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企業の体質問わず、零細、中小企業にも税務調査って多々あるのですか?
また簡単に言うと、どんなことを実施するのでしょうか?
(特に個人事業者や小さい零細、中小企業等において。。)

なぜか調査と聞くと、多くの方は、マイナスイメージのような....
逆に実施することで、何か良い面って考えられますか?

お詳しい方、参考までに教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

どんな調査をするかは他回答様がほとんど回答済みです。



良い面

企業の経理担当で処理がA案B案と分かれていて、A案は上司の判断であるが税務上誤っていて、B案は部下の判断で税務上正しいものだが、上司の「パワーハラスメント」でA案が採用されていて、税務調査でB案が正解だと示されると、B案を提案してた部下の汚名がそそがれる名誉が回復されるという効果があるかもしれません。

謝った知識と正しい(税務当局のよしとするという意味です)知識を持ってる者が、実務で対立することはいくらでもあります。
その際に、上司部下の関係で誤りを押し通してしまうような場合もありえます(実例を知ってます)。
本来自浄しなくてはならない組織混迷ですが、それを税務当局のお墨つきを持って、あんたは間違ってるということがいえます。

税務調査が原因となって「能力のある人間」を発掘し、そうでない人間を別の部門に異動させたり更迭するきっかけを企業がつかむことができます。
意見が対立した場合には、どちらが正しいかを判断する能力が上司には必要なのに、おれの言うことが正しい的に意見を押し通すような人間は、経営側は能力査定を変更せざるを得ないという事です。

このような例を除いては、税務調査など企業にとってはうっとうしいだけのものだと存じます。

なお、失礼ながら、御質問文の「逆に実施することで」は「逆に実施されることで」が正しい気がします。
調査実施するのは税務署なので企業側は調査をされる受身です。
実施することの良い面とすると税務署サイドから見た良い面になってしまいます。
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この回答へのお礼

参考になりました!

お礼日時:2009/10/24 15:56

>簡単に言うと、どんなことを実施するのでしょうか?



法人
  法人税の申告納付が正しくおこなわれたか。
    ◯期間損益
      ※3月決算の会社で、本当は3月に利益となったのであるが翌年度
       の4月の収益としていないか。
        →売上を不当に減らしていないか
      ※本当は、4月に机を買う予定だけど3月にお金を払うので3月に
       買った事にしておいて、と業者に頼んでいないか。
        →損金を水増しして、所得を不当に減らしていないか
    ◯損金算入
      ※社長の個人的な支出を、会社の経費としていないか
        →会社の所得が不当に減っていないか
        →社長の個人所得と見なされると、社長の個人所得税の
         納税額も増えます。
    ◯粉飾決算
      ※棚卸し在庫を、恣意的に操作して利益を操作していないか
        →棚卸し在庫を実際より多く表示すれば、利益がでます。
         実際より少なく表示すれば、利益が減ります。
  源泉所得税が正しく納付されているか
    ◯非課税(交通費)
      ※交通費は10万円/月までは、所得税の非課税であるが、20万円
       /月を支給しているのに、差額の10万円を非課税扱いにして
       いないか。
    ◯給与台帳の確認
      ※課税所得が正しく徴収されているか、給与台帳を元に確認
       します。
   他にも色々調べますがが、簡単に言えば上記です。


>なぜか調査と聞くと、多くの方は、マイナスイメージのような....

税務調査を受ける側にとっては、メリットはまったくありません。
  ◯正しい申告をしている場合
    正しい申告をしていても、”正しい”事を調査官に対して証明しな
    ければなりません。証明するにはかなりの手間暇がかかります。
  ◯正しい申告をしていない場合
    指摘を受けて修正申告。つまり税額が増えます。加算税もかかります。
    自分が蒔いた種とはいえ、手間がかかって納税額が増加するのですか
    ら、踏んだり蹴ったりです。
  マイナスイメージ以外を感じるのは、極めて困難です。


>逆に実施することで、何か良い面って考えられますか?

(国家)財政の基本は税収です。税収の基本は正しい納税です。
正しい納税を促すのが税務調査ですから、国家にとっては良い事です。
(個人)高額所得者で脱税で捕まる人がいると、貧乏人である私は
 ”ざまあみろ” と溜飲を下げます。つまり所得の全額を把握されて
いるサラリーマンの精神衛生に非常によろしい事です。
(サラリーマンは副業をしない限り、脱税はできません)
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2009/10/24 16:10

経理担当をしていて税務調査にも立ち会ったことが数回あります。

法人の場合主に4つの税金について調べます。
(1)源泉所得税
  ・「扶養控除申告書」は保管されているか? 扶養控除申告書がないのに「甲欄」を適用していないか?

(2)印紙税
  ・印紙税法に基づき、契約書に適切な印紙が貼られているか?
  ・領収書に適切な収入印紙が貼られているか?

(3)消費税
  ・仕入等の消費税が適切に処理されているか? 非課税不課税免税等は適切か?

(4)法人税
  ・法人税申告書で、加算減算が適切か?
  ・費用と収益が適切か? 交際費に当てはまるものが費用で処理されていないか? 等です。
 税務調査は分かりやすく言うと「税金を取りに来る」ものです。ですから費用をできるだけ認めず、収益をふやす指摘をします。

 実施されて良い点は正しい処理がわかることでしょうか。
内容などはうちの会社の例ですので、多少違うかもしれません。

この回答への補足

参考になりました。ありがとうございます。

補足日時:2009/10/24 16:11
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個人業者にもやってきます。


昔は、実家で経営していた工務店で、朝から晩まで1日
居座られました。帳簿などをくまなく調べて、申告書の
税金をごまかしていないか探していたようですが、結局
土産もなしに帰れるかと言い残して去っていきました。
最近では、友人の歯科医の診療所へやってきて、1枚の
領収書を突きつけ、それが申告漏れだと言ったそうです。
見ると、同名で他人の診療所のものでした。
日頃から書類を整理して説明できるようにしておけば心
配いりませんが、このようなことに時間を取られるのは
無駄なので、知り合いに税理士がいれば頼むのがよいと
思います。
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