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長男でして寺を継がなくてはなりません。しかしその寺と言うのがド田舎の小さい物でして、檀家の数も少なく兼職なしではやっていけないという物なのです。

親戚も檀家も母も皆継げというのですが、どうも私は何とも言いかねています。それというのも継ぐメリットがないからです。それだけでは生活できないのです。公務員と兼職すればと皆言いますし、実際前代はそうしていますが、私は理数力が崩壊しており教養科目を通過するのは恐らく不可能です。最近はコネ採用も淘汰されていますし、企業に入ったら継げない事など目に見えています。資格を得て事務所を開くというのも、こんな過疎地域では食いつなげません。

兼職は自分の考えられる範囲ではできませんし、継ぐメリットも考え付く限り無いです。

これはさっさと断ってはっきりさせた方がいいですよね?私も将来的に自分の利になるようなことがあって、継いで良かったと思えることが無いと辛い修行に赴く気も起きませんので。

親戚も檀家も母も恐らく世間体や、見知った人間が住職の方がいいという悪く言えば独り善がりな考え方で言っていますので(こちらのメリットが無い以上、善意でないと判断せざるを得ません)そこをどう納得させて断るか…。皆さんはどう断りますか?

また身近に企業にて兼職をしておられる住職さんが居る、或いはそういう住職さんが見ていらしたら状況やメリットをお教え願います。

寺の人間のくせに金ばかりかと思われるでしょうが、あのような厳しい修行を乗り越えてそれでも尚貧乏というのは絶対に嫌です。苦労してそこそこの大学に進学もしましたし、そう終わりたくはありませんので…。

A 回答 (7件)

>企業に入ったら継げない事など目に見えています。


質問者のお父さまは今何歳でしょうか?
独身時代の上司ですが、地元の名刹の跡取り一人息子で兼職してました。地元の中小企業に就職し普通に結婚。出張で不在なのかと思っていたら「本山で修行」だったり。「親父(現職)が元気なうちは、自分はパートタイム坊主」と得度した後も会社勤めてました。盆とお彼岸前後はお寺の仕事のために会社を休んでましたが、本人も仕事ができる人で休み前はちゃんと段取りは完了済。建築系で経営陣も地元とのつながりを重視する会社だったため兼職公認でした。当時からずいぶん時間が経ってるのでもう継いで本格的に住職されてると思います。円満に両立されてる実例もあるということで。

他の方も指摘していますが、普通お寺は個人資産じゃないのでは?住職の現職にもしものことがあって養子取るとか娘が尼さんになってとか誰も継がないのであれば本山に戻されると思いましたが…寺を継がないなら継がないで、住まいの確保や生活費など残された家族の生活費など金銭的に支える必要はあるでしょうね。「絶対継ぎたくないし地元で就職したくない」ならば、早めに手を打つ必要はあると思いますよ。姉妹がいるならお見合いで婿養子に入ってくれる人が居ないか本山に相談するとか。

檀家の立場からすれば質問者が大学行く学費や生活費も元々檀家から出たお金。「学費は奨学金で自力で払う。絶対継がない」位の覚悟でないと納得しないと思います。
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この回答へのお礼

まず私の説明不足でかなりの誤解をさせてしまったことを深く謝罪いたします。申し訳ありません。

説明させて頂きます。私の父は寺を継いでおりません。その代の後継関係のゴタゴタでついに継がなかったのです。現住職は私の祖父です。
父に関しましては地元の中で比較的大きな企業(本社は東京)の部長をしております。私の学費に関しましてはそちらから出ているため、寺は関係ありません。両親とも住まいの確保も既にしてあります。継がなくても問題は生じない環境にはあります。

兼職されている例もあるのですね…。非常に稀有な例とお見受けします。が、やはり誰にでも許されるのではなくたまたまのようですね。

何と断ったらいいか…。

最後になりましたがご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/26 14:32

聖職者という立場からあなたの現在の境遇は大変お悩みかと思われます。



お寺の場合は宗派によっては「女性僧侶」を認めてないところがあるだけに、兼業していかなくてはいけないところは神社のように奥さんが普段は神主をやってて旦那さんは名目上で普段はサラリーマンという事が出来ない所がありますね。
兼業するとなるとかなり自分に圧し掛かってくるものがあるでしょう。

私は跡継ぎではないのですが、一応兼業神主をやっています。
神社の運営や氏子さんとの関わりがなくともやはり会社員しながらやるのは正直きついです。
勤めている会社も自分とは無関係な所なんで有休をとるのもなかなか難しいです。
これで跡継ぎだったら多分倒れますね。

また、知り合いの神社の跡継ぎの方が兼業していますが彼の場合は自分の所の神社と関わりの深い企業に勤めているので、跡を継いでも色々融通がきくようです。
兼業していくとなるとそういった融通の企業に勤めるしかないですね。

あなたの家族や親戚が跡継ぎを強く希望しているのならば上記の友人のように融通の効く企業を確実に斡旋してくれるかどうか聞いてみたらどうでしょうか?
足元を見ているようで嫌らしい聞き方ですが、それすら出来ないで(不確実で)跡を継げとは無茶苦茶な話ですよね。
あなたの話を読む限りでは家族や親戚、檀家の方達の話は夢物語にしか聞こえません。
跡を継いでもらいたいならそれくらいの事をやってもらわなくては跡を継ぐ方も嫌になります。

あなたのおじい様は継がなかった場合の後継者を考えているという事ですので、あなたに無理はさせたくないと思っているかと思います。
おじい様の恩の為多少迷いはあるかと思いますが、あなたの事を思って後継者を考えていると思われますので、あなたが跡を継ぐのが嫌ならはっきり断ったほうがよいでしょう。
おじい様も多少はがっかりするでしょうが、きっとその方が安心するかと思います。

最後にですが、「寺の人間のくせに金ばかり」との事ですが、聖職者でも人間です。霞を食べて生きているわけではありません。やはり最低限のお金は必要です。
傾きかけた神社を建て直した宮司さんが言ってましたが「金が無いことには神事なんか出来ない。いくらご利益あると言っても屋根に草の生えたボロ神社じゃ誰もお参りなんか来ない。ご利益を形で表さなければムリだ。それには社殿を綺麗にして運営していかなくてはいけない。それが遠くから来た参拝者や神様に対する精一杯のお気持ちだ。」
お寺も同じようにお金が無いことには仏事は出来ません。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。同じような立場の方の回答は非常に参考になります。

融通の利く会社という物は檀家ではあまり聞きません。少数檀家ですし、あったとしても小さいものでしょう。
公務員へのコネというのは無いのかと祖父に聞きましたが、やはり無理なようですね。そういうものが許されていいとは思いませんが、落胆はしました。

祖父は常に私の望む将来を考えてくれています。後継者を定めているのもその為でしょう。がっかりさせてしまいますが…仕方ないですね。決意しました。このことは祖父と私以外全て無視して決めます。私が大学在学を終え、望む未来に対して少しでも進歩できていたら断ることにします。

皆様どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/02/27 13:19

>そんな私でも現住職の祖父には非常に幼少から良くしてもらっていますので、親戚や親のことは関係なく、ただ祖父への恩のために少々迷いもあるのです。


>跡取りに関しましては、私が継がなかった時のための後継者も手配されているということをちらっと聞きました。

それではもう、あなたと現住職が話し合って決めること以外のなにものでもないのではないでしょうか。
そこで結論が出たならばもし檀家の方々に苦情があったとして
物申されるべきはあなたではなく現住職ですから、
檀家にあなた自身の進路に口を挟まれる筋合いは無いと思います

ただ、やはりあなた自身の人生計画が
はっきりと具体的に掲示できることを求められるだろう
という私の考えは変わりません
必要とされているけれども、嫌だから継がないという視点は傍目にあまり気分の良いものではありませんから
私はこの道を進むので、あなた達の希望にはこたえられない、とするのが望ましいです

あと、私も祖父と仲が良かった派なので一言
あなたの話されている内容は要するに「先代が亡くなった後」の話です
住職と檀家に求められる結びつきは並大抵のものではありませんから
あなたのモチベーションの寄りかかる先が「祖父との関係」のみであれば
その死後にも自分の価値観を強く支配するぐらい強力でなければ続かないと思います
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この回答へのお礼

そうです、確かに本来であるなら私が祖父に返事をすれば済む訳です。しかしこれに周囲の思惑が混ざってくるからややこしくなるのです。

人生計画ですか。色々と目指している事はあります。ただ、まだはっきりはしていません。ロースクールに行くか、企業につくか。現状ではどちらでもTOEICの高スコアが必要なので英語を勉強しているということくらいしかありません。簿記は取りたいとも思っていますが将来に関係があって取る訳ではありません。

祖父の死は強いモチベーションにはなりえません。ただ継ぐと言う前提で理由を述べるなら、祖父の為というだけです。

お礼日時:2010/02/27 13:13

お寺を継がれる意思がないのであれば、早めにそれを表明されることでしょう。


あなた以外に跡取りはいらっしゃないのでしょうか?
いらっしゃならいのであれば、早めにはっきりさせないといけません。
お寺は住職個人の持ち物でないことはご存知ですよね?
浄土真宗以外の宗派であれば、住職が亡くなられたときに後継ぎがいなければ残された家族が寺を出なければならないことも多いですから。
浄土真宗であったとしても家系相続が前提ですから、身内から他の住職候補を探さなければなりません。

失礼ながら、もともと住職には向いていない性格だと思われますので、早めに態度をはっきりさせて
次の住職を探すことをしていただいたほうがいいように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私以外の跡取りは身内には居ません。寺が個人の持ちモノで無いことも重々承知していますので私たちは寺の敷地内に住んでおりません。

確かに私の性格はこうした所謂聖職には向いていないでしょう。拝金主義とよく親に言われるのですが、何事も利を考えて行動してしますのです。
そんな私でも現住職の祖父には非常に幼少から良くしてもらっていますので、親戚や親のことは関係なく、ただ祖父への恩のために少々迷いもあるのです。

私にできる範囲で寺と共存できるのであればそれもまた良いだろうとも思っていますが、それが見つからないので「じゃあ断るしかないか」と思った次第です。

跡取りに関しましては、私が継がなかった時のための後継者も手配されているということをちらっと聞きました。

お礼日時:2010/02/26 14:24

このような金を云々するしなければならないこと自体がその教えがあやまっていると思いませんか。



その仏教宗派が正しいのであればその宗派内で問題解決できるはずでしょう。

出来なのであればもうその教えは現代に合わないものと言うことを釈尊は教えているのです。

結論として寺はやらなくてはいいと。そう悟れませんか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

後継者不足の問題と言うのは知っていますでしょうか?何百という寺が空いているのです。宗派内でどうこうもできないでしょう。

>結論として寺はやらなくてはいいと。そう悟れませんか。
私は寺をやるべきかやらぬべきかを尋ねて居ますか?疑問符がついている個所を本文から探してください。こういっては失礼ですが、質問を詳細に読まないであたかも「こう考えるのが当然だ」などという書き方はされない方がよろしいかと。

お礼日時:2010/02/26 11:15

そっち系のことは実はサッパリわかりません。


お寺って貸し出すなんて出来ないのでしょうか。
債権化で小口ファンドにして資金調達して事業を継続なんてできないのでしょうか。
宗旨宗派(他宗教含む)の垣根を飛び越えてしまうなんてできなのでしょうか。
宗教法人格のレンタルやリースなんて出来ないのでしょうか。

そんなの「出来ない」と言うのは簡単ですがやるなどうするのか考えないとどうにもならないと思います。
自分で考えると大変ですが、ビジネスのアドバイスをする専門家に聞いてみるの良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

貸し出しは…どうなのでしょうね。一つの考えは、定年退職まで他の人間に任せて、定年退職、或いはそれに準ずる何かになった時に後を継ぐという考え方なのですが、これでは引き継ぎも滞るでしょうし、今までの職務内容がわからないので地元の人間に迷惑をかけます。流石に私の独り善がりですし、どうかとも思っています。

ただまぁ。寺と言うのは正確には自分達の持ちモノじゃなく「檀家の物」なんですよね。共同出資で建設していますので。そこをファンドだのなんだのやったら追い出されるかも知れません。

お礼日時:2010/02/26 11:09

私個人が相談に乗れるわけではないので書き込むのも恐縮ですが、


宗派の総本山、のようなところはそういった相談には乗ってもらえないのでしょうか?
素朴な疑問です。

日本の宗教もまた特殊な状態にあるのでなんとも言いがたいですが、
聖職者がその仕事に就く理由は「本人の信心」以外に有り得ないような気がするのは
私がそういった世界を全く知らないからでしょうか

跡継ぎであると完全に決定してあるならば、
幼少の頃からそういった教育がなされているべきでしょうし、
義務教育を終えるあたりで本人の将来を踏まえた意思確認も行われて置くべきだったと思います
何故今更そんな話を…というのが正直な感想です、ごめんなさい

とりあえず仏門に関係ないレベルの話で
「これはいやだ」と言われるのと「こっちがいい」と言われるのでは説得力が違います
特に他に具体的な将来の希望が無いまま断っても、甘えているようにしか見えないでしょうから、
自分が何をして生きていくのかはっきりと計画を立ててそれを提示するべきでしょう
少なくとも「お寺の長男」が跡を継ぎたくないというのであれば
具体的な代替案をきちんと考えておく責任があると私は思います
この点は世間のお気楽な若者とは一線を画したあなたの義務ではないですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>宗派の総本山、のようなところはそういった相談には乗ってもらえないのでしょうか?
総本山への相談は考え付きはしませんでしたが、彼らとて昨今の寺の後継ぎ不足に頭を悩ませている方々ですので特別な温情などは有り得ないと思っております。

>聖職者がその仕事に就く理由は「本人の信心」以外に有り得ないような気がするのは
>私がそういった世界を全く知らないからでしょうか
無論本来はそうあるべきです。そうあるべきですが、やはりそれは「生活することができること」前提ではないかと思います。

>何故今更そんな話を…というのが正直な感想です、ごめんなさい
というのはですね。今の代が「継ぎたくなきゃ継がなくていい」という考えなのです。つまり私を継がせたいのは父と祖父を除いた周りの人間なのです。それらに対してどうするのかということですね。

>将来の希望
まだ決まっては居りませんが、司法試験を受けたいので、とりあえず法科大学院へ進学したいと思っています。いくつかやりたいこともあります。

>具体的な代替案をきちんと考えておく責任があると私は思います
この点は祖父がきちんと準備をしてあります。私がしなければならないのは人々を納得させることなのです。

お礼日時:2010/02/26 11:06

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