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1年生の息子ですが、幼稚園年長からそろばん教室に行っています。
今、そろばん8級、暗算10級をしています。

そこで、相談です。
学校の算数で、「16-8」や「12-3」のような引き算を習ったのですが、
学校での教わり方・考え方をイマイチ理解できていないようで、
宿題のプリントや学校のテストも全部頭の中でそろばんを弾いて答えを出しているようです。
例えば「16-8」の場合、学校では、
「16を10と6に分ける」 → 「10から8を引いて2」 → 「6と2を足して8」 → 「答えは8」
のように習いましたが、
この考え方がどうもできないようで、手っ取り早くそろばんを弾いてしまうといった感じです。
そろばんは「暗算に強くなるかな?」と思い習い始めたので、期待通りといえば期待通りなのですが、
この「算数で習う考え方」を理解しないまま進んでいっても、この先、問題ないでしょうか?

それと、たまに計算カードの宿題があるのですが、
「2+5」など、繰り上がりがない場合はパッと答えますが、
「8+7」など、繰り上がりがあるとやはり頭の中でそろばん弾いてから答えます。
(たまに指も動き出すので見ててよくわかります。)
答えは合っているので問題ないのですが、
その度にそろばんを弾いていると「8+7=15」というイメージというか、
反射的に答えられなくなるような気もして、こちらも気になっております。
私自身、そろばんは小学校の算数の授業で習っただけなので、
そろばんを習われていた方、お子さんが小さい頃からそろばんを習われている方、
アドバイスをお願いいたします。

A 回答 (3件)

そろばんを習ってない者なのですが、申し訳ありません…(汗)


教育関係の仕事をしています。読み書き計算の基礎学力は学校教育でも見直されてきているので、計算力がつくというのはとても良いことだとは思います。

ただ、学校教育で習う算数では「数概念の形成」と「数学的に筋道を立てて考える力」が身につくように、という願いがこめられています。
「数概念の形成」とは以前の回答にも書いたことがありますが、「リンゴの5個」と「鉛筆5本」の5がすべて同じ「5」という抽象的な数で表せる、という感覚を養うということです。
通常ですと直感的に掴んでしまうと思われがちですが「具体物から抽象的な概念だけを取り出し、それを操作する」ことは算数の習い始めの子どもたちには難しいことです。それが自分なりにわかったときの知的な興奮もまた本当に嬉しいようですよ。

または逆に「この式はどんな現象を表しているのだろう」と言うことが説明できる能力はとても大切です。
生活に直接結びつくと言うよりも、論理的思考を育てていくという意味でです。
「リンゴ16個もらいました」「8個食べました」という日本語の文章の中から「16と8という数字を抜き出す」「食べると言うことは減るのだから、引き算を使えばよい」と、たくさんの算数の道具から自分でどれを使えばいいか選択できる。
これが「筋道を立てて考える力」と言っていいと思います。
この考え方を言葉や図などによって表現できる能力も、求められているものの一つです。
また、例に挙げられた「16を10と6に分ける」というのは、十進法の考え方です。10のかたまりをつねに意識させるわけです。なぜかと言えばこの考え方は、どんなに数字が大きくなろうと使える普遍的なものだからです。

算数数学では、自分なりに計算の仕方や仕組みを理解していくことも大切な力です。その中で数というものの決まりや規則性・法則性を見つけていくというのは、中学高校につながる大切な数学的センスです。

そろばんとは離れますが、極端な例を挙げれば、訓練によって幼稚園児に微分の公式を機械的に覚えさせることは簡単にできます。しかし微分がどのような現象を意味するものか、どんな場面で使うと有効なのか、それを理解させることはまず不可能でしょう。

算数数学教育では先々を見越して、このような抽象的論理的思考ができるよう単元を設定しています。

もちろん、昨今では指先をじかに使うそろばんが再評価されています。ですのでどちらのいいところも生かしながら、決して計算が速くなることだけがいいと言う考えに囚われず、この式は何を意味しているのだろうということを考える癖をつけながら、文章題などに取り組んで行かれるとよいかと思います。

そろばんを習っているお子さんは計算力に自信があるためか、算数には意欲的に取り組む子が多いです。学習への意欲は一番大切です。おうちでの支えがあってこそのことだと思います。これからもぜひ、算数の大好きなお子さんを応援していってあげてくださいね。
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こんにちは。

1年生の子供を持つ2児の母です。

息子さん、そろばんでもう8級なんですね!すごいです!

えっと・・・子供のことではなく私の話になりますが
私自身、小学3年生から6年生までそろばんをやって珠算3級、暗算2級でやめてしまったのですが
今の今まで、そして現在も足し算、引き算、すべて頭の中でそろばんをはじいています^^;(現在30代前半です)
ケタが大きくなると指が動き始めます。。
恐らく、そろばんを習うまでは学校で習った計算の仕方をやっていたんでしょうが
そろばんをやり始めた影響でそろばんでしか計算できなくなりました。
でも、困ったことなんてありませんでしたよ^^
逆に回りからは「計算速いねー!」と注目の的だったり^^;

そして自分の子供が学校で習ってきた計算の仕方を見て「こんなふうにやるんだー!」と一人関心していました。

前置きが長くなりましたが、

>その度にそろばんを弾いていると「8+7=15」というイメージというか、
反射的に答えられなくなるような気もして、こちらも気になっております。

これは気にしなくても大丈夫です^^
逆にどんどんと反射的に答えられるようになってきます。
一瞬で答えがパッと出ます。
ただ、文章問題になったときは必ず計算式を書いてから計算するように、ということだけは気を付けたほうがいいと思います。

そろばんは本当にいいですよ。

あ、ちなみに、子供の算数のプリントの答え合わせは頭の中でそろばんを弾いています(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
ma-7057さん、今も頭の中でそろばん弾かれてる(=暗算ができる)んですね~。
「困ったことはない」とのお言葉でとても安心しました。
そうですね、文章問題がきちんとできているか、意識してみていくことにします。

お礼日時:2009/12/11 15:03

私も同じようなことを感じています。


私自身もそろばんの経験はありません。
小1の息子が初夏にそろばんに通い始めてやっと9級合格に手が届きそう、という状態です。

8級というラインを知らないのですが9級が3桁×1桁だったので、3桁×2桁ができるということでしょうか?
すごいですね。

我が家の場合、確かに加減算は早く確実になり、2桁同士の繰上り足し算程度ならまず間違えないのですが、繰り下がり引き算でたまに間違えることがあります。

そのことを筆算で教えるのですが、全て頭(のそろばん)でやってしまっているので筆算が理解しにくいようです。

また、そろばんと別に塾にも通っていますがせっかく先生が速算テクニックを教えているのに普通に計算した方が早いようであまり聞き入れていません。
例)214+15+85-14の場合は214-14=200を先にしておき、15+85=100を後で足した方が早い、など。
筆算の穴埋め問題も苦手のようで繰り下がり引き算でたまに間違えます。
(筆算を完全にマスターしていないから当然です)

しかも文章題でも暗算でやるくせがあり、式をかかず解く為に、解くステップ数が多い問題になると間違えてしまいます。
(見直しチェックもやりにくい)

塾の他の子たちは黙々と線分図や計算式をタッタッタっと書いて確実に正答しているので、このままでは複雑な文章題は苦手になっていまうと感じています。

計算は算数のごく一部であり、文章題や図形が解けないと結局は算数の点数は上がらないので、最近はそろばんが万能のツールとは考えないようにしています。
傍で見ている限り、そろばんは思考するというよりは直感的な事務作業のような感覚であまり考えているようには思えません。

思考能力を総合的に高めていくことが大切なのかもしれませんね。
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この回答へのお礼

同じ立場のお母様からの回答ありがとうございます。
「うん、うん」とうなづきながら読ませていただきました。
でも、そろばんでも色んな連盟があるからでしょうか?
うちの子は9級で掛け算(2桁×1桁)が始まって、
8級で3桁×1桁になって割り算も始まったところです。
塾では難しい問題をしているのですね~(感心!)。
うちの子はそろばん+通信教材をしているので、
03594さんの回答を読みながら、
通信教材の方で計算以外の部分を補っていくことは大事だなと改めて思いました。

お礼日時:2009/12/10 15:05

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