主義という言葉にこだわりすぎです。


現代の資本主義は、自由放任主義ではありません。
小泉政権の構造改革のひずみがあるにせよ、国民の意思とそれを政治家が読み取ることで、また元に戻るかもしれません。
歴史は、そういう試行錯誤の繰り返しです。

それに、日本はアメリカみたいに優秀な人材を世界各地から引き寄せているわけでもありません。少なくとも日本は、労働者を使い捨てるような社会では持続しないとうことを自民党の政治家も分かっているでしょう。問題は、彼らの動きが遅いことと、労働規制を強化した後の産業高度化をどうするのかというビジョンがないことです。
小国と日本のような大国の単純比較はできませんが、日本はシンガポールに追い越されたことを意識すべきです。少なくとも、産業高度化は経済政策だけでなく、教育も含めて考える点は見習ってもよいでしょう。
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私は経済の事は疎いのですが、資本主義の行く末は破綻だと思います。



右肩上がりの成長路線前提の社会ですが、そんな世の中が永久に続くはずありませんから。エネルギー枯渇、低賃金労働力の枯渇、市場の枯渇、現在の各国の経済力格差は最終的には均一化され、飽和状態で終わりかと個人的には思います。
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