プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

室内で3年ほどゲッキツ(シルクジャスミン)を鉢で育てています。
高さは1M2、30cmくらいです。

去年の終わりくらい(冬)から、幹や葉に虫が付くようになり、フローリングがその虫の出す分泌物でベタベタしてきたため、霧吹き上の殺虫剤(虫を油膜でコーティングして殺すタイプ)を試してみましたが効き目が分かりませんでしたので、虫が付いている枝や葉を除去しました。

しかし、全部の虫を除去しきれていなかったのか、現在新芽が出てきているのですが、その葉や既にあった枝や幹に同じ虫がだんだん現れてきます。
今は見つけ次第、ティッシュで虫をこそぎ落としています。

虫は蝋のようなものに覆われて、最初は爪楊枝の先くらいなのですが、大きくなると米粒くらいになり、茶色い姿が蝋のようなものの中に透けて見えます。

この虫の駆除方法は、何かないでしょうか。
できれば、室内の為、あまり強い殺虫剤は使いたくありません。

A 回答 (1件)

まず使用された薬剤は、何と言う薬剤でしょうか。


発生した虫はカイガラムシだと仮定して、カイガラムシに有効とされて
いる薬剤でしょうか。それを確かめて下さい。

薬剤の効果が無かった理由ですが、考えられる事はカイガラムシに有効
では無かったと言う事です。またはカイガラムシに有効な薬剤であって
も、カイガラムシが駆除出来る時期では無かったかの何れかです。
カイガラムシは冬場は体内にロウ状の膜で覆われるため、どんな強力な
薬剤でも寄せ付けなくなります。薬剤は浸透して初めて効果が発揮する
ので、膜が薬剤を浸透させないため薬剤が効かない事になります。
カイガラムシは6~7月頃に孵化をして、寒くなる時期まで生長を続け
て樹液を吸って被害を与えます。最初の頃は固い膜はありませんから、
駆除するには6月に入ったら直ぐに薬剤を予防のため散布します。
寒くなった頃に次第に体内に膜を作るようになり、その状態のまま越冬
し春まで待ちます。この頃には薬剤は一切受け付けないので、駆除する
には掻き落としをするしか方法はありません。

ベトベトする物体の正体は確かにカイガラムシ等の排泄物ですが、これ
を栄養源とするカビが付着して生じるのがスス病と言われる物です。
カーボン紙のように黒く、爪で擦ると剥がれてしまうのがスス病です。
黒くなった状態では薬剤効果は望めないので、葉がベトベトの状態の時
に殺虫剤ではなく殺菌剤を散布します。カビと言うのは虫ではなく菌で
すから、殺虫剤では駆除は出来ません。

虫が発生したとか、人力駆除が追い付かないからと剪定をするのは間違
いです。葉は重要な役目を果たしているので、その重要な葉を駆除のた
めだけで切っては、元気にさせようとする方が無理と言う事です。
薬剤使用は1回で効くような薬剤は存在しませんから、1週間置きに2
~3回ほど繰り返して使用するのが常識です。

室内栽培だから強い薬剤は使用したくないと言われますが、確かに弱い
薬剤も販売されていますが、そのような薬剤では効果が出ないだけでな
く、薬剤に対して抵抗力が付いて虫が弱るだけで死ぬ事はありません。
カイガラムシに有効な薬剤を使用して、一気に片付けてしまう方が植物
の状態を悪くさせない方法になります。
あなたは室内に植物を置いたまま、薬剤を散布されているのですか。
そうであれば、あなたが行っている方法は間違いとしか言えません。
弱かろうが強かろうが、薬剤は毒でしかありません。換気を良くしたと
しても、薬剤の成分は人体に入り込んでしまいます。
どんな事情があろうとも、薬剤散布時は屋外で行うのが鉄則です。
薬剤を散布して、薬剤が完全に乾いてから3日後には薬剤の異臭も治ま
ります。今の時期に屋外に出しても枯れる事はないので、薬剤散布時は
必ず屋外の風通しの良い場所で行うようにして下さい。

僕は薬害で苦しんで亡くなった方を知っています。グループ会社の上役
の方で、僕が入社してから親身になって面倒を見て頂いた方です。
あなたが苦しんでいる姿を、周囲の人に見せたくないから言っている事
です。保護メガネとマスクとゴム手袋を着用し、朝方の無風時に薬剤を
散布するようにして下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

現在は虫も少なくなり、見つけたら手で取っています。

新しい葉もたくさん出てきたので、とりあえず、一安心です。

ワンルームなので、殺虫剤はなるべく使わないでやってみようと思います。

お礼日時:2009/05/30 11:19

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