No.3ベストアンサー
- 回答日時:
著作権が切れている書物ってことですか?
どうしても教科書に載っているような作者の本が多くなってしまいますが。
梶井基次郎「愛撫」「桜の樹の下には」など
言葉の選び方といい、発想といい、間違いなく天才。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/411_1 …
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_1 …
葛西善三「子をつれて」
貧乏自虐ネタが楽しい。貧乏ネタで笑えない人にはちと厳しい?
http://www.aozora.gr.jp/cards/000984/files/47059 …
中島敦「弟子」
孔子の弟子のうち、熱血行動派で知られる子路を主人公にしたお話。山月記と違って教科書に載ってないことが多いけど、好きな話です。漢文調が好きな人向け。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/1738_ …
萩原朔太郎「散文詩・詩的散文」
ここの真ん中辺り、「握つた手の感覺」でドストエフスキー先生(神)がついに降臨。この人の書く随筆や散文詩は時々めちゃくちゃ面白いので、詩を読まない主義の人にも読んで欲しいです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/2249_ …
小酒井不木「二重人格者」など
今でいうショートショートみたいな、上手いオチがつく短篇を書く人。推理ものが多いです。江戸川乱歩に影響を与えた作家でもあります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000262/files/46665 …
No.5
- 回答日時:
桜の木の下と言えば、梶井基次郎だけではなく、「堕落論」の坂口安吾もいますね。
50年以上前に若くて死んだ、と50年以上前から書いているが、今も生きている、はかなり違うのでしょうか?
若くして死んでしまうと、当時の評価がそのままで、現代に置き換えると?な方も多いように思いますが。
No.4
- 回答日時:
黒岩類香の「幽霊塔」と「死美人」が好きです。
20年くらい前に一度再販されて、今は絶版「幽霊塔」は青空文庫で公開されています。
翻案新聞小説として1899年に連載されていました。
読者には、あの江戸川乱歩がいて、更に翻案しています。
江戸川乱歩版との違いは、大人向けであることと、時代がかった言葉まわしが魅力的です。
ネーミングセンスも黒岩類香のほうがモダンでわたし好みです。
No.2
- 回答日時:
全然失礼じゃありませんよ。
私もその年代の作家が好きです。日本では島崎藤村がオススメです。「夜明け前」は世界の十大小説に推す評論家もいます。「破戒」のほうが個人的には好きで、私は男ですが、女性にもオススメです。
海外では(『巨匠とマルガリータ』 ミハイル・ブルガーコフ)を挙げます。著者は旧ソ連の官憲から隠れ、十年以上の歳月をかけ、失明しながらも死の床で完結させました。長らく埋もれていましたが、世界に発表されるとたちまち大反響を集めました。命懸けで書かれた、鋭い風刺と大胆な着想は、深い読後感を与えます。
他にも内外に素晴らしい作品は数え切れないほどあります。質問された年代の作家ですと、古臭くもなく軽すぎもせず、ちょうどいいと思います。
No.1
- 回答日時:
ちょっと質問の内容が分かりにくいのですが、感じからすると、50年以上前に死んだ日本人作家の小説で、面白いものはないか?ということでしょうかねえ?
国籍を問わないのであれば、僕が普段読んでいる殆んどの小説が、50年以上前に死んだ人の書いたものです。
どれを挙げたらよいのか…
例えば、今から54年前に死んだ坂口安吾の「白痴」などいかがでしょう。
あと、無差別に古いもの、
ドストエフスキー「虐げられた人びと」
トルストイ「戦争と平和」
マーク・トウェイン「ハックルベリー・フィンの冒険」
芥川龍之介「あばばばば」
宮沢賢治「やまなし」
夏目漱石「草枕」
などです。
挙げた物は全て、「やられた!」「まったく打ちのめされた!」と僕が思った作品です。
どの時代にも通じる普遍性も備えたものです。
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