
「J.S.バッハ チェンバロ協奏曲集第2集(CD)」(カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団 アルヒーフレーベル)に録音されているBWV1060(2台のためのチェンバロ協奏曲第1番)と「J.S.バッハ チェンバロ協奏曲集第3集(CD)」(カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団 アルヒーフレーベル)に録音されているBWV1060とどう異なるのでしょうか。
CDに同封されている解説書によると前者が1970年代の録音、後者が1960年代の録音となっています。
しかし、実際聴き比べてみると、両者は同一の録音と思えるのですが。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
BWV1060のリヒターによるアルヒーフへの録音は確かに2種類存在します。
1960年代の録音は、BWV1060を基にした復元協奏曲と、2つのヴァイオリンのための協奏曲とのカップリングにてLPで発売されておりました。その後、リヒターはチェンバロ協奏曲全集を1970年頃に完成し、BWV1060も同全集の中で再録音しました。LPは両方ともかつて所持しておりましたが、当然のことながら、演奏時間等も含め両者は明らかに違う録音でした。その後、全集がCD化されたときはすぐに入手し、BWV1060の古いバージョンも収録されているとの表示があったので、凝ったCDだなあ、と感じ入っておりました。しかし、実際聞いてみると、貴殿のご指摘通り全く同一の録音のように思えます。演奏の雰囲気や楽器の音色、演奏時間などから判断して、全集用の新しい録音のほうがダブって収録されているようです(とすれば、CD製作者側のミスと考えられます)。LPはもう手元に残っていないので記憶でお話しするしかないのですが、古い録音バージョンはチェンバロの音色がより際立っていたように思います。いずれにしろ、オリジナルのカップリングで海外でCD化されていないか、調べてみようと考えております。mindray 様
丁寧なご回答ありがとうございます。
2種の録音の演奏時間が明らかに違う(LP)、ということは、やはりCD製作者のミス、ということですね。
ちなみに、言及された「二重協奏曲集」ですが、そのCDも販売され、私はそれを購入いたしました。ところが、そのCDのBWV1060についてのみ、なぜか、70年代の録音が収録されていました(復元協奏曲とヴァイオリン協奏曲と比べると、オーケストラの規模が違うのがわかります)。
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