ＳＭＴＰのシーケンスについて

ＮＷの勉強をしております。
Ｅ－Ｍａｉｌ送信に使用するＳＭＴＰシーケンスフローが
知りたいです。
もしお分かりの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
宜しくお願い致します。

No.1 回答者： punchan_jp 回答日時： 2001/03/07 15:18

最近は純粋な SMTP を使うことはまずないと思うので、それを拡張

した ESMTP の単純な例なら、次のようになるでしょうか。相手が
sendmail の場合です。数字で始まるのが、相手からのメッセージ
ですが、数字部分が重要で、その後は人間がわかるようにするため
のものです。>>> で始まるのが、こちらからのメッセージです。

220 「相手ホスト名」 ESMTP 「バージョン等」
>>> EHLO 「自ホスト名」
250-「相手ホスト名など適当な挨拶文」
250-「sendmailならここに使用可能なコマンドリストが来ることが多い」
250-「続き」
250 「最後」
>>> MAIL From:<「送信者アドレス」> SIZE=「DATAで送るテキストのバイト数」
250 <「送信者アドレス」>... Sender ok
>>> RCPT To:<「受信者アドレス」>
250 <「受信者アドレス」>... Recipient ok
>>> DATA
354 Enter mail, end with "." on a line by itself
>>> ヘッダを含むテキスト
>>> .
250 「処理番号」 Message accepted for delivery
>>> QUIT
221 「相手ホスト名」 closing connection

エラーがあるときなどは、これとは違ったシーケンスになるし、
EHLO を受けつけずに相手が SMTP と判明したときは、それなりの
シーケンスになります。詳しくは、SMTP については RFC821、
ESMTP については RFC1869 を参照してください。

参考URL：http://www.rfc-editor.org/