あなたの習慣について教えてください!!

最近,ニュースで日本の不況を取り上げたものをよく目にします.
この不況の原因として,アメリカの大手企業であったリーマンブラザーズの破綻が挙げられていますが,日本の不況との関係性がよくわかりません.
この不況のあおりを特に受けている業界などがありましたら,上記内容の理由と合わせて,ご回答お願いします.

A 回答 (4件)

> これは破たんしたことで,出資していた投資先などに,その投資額の返済


> をせまったということでしょうか?

破綻するという事は基本的には保有している物、資産などすべてを売却して、債権者に少しでもお金を返さなくてはいけません。基本原則としては、例えば質問者さんがAさんの事業に出資してお金を貸していたとして、Aさんが事業で失敗して損出を出して破産したら、Aさんは事務机から電話機やら株やら、とにかく所有している資産はすべて売却して質問者さんに少しであってもお金を返すというのが前提です。

> なぜ企業が倒産すると資産価格が下落するのですか?また,ここでおっしゃ
> っている担保価値というのは,金融商品を担保にお金を貸している金融機関
> にとっての担保価値ということでよいのでしょうか?

「企業が倒産すると資産価格が下落する」というよりも「企業が連鎖倒産すると資産価格が大幅下落する」あるいは「企業が連鎖的に損出を拡大させると資産価格が大幅下落する」ということです。

リーマンを始め多くの米国投資銀行やヘッジファンドなどはレバレッジによって工面された資金によって、多くの金融商品や不動産、債券などを買っていました。
例えば、価格変動が上下5%前後の金融商品があったとします。100万円の金融商品が次の日には105万円になったり、次の日には99万円になったり、時価によって日々変動していたりすると言うわけです。この時、平均的に上下5%前後で価格が推移しているのでこの前提が永遠に続くのだとしたら、5万円を担保に100万円を貸し付けても理論上貸してはリスクはありませんよね。5%のマイナスを出した時点で資金回収をすれば最悪でも利益は0でもマイナスにはなりませんし、日々利子によって利益は得られていますから。で、これはレバレッジ20倍という事になりますし、上下10%を想定して50万円を貸すとすればレバレッジ10倍となります。

現在市場では不動産や金融商品を担保に資金を貸し付けています。上記例の5万円というのが5万円ではなくて、日々変動する担保によってお金を貸し付けている訳です。当然時価で変動します。

例えば、リーマンが破綻してその担保価値が今まで5万円だった物が、1万円になったらどうなるでしょうか?リーマンは企業や不動産、金融期間などへ多くの出資をしています。そしてそれがリーマンだけでなく同業者の投資銀行であったり、ファンドや銀行も似たり寄ったりの事を行っていたらどうなるでしょうか?
資産の担保価値が下落した事から、損出を埋めるために資産を売却する。すると他者が資産の担保価値が下落した事から、損出を埋めるために資産を売却する。更に資産の担保価値が下落した事から、損出を埋めるために資産を売却する。という悪循環です。
通常どこかで資産の価値を見いだす人が出てきて、買いに入る人がでてくる事で、需要供給のバランスによって一定程度で価格は均衡するはずなわけですが、リーマンに限らず多くの金融機関が多大な損出を出していた事で、売りの連鎖が起こり、これが市場全体で一種のパニック状態が起こったという事です。そしてその連鎖に巻き込まれまいと銀行は資金提供を控え貸し渋りをする。するとそれによって破綻する企業が出てきて悪循環を勢いずかせるという事も起こります。

そこでこの問題だけでなく、一連の問題に対し、政府が介入し資金注入をしたり民間企業の債券を買い上げてみたりと、なりふり構わないかたちで、あらゆる方法で問題打開に挑んでいるというのが現状です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ん~,なかなか難しいですね.勉強します.
>平均的に上下5%前後で価格が推移しているのでこの前提が永遠に続くのだとしたら、5万円を担保に100万円を貸し付けても理論上貸してはリスクはありませんよね

この部分はなるほどな,と感じましたね.
ご回答ありがとうございました.

お礼日時:2009/01/23 19:39

まず前提として、住宅バブル崩壊からの資産担保の下落問題、格付け問題、CDS、クレジットカード債務不履行増大、インチキ金融工学による証券化商品などなど、複合的な問題でありリーマン破綻はその一角にすぎません。

どの問題でもひとたび火の粉が上がれば、他の問題に飛び火するような事となっており、現在、市場が国家の資金投入無くして存続できない状態になっているという事です。またそれら債券は世界中にもばらまかれており、日本の金融機関もそれら一連の金融商品を持っています。

なので多少無理がありますが、でもできるだけリーマン破綻との関わりで書いてみます。リーマンが破綻した事でリーマンがそれまで出資していた投資先、投機先から一斉に資金が引き揚げられた事から連鎖的に倒産が起こり、そしてリーマンは30倍とも50倍ともいわれるレバレッジをかけての投資先投機先を拡大させていたためその影響力も多大なものとなっていました。その結果、多くの金融商品をはじめとした資産価格の下落が始まり、それによって担保価値が下がった事によって、銀行など各社金融機関の貸しはがし橋渋りが起こり、更にその結果によって企業の連鎖倒産へと繋がり、その倒産の結果、資産価格の下落が更に起こり、それによって担保価値が下がった事によって、銀行など各社金融機関は更に貸しはがし橋渋りをするという悪循環に陥るという状態です。
現在はあらゆる方法で国が介入し、資金注入などを行いこの悪循環にブレーキをかけている状態です。世界で何百兆円もの公的資金注入がされていますが、それでもまだ余談をゆるさない状況です。
結果、不良債権によって金融機関に限らず多くの企業は損出を抱え、給与を減らしリストラをし設備投資を控え、その結果からの不景気という話となります。こんな感じでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答,ありがとうございます.
ご回答の中に理解出来ない部分がいくつかありましたので,続けて質問をさせてください.
経済に関して素人なので,的外れな質問かもしれませんが,よろしくお願いします.

>リーマンが破綻した事でリーマンがそれまで出資していた投資先、投機先から一斉に資金が引き揚げられた
これは破たんしたことで,出資していた投資先などに,その投資額の返済をせまったということでしょうか?

>多くの金融商品をはじめとした資産価格の下落が始まり、それによって担保価値が下がった
なぜ企業が倒産すると資産価格が下落するのですか?また,ここでおっしゃっている担保価値というのは,金融商品を担保にお金を貸している金融機関にとっての担保価値ということでよいのでしょうか?

お礼日時:2009/01/21 17:13

リーマンブラザーズは倒産しましたが、


全米1位のシティバンク(銀行)、メリルリンチ証券、AIG(保険)
など金融機関はサブプライムローン損失に伴い倒産寸前まで
いきましたが、政府が支援し持ち直したのです。
これでアメリカには失業者が増大しモノが売れなくなっています。
ビッグ3といわれる3大自動車メーカーは瀕死の状態で
倒産寸前で政府にお金を支援してくれと泣き付いています。

欧州もサブプライム問題でイギリスをはじめ大打撃を受けて、
アメリカのみならず欧州でもモノが売れないのです。
結果、日本の輸出を代表する車が売れないのです。
特にアメリカでモノが売れないと日本は影響を受けるのです。
自動車産業はタイヤ、エアコンなど部品が多いのです。
自動車のほか、デパートの売上げの落ち込みも大きく影響を
受けています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

素早い回答,ありがとうございました.

お礼日時:2009/01/23 19:30

リーマンブラザーズの破綻と日本の不況の関係は、リーマンショックと呼ばれる株価大暴落にあります。



ニュースが景気を語る上で用いられているのはGDP成長率であったり、日経平均株価であったりします。このリーマンショックによって日経平均株価は大暴落したために不況になったという認識だと思います。

不況になると一番最初に悪くなってくるのは高級品を売っている業界・企業からです。最近の派遣切り問題でも良く出てくる自動車業界であったり、電機業界であったり。(輸出産業では為替も関係ありますが)

逆に、景気がいい?のは安価な商品を販売してる業界・企業です。正月の初売りで地元のユニクロなどでは大行列でしたし、IKEAやドンキホーテなどのディスカウントショップなども人気だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました.

お礼日時:2009/01/23 19:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!