幼稚園時代「何組」でしたか?

4歳と5歳になる娘が私にはいます…。
異様なもの…例えば薬物中毒者の異様に崩れた唇を見せて…私も含め怖いといいますが…娘たちはもっと見たいとも言います。
その原理がわかりません。体の発達や体験を通して脳(心)は発達するしますよね。心身一体のはずなので…体験が足りないのでしょうか?
それとも発育発達上、この状態はふつう(体験が足りないのが当たり前の年齢)なので、もう少しあとに異様なものを見せるほうがいいのかなとも考えましたが…。
わかる方どうか指南をお願いします。

いきさつ

最近、様々な事件が頻繁に起こるたび…心が痛むことがあります。
私は「良いことをわかれば悪いことが見える」という指針を持っているのですが…悪くなると、どうなるかという怖さも必要かなと思い始めたこのごろです。(ある知人がたばこを吸い始めた理由と私が吸わない理由の違いとして、タバコを吸うと肺がどうなるという異様なさまを知ってるか知らないかが大きな違いです。他にもあるとは思いますが、薬物もしかりだと思います。知人は薬物をしても生きてられて仕事もできるのだよねといいます。年数を重ねてどうなってるか知らないから…しかし知らなくてもやらないのも事実ですが)

私には5歳と6歳になる娘がいます。このようなことから彼女たちに怖さを伝えて…と思いますが、娘の反応が自分の子どもの頃の反応とは異なってる様に感じています。

・小さなころ怖いと教えられたことはなかなか忘れないと
・怖いもの見たさは年齢を重ねたときにありましたが幼児には怖いと思
 い見たくなかったこと
・原爆の被爆者の映像やアニメを見て…異様な姿は目を覆うような感じ
 であまり見ることができなかったことを覚えています。
 これを見たのは小学校の行事、中学の行事などです。10歳あたりか
 らです

私は身体の専門家です。その点では体験が足りないということだけはわかるのですが、その自分の体験と発育発達や発達心理を通して幼児であるうちの娘の反応はどうなのか…という原理を知りたいと思いました。

どうかよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

No.3です。



正直、質問者さまのお聞きになりたい事が、あまりよくわかりません。

わかることだけ、私の知っていることだけ勝手に書かせて頂きます。
その中から参考になる部分があれば幸いです。


>原爆のことは体験できません。どうしたらいいのでしょうか?

私がNo.3で書いた「体験」とは、質問者さまのおっしゃる「身体理論」のような、体の感覚のことではありません。
もっと社会的なもののことです。

原爆を投下される経験なんてできませんが、その経験ではなくて、戦争というものの意味を知る経験のことを言っているのです。
戦争の意味を知ってから被爆者の写真を見るのと、知らずに見るのでは、その潜在意識に刻みつけられるものがまったく違います。

>私には身体の経験が多くあった。自分の体について意識が非常に高かったと思います。

体の感覚として、他人の痛みを知るということでしょうか。
私はそれはあまり必要なことではないと思っています。


>現実を伴わない映像を見せられないとしたら…どのように、薬物についてや、戦争について、障害者について伝えていけばよいのでしょうか?現実を伴わせるということはほとんど伝える機会がなくなってしまわないでしょうか?

質問者さまは・・・・お子さんを人間として育てようとお考えにならないのでしょうか。

人間は感情を持つ「物体」ではありません。
人間はひとりひとり違った生き方をする「人間」です。


>心理学でいえば、初歩的ですがピグマリオン効果を利用した接し方などあるはずです。あるいは…パブロフの犬の実験なんかも判断する材料になるはずです。

ピグマリオンは暗示、パブロフは条件反射。
暗示は非現実なので論外。
パブロフは私も採用しています。

人間の精神活動の基盤は、ほとんどは条件反射でできています。

その中のひとつの説明に過ぎませんが、例えば、「人間は、行動することによって、その動機となった感情を増幅させる」という心理学の大きな基礎があります。

これは簡単に説明しますと、人間の感情は、誰にもコントロールはできません。自然に湧いて出てくるのが感情だからです。
では、感情は何によって作られるのか?
それは、行動です。
例えば、競馬の騎手が落馬して骨折したとしましょう。
彼は馬に乗ることが怖くなります。
けれど彼はケガが治り次第、一刻も早く馬に乗るようにします。
なぜなら、一日でも馬に乗るのを先延ばしにすると、馬に乗るのがどんどん怖くなるからです。

つまりその行動(=乗馬から逃げる)を取ることによって、その動機となった感情(=乗馬が怖い)がどんどん増幅されてしまうからです。

逆に、行動(=馬に乗る)することによって、その動機となった感情(怖いけどチャレンジしたい)がどんどん増幅していけば、彼は前にもましてチャレンジ精神の豊かな騎手になれるのです。

これが条件反射です。
人間は生まれた時から日々刻々と、自分の行動によって自分の感情を形成していっているのです。

・・・・けれど私は人間の精神を長年、見ていくうちに、この条件反射によって形成される人格や感情は、そんなに大きな問題ではないと考えるようになりました。
それは、先にも書きましたが、人間は感情を持つ「物体」ではないからです。

どういう意味かというと・・・
質問者さまは体の感覚で相手の痛みを知ると言いますが、それが本当にその人の痛みであるとお思いでしょうか。

小さな子供に、足がない人の感覚を「身体理論」とやらで想像させて、「どんなに不便だろう」という同情まで感じられるとします。
でも、足がない人の苦悩が、本当に「足がないこと」であるかどうか、それはわかりますか?
しょせん、想像は想像です。想像というのは非現実です。
その子供がもっと大人になって、足がない人を「足がない人」という枠から離れて、人間としてつきあった時に、本当に人の痛みを知ることができるのではないでしょうか。
それが社会的な経験です。

ですから、質問者さまが身体的な感覚として人の痛みを知る・・・ということに主眼を置いてこの質問をされているのなら、私の回答はとても無意味なものになりますが、私にはどうも、感覚として人の痛みを知ることよりももっと大事なことがあるように思えたので、このように長々と書かせてもらってます。


なので、

>必然的に体験することになり、映像をみた体験も自分で消化して理解できるのではと思っています。

この部分に私は心理療法家として賛同できません。

私がNo.3で書きたかったのは、戦争の意味を知るよりも先に、映像だけを見せるなということです。
いくらそれを「身体の感覚」で理解したって、社会的なそのことの意味がわかっていないなら、単に「気持の悪いものの感覚がわかる」だけになってしまいます。
足のない人とつきあいもしないのに、その痛みだけ想像できるようになったって同じです。
その人に所詮、人間としてでなく「足のない人」としての同情しか感じられないのですから。

特殊学級の子供たちと身近に触れ合う経験をしたから、質問者さまも偏見がなかったのではないですか?
私も発展途上国で、乞食や障害者と話をしたし、彼らが戦争犠牲者であり一生懸命生活していることを知っているから、嫌悪感を持たなかった。
それが言いたかったのです。

先にも書きましたが、質問者さまのご意向とはかなり違ってしまったかもしれませんが、お許しください。
参考になさってください。
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私は心の専門家です。



ちょっと話がそれてしまいますが・・・・・

私の知り合いに、小学生の女の子を持つお母さんがいます。
彼女はとても優雅な生活をしていて、心の病気や悩みと関わってきた私とは、対極の位置にいるような人でした。
私がある時、こんな話をしました。
「発展途上国に旅行して、乞食や障害者などが街中に溢れて大道芸なんかしているのを見ると、すごく人生観変わるんだよね」と私が言うと、彼女は
「私は発展途上国なんていきたくもないし、乞食や障害者なんて見たくないし、一生関わりたくない。自分の子供にも見せないで育てたい」と言いました。
彼女は徹底して世の中の「暗い部分」には蓋をして、明るくきれいな部分だけを見せて育児をしていたのです。
ところがある日、彼女の娘さんが登校拒否を起こすようになりました。
何が原因なのか、娘が何に悩んでいるのか、さっぱりわからないと言います。
もちろん私は赤の他人なので、娘さんが何に悩んでいるかまで知ることはできませんが、ただ、「暗くて汚いものを見せて育てていたら、こんなことでオタオタ慌てることもないんじゃないの?」と彼女に言いたくなりました。

それた話を戻しますが・・・・・

世の中の明るくきれいなもの、その裏側に暗くて汚い世界もあります。
明るい部分だけを見せて育てたからって、明るく育つわけではありません。
では暗く汚い世界もじゃんじゃん見せましょう・・・・というと、それは違うような気がします。

私の場合は、自ら途上国に出向いて、自分の肌でその「暗く汚い」部分を感じたから、それは私にとってプラスの経験となったのです。
これが、経験を伴わないただの映像とか、画像を見ただけでは、やはりそれはマイナス要素になる可能性も高いと思うのです。

私も幼いころ、こんなことを言ったことがあります。
「広島ってきらい。原爆が落ちたから。」と。
「そんなこと言っちゃだめなのよ、広島の人は犠牲になったのだから。」と親には怒られました。
それは、戦争というものの本質も知らないで、ただ原爆の不快な映像だけを見せられたために、私はそういう概念を持ってしまったのです。
いずれいろんな知識がつけば、それが間違った概念であったことは理解しますが、ただ「気持の悪いものは拒絶する」という感覚は残ってしまいます。

逆に、小学校に特殊学級があった人が、障がい者に対してまったく拒絶反応を示さないのも、同じことなのだなと思います。

ですから、異様なものや、世の中の暗くて汚い部分を見せるならば、それはできれば現実の経験とともに見せる方がよいと思うのです。
現実を伴わない映像などは、変な世界を作り出します。

参考になさってください。

この回答への補足

minori007さんありがとうございます。この話は『現実を伴う』ことの大切さのことですよね…。これはもちろんですが…原爆のことは体験できません。どうしたらいいのでしょうか?

わたしもきっとminori007さんと同じ世代なのかもしれません…。特殊学級もありました。障害者に偏見はありません…。原爆教育も受けています。

被爆者は気持ち悪いからいやだと思いました。しかしただの拒絶反応ではなかったと思います。教師がフィードバックしてくれたからかもしれません。さらに被爆者から話を聞く機会もあった。

それともう一つ、私には身体の経験が多くあった。自分の体について意識が非常に高かったと思います。

それは、幼いころから運動してないため運動は苦手だったが、たまたま野球に没頭し、身体を使うことの成長がありました。そのため身体についての意識が高まることから、足がない…皮膚がただれることの感覚が想像できたのかもしれません。

脳科学の分野では…人間は動物の中で唯一共感できる動物だそうです。その実験や解明したストーリーは詳しく知らないので残念ですが…その意味でも…何か方法があるような気がするのですが…。

現実を伴わない映像を見せられないとしたら…どのように、薬物についてや、戦争について、障害者について伝えていけばよいのでしょうか?現実を伴わせるということはほとんど伝える機会がなくなってしまわないでしょうか?しかし現実にはわかっている人がたくさんいると思います。

感覚でなく…何か…判断の基本となる現実に即した理論がほしいと思っています。

例えば…
心理学でいえば、初歩的ですがピグマリオン効果を利用した接し方などあるはずです。あるいは…パブロフの犬の実験なんかも判断する材料になるはずです。(どんな状況にも当てはまるわけではないですが)

身体論的には…生理学、解剖学(医学系)などと心理学が大きな役割を果たします。

詳しく言いますと…緊張すると筋肉は硬直します。ですので体をほぐすと緊張が解けるというものです。ここで重要なのは緊張すると筋肉が硬直するという理論です。これがあるので緊張のほぐし方がわかります。

私が討論したいのはここの部分です。

今回の経験したことのない恐怖を感じることのメカニズムを各分野の人に分析してもらい、その分析した基準となる考え方を知りたいと思っています。

身体論的には…自分の体を意識していれば、相手の異様な姿を体感することができると思っています…。スポーツ心理学でいう脳と体がつながっているという基本構造や運動学における感覚潜入などがこれにあたると思います。

医学的には?心理学的には…?脳科学的には…?あるいは、その他の分野では?怖さを感じるには…どんな指針があるのだろう

ということがききたいと思っています。これがわかれば…必然的に体験することになり、映像をみた体験も自分で消化して理解できるのではと思っています。

ただし、ここの討論の終わり方いかんでは私が娘にしようとしていることが間違っていることにもなるかもしれません…。

ここのあたりを踏まえてお願いしたいと思います。

補足日時:2009/08/11 22:48
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専門知識もない素人の私がまた書込んですみません。


レイティング(18禁とかR15とか)は私もあって良いと思っています。
幼い頃から残虐なものに触れさせた方が良いとは思っていません。
例えば戦争で足を失った人の写真を見たとして「足がないね」→「きっとこの人は困るよね」→「出来れば足が無くならないようにしたかったよね」→他人へ危害を加えたらいけない。と周りの人間からの助言(他の情報)等で感じ方や考えが発展するのであって、実在するものへの、自分には受け入れがたい「怖い」という感覚はおそらく、質問者様も環境から受けられているものだと思います。
受け入れがたいものも加齢によってやはり変化(減少?)すると思います。残虐だと思われるものに幼い子供が触れたと思うときは、その子への心のケアといいますか、フォローは身近な大人の役割だと思います。
(極端な話、暴力シーンの多いテレビアニメを子供だけで視聴し、大人がそっぽ向いてるっていうのは善悪を教える環境かな?と私は疑問に思います。)話が関係なくなってきたかもしれませんが、大人がフォローを誤らなければ、残虐な嗜癖が幼い頃から身につくことはないと思います。思いたいです。
長々 すみません。

この回答への補足

ありがとうございます。非常にありがたいお話です。気にしないで書き込んでください。gonta57さんのおかげでどのようなことを聞きたいかはっきりしてきました。

いぜんはgonta57さんのように考えていましたし、どのようなフィードバックをするかで異なると思います。とても賛同できるお話だと思います。私の質問はそこから一歩進んで話したいと思います。

私は身体についてのことを少し考えると自分に身体意識があることが他人を理解することだと思っています。これは私が生理学や身体論を学んで体得し、自分でも振り返ってわかったことです。心理学的にあるいは発達心理的、脳科学的にあっているのかどうかわかりません。もちろんgonta57さんのような経験の話も非常に重要なので聞きたいです。
様々な立場で情報を頂ければ幸いです

身体論的には

自分には足を使っているということを認識する→相手にはないということを認識する→自分に置き換え、足がないことを想像する→恐怖につながると思います。つまり、自分の体を意識して使ってない人は恐怖を大人になっても『具体的に』感じれないというものです。なので現在、運動というものが叫ばれています。

他者を意識する共感するということは運動して自分の体を知ることだと思っています。

そこで私の娘たちの話が出てきました…。感じてないので意識する運動や体験が少ないのか…はたまた、違う要因があるのか…、ということです。

(ここで意識するとは…自分の知らない行動をするときは意識せざるを得ないからです。幼児とあらばほぼ新しい運動ですがいつもおなじことをしていれば、新しい運動つまり自分を意識することはないでしょう。)

補足日時:2009/08/11 18:33
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補足です


私が5歳くらいの頃、よく父がテレビのニュース等の土石流(自然災害)の映像を指して「ほら○○(私)が好きな土石流だよ~」と言っていたのを思い出しました。
被害に遭われた方からすれば、はっきり言って不謹慎なのかもしれませんが、図鑑等で目にした火山噴火、溶岩の写真や土石流の写真、そういったものの延長だったと思います。
図鑑は経験・体験がなくてもパラパラ子供が見て有益だと思いますし、(全部覚えているかはわかりませんが)あえて隠すものではないと思いました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
gonta57さんが言われるように、材料になると思います。体験が増え知識と体験が結び付くんですよね。これは心理学的にも脳科学的にも証明されてると思います。

しかし、多少の体験がないと(自分の身体の感覚=自分が意識的に動かしてるというものがないと)、見て想像ができないので、片足のないことの異様さが怖いと思わないという状態があるような気がします。

この状態は脳の処理としてはまっさらなので…異様でなく他のものと今後結び付く可能性が強いのではと思います。

このような状態から残虐さが平気になるようなことを心配しています。

発育発達・発達心理・脳科学的にどのような状態にあるのかがわかれば、対処もわかると思いその部分で回答を求めました。どの発達段階であるかということが分かればありがたいです。

私が知っていることは…

自分の身体のコントロールにより(体験)相手のことや心(脳)も見えるということ。

習得するにはレディネスがあり段階があるということです。

残虐なものを見るのはレディネスのどの段階になるのかあるいは段階にはなくてもよいものなのかということですもしりたいです。

お礼日時:2009/08/11 12:41

質問に対する回答ではないかもしれませんが、


「もっと見たい」というお子さんの気持ちはなんとなくわかります。
目にしたものが「普通」ではない、ということはわかっているのだと思います。
私は7歳頃、小学校の図書室や児童館に原爆関係の絵本が沢山有り、被爆者の姿や壊れた街の様子など(ほとんど絵ですが)興味を持って片っ端から見た記憶があります。どういう状況か、今ほど理解していたとは思いませんが、大人になった今でも目に(絵や写真ですが)焼きついています。
その後の見聞きする情報と結びつけてその事の恐ろしさ、やはり悪い事だという判断の材料になっていると思います。
4、5、6歳ではなかったですが、私の考えでは見るきっかけがあれば見て良いと思います。もちろん怖い思いをいたようなら、フォローは必要でしょうけれど。
あくまでも私の考えですが。
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