プロが教えるわが家の防犯対策術!

トランスポーターについての論文を読んでいるのですが、「高親和性」「低親和性」というワードが出てきます。
トランスポーターの親和性(affinity)とはどういうことですか?
輸送距離などに関係があるのでしょうか。
勉強不足でお恥ずかしいのですが、御教授願います。

A 回答 (3件)

>高親和性のものだけでは取り込みすぎてtoxicになってしまうのでしょうか。



そういうことだと思います。
そういう風に酵母は出来ている生物なので・・・。

>しかし外部のnutrientが豊富な状態であっても高親和性のトランスポーターが存在していればどちらにせよ取り込んでしまいますよね・・・。

それは、それぞれのトランスポーターの発現調節で説明されます。
詳しくない参考で申し訳ありませんが
http://www.tuat.ac.jp/~matsuoka/B10higashida.pdf
http://www.fruit.affrc.go.jp/seika/2006/fruit060 …

外環境 高濃度→低親和性トランスポーターが有意に発現
外環境 低濃度→高親和性トランスポーターが有意に発現

こうなるような発現調節機構が存在します。
    • good
    • 0

何をもって「機能的」と言うかです。



単純に、ある物質を輸送する能力だけに着目すれば
高親和性の方が機能的と言えます。

しかし、このように単純に機能的というと、低親和性はいらないということになります。

簡単に言うと、例えば酵母の場合、
外環境でグルコースの濃度が低い場合は、高親和性のトランスポーターよく働きます。なので高親和性の方が機能的と言えます。
逆に、外環境に高濃度のグルコースが存在する場合は低親和性のトランスポーターが働かないとうまく生存できません、
そういう意味では、低親和性の方が機能的と言えます。
状況に応じるということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なぜ低親和性のトランスポーターが存在しないと生存が難しいのですか?
高親和性のものだけでは取り込みすぎてtoxicになってしまうのでしょうか。
しかし外部のnutrientが豊富な状態であっても高親和性のトランスポーターが存在していればどちらにせよ取り込んでしまいますよね・・・。

そのあたりがどうもわかりません(汗)

お礼日時:2010/01/20 11:00

まず、トランスポーターと限定せずに



「親和性」という言葉の意味を押さえればいいと思いますが。。。

親和性とは、ある物質が他の物質と用意に結合する性質や傾向、のことです。

つまり、「高親和性」とはより強く結合する性質があるということ
「低親和性」とは結合する性質はあるがその度合いはより弱いということ
です。

なので、トランスポーターがある物質と結合することを言っているのです。
トランスポーターは、まずはある物質と結合しないと輸送しないでしょう?

そういうことです。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございます。

さらにお聞きしたいのですが、otxさんのご説明からすると高親和性のトランスポーターのほうがトランスポーターとして機能的であるということでしょうか?
重ねての質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

お礼日時:2010/01/19 17:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!