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私は今、森林から放出されているフィトンチッド(モノテルペン類VOC)を採取し、測定しているものですが、チャコールチューブに森林ガスを吸着させる際、さまざまな乾燥材を試してまいりました。

今回、モレキュラーシーブという高性能の乾燥材を見つけたのですが、このモレキュラーシーブはフィトンチッドも吸着してしまいそうで心配です。

有効孔径が関連してくる思うのですが、
http://www.tomo-e.co.jp/j/product/functional/mol …

もしわかる方がおられましたら返事お願い致します。

A 回答 (2件)

モレキュラーシーブというか,ゼオライトですね.


水に対して高い吸着力を持つゼオライトは,基本的にちょうど水分子と同じくらいの穴が,結晶構造としてできている(スーパーケージと呼ぶ)ものです.もちろん,スーパーケージの大きさはさまざまですが,水に合せたサイズのものを選べば,それより大きいテルペン類の吸着はあまりおこらないでしょう.もちろん確認は必要でしょうが.
有機溶媒から残留水分を除くためにもモレキュラーシーブは使われますが,5A以下,3A とか 4A というグレードを使うと,水だけが効率的に除去できるのでよく使われます.この数字は,穴の有孔径 (Å単位) を指しています.
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モレキュラーシーブ(分子篩)の種類は本が十冊書けるぐらい多様です。


ただ、基本はケイ素とアルミニウムが酸素でつながり、大きく規則的な空間(環/球/筒))を作ることに集約できます。
リンなどの他の元素が加わるとさらに活性は多様になります。
アルミが多いと酸点が多く、酸触媒としても用いられます。
ゼオライトも分子篩の一種で、かなりの種類の分子篩は整然とした結晶格子を保持し、出来た空間の大きさにより多様な働きをします。
無機物を用いた触媒化学のほとんどは分子篩の研究です。
あまりに種類が多すぎて、助言を差し上げる事もためらわれます。
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