プロが教えるわが家の防犯対策術!

問題
製品3,500,000円が完成した。
横浜工場はこれをただちに得意先のT商事へ4,200,000円で発送し、
その旨を本社に連絡した。

答え(工場の仕訳のみ)
本社元帳 3,500,000/仕掛品 3,500,000

なぜこの答えになるのかわかりません。

「製品3,500,000円が完成した。」なので
工場の仕訳→製品 3,500,000/仕掛品 3,500,000

「T商事へ4,200,000円で発送」は
本社の仕訳→現金など 4,200,000/売上 4,200,000

と部分的な仕訳しかわからず仕舞いです。

完成した製品を工場からT商事へ発送するには
工場の製品という資産が減るのだから
工場の仕訳→本社元帳 3,500,000/製品 3,500,000
になりませんか?
なぜ貸方が製品ではなく仕掛品なるのかがわかりません。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

#1です。



勘定連絡について、勘違いされているようですので補足させて下さい。
工業簿記に関しては以下のような流れになります。
(1)材料を購入した時
(材料)○○○○○ (買掛金)○○○○○

(2)材料を製品製造のために消費した時
(仕掛品)○○○○○ (材料)○○○○○
(製造間接費)○○○○○

(3)製造間接費を製品に配布した時
(仕掛品)○○○○○ (製造間接費)○○○○○

(4)製品が完成した時
(製品)○○○○○ (仕掛品)○○○○○

(5)製品を販売した時
(売上原価)○○○○○ (製品)○○○○○
(売掛金)○○○○○ (売上)○○○○○

仕掛品勘定は製品の原価を集計する勘定に当たります。材料や労賃、その他経費を仕掛品勘定へ集めて((2)および(3))、完成したものを製品製造原価として製品勘定へ振り替えていきます。(4)

今回の問題は、(4)および(5)に当たります。
製品勘定は工場にはないので、本社元帳勘定を使い、(5)は本社側の仕訳になります。
(本社元帳)○○○○○ (仕掛品)○○○○○
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度ご解答ありがとうございます。
とてもわかりやすいです。

お礼日時:2009/02/14 21:39

残高試算表から、工場が使える勘定科目は、


材料、賃金給料、製造間接費、仕掛品、本社元帳
であることがわかります。

「製品3,500,000が完成した。」と言うことですから、通常は
(製品)3,500,000 (仕掛品)3,500,000
と仕訳するところですが、製品勘定は工場側にはありませんから、
(本社元帳)3,500,000 (仕掛品)3,500,000
となります。

問題文の「これをただちに・・・発送」云々については、工場において仕訳する勘定がありませんので、本社で行う仕訳になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

問題文をよく見てみたら「製品」勘定はありませんね。
もっとよく確認するべきでした。すいません。
ただ、
完成品なのに製品勘定がないから仕掛品勘定を使うというのは
いまいち腑に落ちませんが。。。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/12 06:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!