A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
「魚毒」は二種類の意味に使用されます。
まずは#1さんや#2さんのように魚が持ち人体に有害な毒です。もう一つは#3さんや#4さんのいう魚だけに効く毒です。魚毒性とも言います。生物が作ります毒物は、すべての生物に効くわけではありません。すべての生物に有効なら自分も死んでしまいます。一般的には特定の生物にだけ効く選択毒を作ります。ご質問の魚毒の典型的なものにサポニンを作ります魚毒植物があります。エゴノキ、オニドコロ、サキシマスオウ等をすり潰したものを池等に浸しますと魚が浮いてきます。これを魚毒漁法と言いますが、この魚を人が食べても何ともありません。
我々の周りには、選択毒がたくさんあります。殺虫剤も昆虫だけに効く選択毒ですし、細菌感染した際に使用する抗生物質も人に害が無く細菌等だけ殺す選択毒です。除草剤も選択毒です。また、多くの植物も他の植物を殺す選択毒を根から出しています。何かの参考になりましたでしょうか。
No.4
- 回答日時:
勘違いならすみません。
もしかして、「魚毒性」のことでしょうか?
それであれば、魚に対する毒(毒性)のことかと思います。
農薬のラベルには、魚毒性という項目があったりします。
川などに流れ出した際に魚に影響が及ぶかどうかが問題になるので(農薬まいて魚がぷかぷか浮いたら困りますし・・・)こういう項目が作られています。
(独)農林水産消費安全技術センターのHPにこんなのがありました。参考までに
http://www.acis.famic.go.jp/toroku/dokusei.htm
No.3
- 回答日時:
人間に対する毒は「中毒」といいますよね。
人間が中毒するまでではないが、魚が中毒してしまう毒。
魚に対する毒=魚毒。という意味で使われています。
魚の中には体表粘液に毒を持つ種類が居ます。
ハコフグ類(パフトキシン類)やヌノサラシ類(グラミスチン等)のなどのことです。こう言った種類の魚たちを別の魚と同じ水槽に入れると、分泌する粘液毒により魚が死んでしまいます。
参考
新丁版「海洋動物の毒」-フグからイソギンチャクまで- 成山堂出版

No.2
- 回答日時:
シガテラなどのことでしょうか。
「シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが
産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。
Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AC% …
サイパンにダイビングに行った時に、たくさんのアジが泳いでいたのですが、
ここらの魚は食べられないというようなことを聞いたのですが、
この手の毒をもっているということなのだと思います。
日本にはないようですが、最近、日本近海の温暖化により、
自分で釣った魚がこの手の毒に冒されていて、
それを食べた人が中毒になるというような例も報告されているようです。
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