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操業度差異を計算する時は
固定費率×(実際商業度ー基準操業度)ですが
操業度と変動費はなんの接点もないのでしょうか?
操業度差異とは固定費のみから発生するものですか?

ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

操業度差異というのは、


予定の操業度と実際の操業度の違いによって発生する差異です。操業度には、機械稼動時間や、直接作業時間など、問題によって何を基準にするかは必ず書いてあります。
例えば、1ヶ月に2000時間機械を稼動させて製品を作る予定だったのに、1500時間しか稼動させることができなかったら、500時間のマイナスになります。
固定費は、例えば月額で値段が決まっていたりしますよね。一ヶ月に機械を全く稼動させなかったとしても、2000時間稼動させたとしても、同じだけかかる費用です。だから、操業度が違うと、同じ金額の費用(固定費)を時間ごとに分配したとき、1時間当たりの固定費の負担額に違いがでてくるので、それが操業度差異になるのです。
それに対して、変動費というのは、もともと操業度が変われば、それにともなって変化します。例えば、1時間あたり100円だったとして、操業度が2000時間なら、20万円かかるし、操業度が1500時間なら、15万円かかることになります。
よって、操業度差異というのは固定費からしか発生しません。
ちなみに、変動費から発生するのは、予算差異などです。これは、例えば、1時間当たり100円かかると思っていたものが、1時間当たり150円になったり、90円になったりしたことが原因で発生するものなので、操業度差異ではありません。
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この回答へのお礼

変動費、固定費の各性質によって発生する差異は違うんですね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/14 22:14

> 操業度差異とは固定費のみから発生するものですか?


製造間接費差異の分析方法(差異の区分方法)には幾つかのパターンあります[今手元にその書籍がないためアバウトでスイマセン]。
結論から申せば、こちらのURLをご覧下さい。変動費側でも操業度差異の認識はいたします。
http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/~asada/ca/06.html
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この回答へのお礼

お休みにはいったらよく読んでみます。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/12 23:23

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