こんにちわ。ふと思ったのですが。
アメリカとかで言う「カントリーシンガー」っていうのは、
日本でいう「演歌」みたいなジャンルなんですかね。
若者はあまり聞かないというか....。
以前、アメリカの若者にカントリーミュージックの話を聞いたら、
笑いながら「全く聞かないな」と言ってました。
日本でいう演歌は、やはり若者
(そういうのが趣味じゃない、所謂普通の若者)が聞いていたら
「変わっているね」「凄いね」「そういう趣味?」みたいに色物扱いされますが。
アメリカでも、こういったカントリーミュージックと言うのは、
そういう風に分類されるのでしょうか。
聞いていたらやはり「ちょっと変わった人」な事なのでしょうか。
出来れば、アメリカにいる生の声が分かる方にお聞きしたいです。
No.1
- 回答日時:
特にカントリーミュージックが好きな洋楽好きです。
アメリカ人はどう思っているかは人ぞれぞれ意見が違うので分かりませんが、
ポップの方が好きな人が多いのは確かだと思います。
色々理由はあるとは思いますが、考えられる事としては、
カントリーアーティストが少ないからその分聞く人も少ないのだと思います。
最近では若い人も歌うようになってきているのでこれから聞く人が増えるかもしれません。
例を上げておきます(カントリー以外も歌っているアーティストも入っています(Wikipediaの情報です))。
「Gloriana」、「Carrie Underwood」、「Michelle Branch」など。
最近では人気があるアーティストが増えてきています。
今ではカントリーやポップなどはあまり変わらなくなってきていると思います。
それに、正確な基準もないようですし。
演歌は若い人は分からないような言葉があるので、若い人向けではないと思います。
カントリーは全ての人向けでもあるので(昔は?愛国心を持った人向けもある)そこが違うと思います。
さっそくのお返事ありがとうございます。
なるほど。今、youtube&wikipedia見てみたら、
基本は、アコースティックギターで歌っているのが
カントリーって事なんでしょうかねぇ。
カントリーミュージック=ジーパン&テンガロンハット。
山で馬乗って歌うPVみたいなイメージではないんですねぇ。笑。
いや、日本で言う演歌は、分かりやすいじゃないですか。
ビジュアル&曲&歌詞を見て
「これは演歌」「これは違う」と分けられる。
アメリカ人にとっても「カントリーミュージック」の位置って
日本にとっての演歌って訳ではなさそうですね。
ちなみに、
>演歌は若い人は分からないような言葉があるので若い人向けではないと思います。
私の意見になってしまいますが、
歌詞だけに限った訳ではなく、演歌を聞かない人の理由として、
曲調、歌い方(こぶし)、リズム全てが要因かと思われます。
出来れば、外国人の方にも聞いてみたく思います。
引き続きご意見お待ちしております。
No.2
- 回答日時:
まことに大雑把に言うと、米国音楽界でのポジション的には「日本における演歌」に近いと思います。
その類似点としては・・・
・多くの米国にとっては、米国人としての愛国心・アイデンティティを思わせる音楽ジャンル
・音楽的にも、思想的にも、保守的で極めて一面的な趣が強い
・要するに、昔から同じような事を変わらず飽くことなくやり続けている・・
・今となっては、殆どは国内市場向けで、ヨーロッパ含め国外ではあまり受けない
・・・まぁ大目に見ても「若者に受ける最新の流行音楽」ではない事は確かでしょう。
「日本における演歌」との違いとしては、「年輩者層だけの対象」ではなく、中年層や若い世代向けの「カントリー」もあるという事。(ただ、それでもやはり「保守的なある種の層」によって支えられる事が多いですが。)
若い層向けのものは特に、キュートなルックスと声でアイドル的な売り方をするものが多く、本来のカントリーリスナー層を越えて売れたりする事も多いです。
この「保守的なある種の層」というのを説明するには、米国の歴史や風土や思想等から説明する必要がありますが、簡単に言うと、まず基本的に本国で生まれ育った白人であり、「保守的」「米国至上主義的な思想が強い」「田舎地方の出身者や農業従事者、低所得者層、非教養層に多い」「時としてサイレントマジョリティ等と呼ばれたりする層」・・とだけ言っておきますが、これだけでもなんとなくどういう層かが伺えるのではないでしょうか。
もし若者が年輩者向けのカントリーを聴いていたら、やはり「保守的でジジ臭い」あるいは「教養はあまりなさそう」と見られるという事は、少なからずあると思います。
その「アメリカの若者」に失笑されたのも、おおかたそういった理由からではないかと思います。
No.3
- 回答日時:
アメリカ(この場合、アメリカ大陸ではなく合衆国)の民族学を調べていると、この手の話に行き当りますが・・・
>日本でいう「演歌」みたいなジャンルなんですかね。
>若者はあまり聞かないというか....。
一言で言って、『聞かないレベル』が演歌とは違います。
いくら演歌に縁が無い日本の若者でも、有名な演歌を問われれば、何曲かはすぐに思い出すでしょう。が、カントリーは知らんヒトは全く知りませんね。
※まず・・・カントリーの源流となった音楽は、アメリカで生まれたモノではありません。
映画『タイタニック』、御覧になってませんか?
デカプリオが船底の3等船室で、夜通しダンスを踊るシーンがありましたね?あの時の音楽を思い出してみて下さい。スチール弦のアコースティックギター、フィドル(カントリーやブルーグラスで使われるバイオリン)、G系のキィ、ロングトーンを用いず早いパッセージをくどいほど繰り返すリフ・・・などなど、あれがカントリーミュージックの元ネタです。
元々カントリーとは、アイルランド人の移民が北米に持ち込んだ『アイルランド民謡』が発祥でした。(彼らは最初西部ではなく北部の山岳地帯に住み着いたので、当初は『マウンテンミュージック』などと呼ばれていました。)
やがて彼らは開拓の為に西部に移動し、そこで持ち込んだ音楽も変化してカントリーという1ジャンルに発展しました。
つまりカントリーとは、日本に於ける演歌の様な『多くの国民の認識』の上には成り立っていない、という点が上げられます。根本的には、あくまでも人種(或いは民族、若しくは出身地方)限定の音楽だという事です。
勿論現在ではポピュラー音楽は巨大産業に発展しており、聞く気が無くてもどこかで耳にする機会もあると思いますが、斯様に民族性を根本に持つ音楽であれば、『殆ど聞いた事がないし興味もない』というヒトがいても不思議ではありません。(極端な例ですが・・・いくら沖縄で有名なミュージシャンでも、本州の者はオキナワ音楽に関して殆ど知識が無いのと同じ事、でしょう。)
※そもそもカントリーがアメリカの演歌だとするなら、ブルースって何?また、ハワイアンは?(初期のデルタ・ブルースもハワイアンも近代的な12平均律で演奏されており、民謡ではありません)
カントリーと日本の演歌を結びつけること自体、ムリがある様に思います。また別の見方をすれば、建国当時から多民族国家だったアメリカでは民族の数だけ『演歌相当』の音楽があり、それらは決して国全体での演歌には成り得ない、とも言えるでしょう。
この面から考えても、カントリーを全く聞かないアメリカ人がいたとしても別に不思議でもなんでもありません。
※最後に・・・カントリーミュージックの名誉?の為に付け加えると、カントリーは決して発展のない音楽ではありません。古くはジョン・デンバーの様に、もはやカントリーだかフォークだか歌謡曲だか判らんほどカントリーミュージックを発展させているミュージシャンも大勢います。(そしてそれはブルースでも同様です。決して古い文法に則り、カビ臭い音楽をダラダラ続けているワケではありません。何らかの文法に則っているという事が『若者の音楽でない』とするなら、ハード・ロックやヘビィ・メタルでさえ年寄りの音楽になりますよ。)
・・・長くなりましたが要するに、カントリーミュージックは元々民族音楽なので聞かないヒトだって大勢いるでしょうし、ハヤリ/スタリの音楽では無いので流行に乗って爆発的に売れる事もない、しかし息が長く既に歴史もあり、民族音楽として永久に残る文化だと言えるでしょう。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
演歌との比較は全くの見当違いです。
カントリーとポップスの垣根は低く、アーティスト毎にカテゴライズされるものではなく、楽曲毎、もしくはアルバム毎にジャンル分けされるケースの方が多くなっています。
ですから、例え若者でも知らず知らずのうちにカントリー音楽に触れているのです。
例えば、今年のグラミー賞にも多くのノミネートを果たしたテイラー・スウィフトは、10代の少女に人気があるアーティストですが、音楽的にはカントリー&ポップスという括りで捉えられています。
日本でも有名なボン・ジョヴィは、前作で全曲カントリーというアルバム「Lost Highway」を発表しましたが、これが80年代の名作「Slippery when wet」以来のナンバーワンに輝いています。
他の方があげられていたミシェル・ブランチも、ソロではポップスやロックにカテゴライズされたアーティストとされていますが、The Wreckersというユニットではカントリー・デュオとして認識されています。
大御所ガース・ブルックスのような完全なるカントリー歌手の楽曲であれば、若者が聴かないということはあるでしょうが、世代を問わずカントリー・ミュージックを全く聴かないということは考えにくいですね。
No.5
- 回答日時:
アメリカに住んでいないので控えてましたが、ちょっと気になったので補足しておきます。
#4の回答者と同意見です。女性歌手のアルバムで史上最も売れたのは、カナダのカントリー歌手Shania Twainの"Come On Over"です。4000万枚を超えて売れ続けています。
自分はUSA版を買った後、International版とJapan Limited Editionをジャケ買いしたので3枚持ってますw
http://www.hmv.co.jp/product/detail/329221
人気オーディション番組のアメリカンアイドルでは、Carrie Underwoodが優勝し、グラミー賞で最優秀新人賞を獲得しました。
Dixie Chicksは2007年のグラミー賞で主要部門を総なめにしました。メディアを通してイラク戦争を批判して大騒ぎになったこともありますw
来年2月のグラミー賞ではTaylor Swiftが主要部門全てにノミネートされていて、実質的にBeyonceと一騎打ちですが、総なめにする可能性もあります。今週発表されたビルボードの年間チャートランキングでも1位を獲得しています。今年のMTV Music Video AwardではBeyonceを抑えて受賞しましたが、授賞式で事件が起きて大騒ぎになりましたw
LeAnn Rimesは13歳でグラミー賞を最年少受賞した後、グラミー受賞式の総合司会も務めたことがあります。数々のイベントで独唱しており、オリンピック開会式でも歌った国民的歌手です。
Faith Hillはアメリカの雑誌の表紙に採用される回数が第1位で、同じくカントリー歌手の夫Tim McGrawとアメリカを代表するおしどり夫婦として知られ、尊敬されています。夫婦でのデュエット曲も多いですが、最近では終始見つめ合いながら淡々と歌う"I Need You"のPVが話題になりました。
男性はテンガロンハットをかぶる人が多いですが、Collin Raye、Vince Gill、Keith Urban、Rascal Flattsなど帽子をかぶらない人は、特に美しい曲を多数歌う傾向があるような気がします。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/90981
http://www.hmv.co.jp/product/detail/652744
女性は美人で歌がうまいのが当たり前で、Shania Twain以降、ロックやポップスと融合した曲を歌う人が増えています。
最近ではダンスも得意なJulianne Houghがフットルースのリメイク映画のヒロインに抜擢されたそうです。
Garth Brooks - "The Dance" "If Tomorrow Never Come"
Kenny Rogers - "She Believes In Me" "We've Got Tonight"
Collin Raye - "In This Life"
などはアメリカ外でもポップス歌手にカバーされてヒットしています。
大御所のWillie NelsonやKenny Rogersは"We Are The World"にも参加し、途中でリードボーカルも担当していたはずです。
また、数年前にJohnny Cashの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン」がホアキン・フェニックス主演で製作されました。
カンザス出身の女性とカラオケに行ったことがありますが、Dixie Chicksを2曲とShania Twainの"Come On Over"とFaith Hillの"This Kiss"を歌っていました。聞く分にはポップスやロックでもノリノリでしたが、自分が歌うとなるとカントリー曲を選曲してしまうようでした。
従兄弟がシカゴに住んでいますが、毎年カントリーの音楽祭があって、かなりの人出があるそうです。ブルースやジャズなどのお祭りもあるそうですが、カントリーの方が楽しいようです。
カントリー特有の楽器としてドブロギターがあります。金属の共鳴板が付いていてポワーンと音が伸びます。
CDの売り上げ枚数、ビルボードなどのランキング、歌手の知名度と社会的影響力などどれをとっても日本の演歌とは比較にならないと思います。
「全く聴かない」というのは「CDを買って聞くようなことはない」という程度の意味だと思います。
皆様、ご意見ありがとうございます。
私の中でのカントリーは、全くの認識違いでした。
最初は「カントリー=若者が聞かない演歌みたいなもの」と考えていたのえ、なんでグラミー賞とか受賞しての若いお客さんの反応が
「わぁー!わぁー!」ってなるの?!と不思議でした。
カントリーとは、演歌ではなく、
「カントリー調のミュージックを歌う」と捉えれば良いんですよね?
カントリーというジャンルと言うか、
カントリー音楽を歌うPOPスターだっているみたいな.....。
ん?....あっ、ちょっとこんがらがってきました。笑。
沖縄の例を出してくれた方のがとても分かりやすかったです笑。
ありがとうございます!!!
沢山のご意見、一つ一つにお礼出来ずすみません。
まとめてここでお礼をさせて下さい。
ありがとうございました。
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